1,500名の女性を対象に調査!本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2022」レポート

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日本能率協会総合研究所が、一都三県に居住する20~79歳の既婚女性および20~39歳の未婚女性を対象に「食卓のトレンド」をテーマとした自主企画調査を実施。

今回は「家庭の食卓トレンド調査2022」の調査結果を一部抜粋して紹介します。

 

本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2022」レポート

 

調査名 :JMAR生活者調査レポートシリーズ

家庭の食卓トレンド調査2022

調査期間:2022年11月14日(月)~2022年11月25日(金)

調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」

一都三県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)に居住する

20~79歳の既婚女性(主婦)および20~39歳のシングル女性

調査方法:郵送調査

回答者数:1,500名

年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収

調査購入の案内

《新しい味編》・定価450,000円(税別)・MDBメンバー価格420,000円(税別)

《野菜編》  ・定価450,000円(税別)・MDBメンバー価格420,000円(税別)

《魚・肉編》 ・定価350,000円(税別)・MDBメンバー価格320,000円(税別)

《まとめ編》 ・一律120,000円(税別) ※いずれか1編購入すると購入可能

4編セット  ・定価1,270,000円(税別)・MDBメンバー価格1,180,000円(税別)

問い合わせ 担当 : 山口、荒木

TEL : 03-3578-7607

FAX : 03-3432-0109

Email: [email protected]

 

日本能率協会総合研究所が、一都三県に居住する20~79歳の既婚女性および20~39歳の未婚女性を対象に「食卓のトレンド」をテーマとした自主企画調査を実施。

世界各国&ご当地のメニュー・調味料・食材についてを捉える《新しい味編》、野菜・魚介類・肉類についての生活者の消費意識・実態、品目別のイメージ・使用実態を捉える《野菜編》《魚・肉編》、および《まとめ編》の4編で様々な角度から「食卓のトレンド」を捉えます。

なお、本調査レポートは有償にて販売されています。

 

【調査結果1】世界各国料理の喫食率が幅広く増加。特に韓国料理は7割を超える

 

Q. 次にあげる各国の料理について、レストランや海外旅行先等であなたが食べたことがあるものは?(複数回答)

 

図表1

 

世界各国の料理について喫食率(食べたことがある人の割合。家庭の食卓かどうかは問わない)を確認したところ、12カ国の料理が前回調査(2019年)と比べて5ポイント以上増加。

特に韓国料理は喫食率7割を超え、定番の海外料理となりました。

「スペイン料理」は、前回調査から10ポイント程度増加し、2022年調査で初めて5割を超えました。

その他「ハワイ料理」「トルコ料理」等、幅広い国の料理が増加傾向。

 

【調査結果2】家庭の食卓へ世界各国料理の浸透が進む。洋風メニュー・韓国メニューの伸長目立つ

 

Q. 次にあげるメニューについて、あなたのご家庭で食べたことがあるものは?(複数回答)

※テイクアウト・出前等を含みます。手作りかどうかは問いません。

図表2

 

世界各国料理の喫食率が増加している傾向は、「家庭の食卓での食事」に限定した場合も同様です。

特に喫食率の増加が目立つメニューは、「スパゲティボロネーゼ」「アヒージョ」「汁なし担担麺」「キムパブ」「チョレギサラダ」「チヂミ」「ナムル」「プルコギ」等で、「スパゲティボロネーゼ」は2016年以降、大きく増加しており、2022年調査で6割を超えました。

「アヒージョ」は外食メニューとして定番化しつつあるが、家庭内のメニューとしても前回調査と比べて10ポイント以上増と大きく伸長しました。

「チョレギサラダ」は2016年以降増加を続けており、また「キムパブ(韓国風のり巻き)」は前回調査と比べて10ポイント以上増加していることから、韓国系メニューの浸透が目立ちます。

 

【調査結果3】家庭料理の傾向として、和風嗜好が弱まっている

 

Q. お宅で食べる料理は?(単一回答)

 

図表3

 

自宅で食べる料理の傾向を「和風」「洋風」「決まっていない」でわけたところ、「どちらかというと和風が多い」の和風嗜好は、2010年当時5割を超えていましたが、2022年調査では4割を下回りました。

和風嗜好は減少が続き、「あまり決まっていない」が5割弱と増加傾向。

自身の料理が何料理なのか、明確に意識していない人が増加している可能性も推察できます。

 

【調査結果4】魚介類メニューの食卓への登場頻度は減少が続き、6割半が魚介類不足を認識

 

Q. お宅の食卓に魚介類メニューが登場する頻度はどのくらいですか。(単一回答)

 

図表4-2

 

食卓における魚介類メニューの登場頻度は、週に2~3回程度が4割強、週に1回程度が2割半だでした。

時系列でみると、魚介類メニューの登場頻度は減少が続いています。

 

Q. お宅の食卓は魚介類が足りていますか。(単一回答)

図表4-1

 

 

また、魚介類の過不足感は、「足りている 計」34.6%に対して、「不足している 計」は65.3%であり、6割半の既婚女性は魚介類が不足していると感じています。

何らかの理由で魚介離れが進み、それに連動して「魚が不足している」という意識があるようです。

 

【調査結果5】和風調味料「白だし」は認知・購入経験・使用・使用意向いずれも増加傾向

 

Q. 次にあげる和風調味料について、買ったことのある和風調味料は?(複数回答)

Q. 次にあげる和風調味料について、お宅でよく使っている和風調味料は?(複数回答)

図表5

 

多くの和風調味料は、認知・購入経験・使用・使用意向に関して大きな時系列変化がみられない結果になりました。

そのような中で、「白だし」は認知・購入経験・使用・使用意向いずれでも増加傾向。

特に、購入経験と使用は前回調査と比べて10ポイント以上増加と、順調に推移しています。

また、「白だし」の特徴として、使用率の割合が、特定の年代に偏っておらずいずれの年代でも同程度使用されています。

これは、「醤油」「めんつゆ」といった必須調味料と同様の傾向で今後の伸びに期待できます。

 

JMAR生活者調査レポートシリーズ 家庭の食卓トレンド調査2022の一部抜粋して紹介しました。

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