2023年4月29日・30日に大阪で開催された「ロハスフェスタ万博2023 春」
その「ロハスフェスタ万博2023 春」に、24時間体制の訪問介護事業を展開する「土屋」が協賛企業として出展。
今回は、「土屋」が行うSDGs事業の取り組みを紹介します。
「ロハスフェスタ万博2023 春」土屋 協賛企業として出展
2023年4月29日・30日に大阪で開催された「ロハスフェスタ万博2023 春」
その「ロハスフェスタ万博2023 春」に、24時間体制の訪問介護事業を展開する「土屋」が協賛企業として出展。
現在、「土屋」のSDGs推進部では取り組みの一つとして傘下の就労継続支援B型事業所「あぐり工房 土屋」の作品販売やリサイクルパネル材PANECOの製品化、障害者の方のQOLを高める取り組みを行っています。
障害者の就労拡充を見据え、ソーシャルビジネスの事業サイクルを作り、持続可能な企業の一形態を提案・実践しています。
今回のロハスフェスタは、就労しているクライアントを応援することが出展の目的の一つでした。
大阪という多くの人が集まる場で、クライアントが作品を直接販売し、その反応を実感することは、今後の就労に向かう際の大きなモチベーションに繋がります。
このような場を継続的に設けることは、クライアントの就労充実度を上げ、質の高い作品を目指して生産性を上げていくプロセスとも言えます。
今後、土屋として取り組んでいく長期的な目標は、SDGsにあるいくつもの目標やターゲットを組み合わせ、福祉を中心とし、様々な問題・課題を解決していくことです。
「ロハスフェスタ万博2023 春」では、主にSDGs事業の取り組み3つが行われました。
あぐり工房 土屋「さをり織り」「竹炭・竹灯籠」の販売
三重県名張市にあるあぐりの利用者が制作した、さをり織りのポーチやストールを販売。
また、竹害解消の一手として、あぐり敷地内にある竹林から枯竹を切り出し、土中で燃やし炭化させた竹炭や、竹にドリルで様々な模様を刻んだ竹灯籠の販売も行われました。
あぐりでは、敷地内に防災キャンプ場の設置を計画しており、この収益は利用者と地域住民のための災害時避難先となる同キャンプ場の整備に充てられます。
土屋では、あぐりの運営を通しESの向上と経済活動の増益のバランス、地域貢献に取り組んでいます。
SDGs推進部・防災委員会作成「災害対策パーソナルBOOK」の紹介
2022年、SDGs推進部と防災委員会により作成された「災害対策パーソナルBOOK」は、クライアント(利用者)それぞれの障害や住環境に沿って災害時対応を作成する、個別避難計画書です。
クライアントを中心に医療・行政・地域住民との災害時シミュレーションや避難訓練を進め、関係者や地域の連携を強化することで防災への意識を高め、クライアントとアテンダント(ヘルパー)の命を守ることを目的として、全クライアント宅に配置されました。
この取り組みが、2023年4月に発表された内閣官房による第9回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)にて高い評価を受け、準グランプリ・金賞を受賞しました。
PANECO(R)を使った製品デザイン・コンテストの作品展示
2023年4月に社内公募された「SDGsコンテスト PANECO(R)を使った製品デザイン」の優秀作品を展示。
使わなくなった布・服・靴等を循環資源として有効利用し、製造されるパネル材PANECO(R)。
多数の製品デザイン案の中から「猫ご飯台」が優秀作品に選ばれました。
優秀作品については今後、商品化し、土屋ブランドとして販売も提案されています。
「ロハスフェスタ万博2023 春」に出展した「土屋」SDGs事業の取り組みの紹介でした☆