リファインバースグループは、これまで活用されにくかった鳥の羽根「フェザー」を原料とし、その主成分であるタンパク質「ケラチン」に特殊な加工を加えた新しいバイオ素材「ReFEZER」を開発しました。
リファインバースグループ「ReFEZER」
リファインバースグループは、これまで活用されにくかった鳥の羽根「フェザー」を原料とし、その主成分であるタンパク質「ケラチン」に特殊な加工を加えた新しいバイオ素材「ReFEZER」を開発しました。
鳥の羽根は畜産の副産物として、世界中で大量に発生しています。
そのごく一部は、寝具や衣料、肥料・飼料の原料になっているものの、すべてが活用されているわけではありません。
リファインバースは、この羽根の主成分であるタンパク質「ケラチン」に着目し、独自に開発した技術により、高付加価値なバイオ素材に生まれ変わらせました。
バイオ由来の素材は様々な開発が進められていますが、いずれも石油由来プラスチックと比べると大幅なコスト高になることが課題でした。
「ReFEZER」は、これまでにリファインバースグループが培ってきた独自の微粉砕技術とバイオテクノロジーを融合し、石油由来プラスチックに対して十分なコスト競争力を持った新しいバイオ素材です。
窒素を多く含むタンパク質「ケラチン」を原料としているため、分解されて植物に必要な栄養となり土壌を豊かにします。
「ReFEZER」は、環境に優しい生分解性も大きな特徴の一つです。
一般的な生分解性プラスチックは、分解する条件が限られていましたが「ReFEZER」は土壌中や海洋でも生分解性を発揮します。
この特徴により、ReFEZERはマイクロプラスチック問題の解決に貢献します。
リファインバースグループが開発したバイオ素材「ReFEZER」の紹介でした☆