芝浦工業大学は、企業と大型の共同研究を行う「共同研究講座制度」を2023年度から導入。
共同研究講座は、芝浦工業大学が100周年を迎える2027年に向けて研究力のさらなる強化を進めることを目的とした講座です。
今後、本制度を活用して企業との連携を深め、共同研究講座を増加させることにより本学の技術シーズが社会実装されることが目指されます。
芝浦工業大学「共同研究講座制度」
芝浦工業大学は、企業と大型の共同研究を行う「共同研究講座制度」を2023年度から導入。
共同研究講座は、芝浦工業大学が100周年を迎える2027年に向けて研究力のさらなる強化を進めることを目的とした講座です。
すでに民間企業2社との共同研究講座が設置されています。
これまで、学内の研究者を主体として多くの企業と大小様々な共同研究を進めてきました。
しかし、今後、研究成果の社会実装をより一層促進するためには、大学と企業が双方の研究者だけでなく、組織としてお互いが持つ課題を共有する仕組みが必要です。
それらの課題解決に向けて具体的な出口を見据え、長期的に大規模な研究プロジェクトを進めるなど、より効果的な取り組みを実現するために共同研究講座が設置されました。
共同研究講座では、企業等から受け入れた資金を活用して、大学内に研究組織を設置。
大学と企業等に共通する研究課題について、対等な立場で共同して研究を行う制度です。
企業との間で設定した研究課題に両者の組織で取り組み、複数年度にわたる比較的大規模の共同研究に適した制度となります。
そして、企業研究者が本学で博士学位を取得することも可能です。
また、産学官連携コーディネーター(CD)や、リサーチ・アドミニストレーター(URA)が共同研究の実施、外部資金獲得や知財管理等を支援することで円滑な運営を行うことができます。
また、2023年5月26日には共同研究講座セミナーが実施される予定です☆
芝浦工業大学が2023年度から導入した「共同研究講座制度」の紹介でした☆