松栄堂は、日本のお香文化を紐解く書籍「香が語る日本文化史 香千秋」を2023年2月25日に出版。
2001年に刊行した「香千載」を大幅に増補改訂したもので、多くの資料を通じて、日本のお香文化へ多角的にアプローチする一冊です。
松栄堂「香が語る日本文化史 香千秋」
価格:1,980円(税込)
発売日:2023年2月25日
松栄堂は2001年に刊行した「香千載」を大幅に増補改訂した「香が語る日本文化史 香千秋」を出版。
多くの資料を通じて日本のお香文化へ多角的にアプローチし、日本のお香文化を紐解く書籍です。
「香」を軸に日本の文化史を通覧する、ユニークな構成の一冊に。
お香の歴史や、平安貴族が作った香り、戦国大名とお香の関わりなど、江戸時代から十二代続く京都の香老舗に生まれた著者が、100年ごとに時代を追って、香を軸に日本文化を見つめます。
典雅な香道具や歴史的資料など、豊富なカラー図版も見どころ。
視覚的にも理解を促進する内容になっています。
巻末には「源氏香図・系図香図・三種香図」一覧つきです。
さらに、これまでの関連書籍にはなかった「日英文併記」により、日本の香りに関心の高い国内外の読者も楽しめる一冊になっています。
新書籍発刊記念展「香千秋」
会期:2023年3月28日(火)~4月18日(火)
場所:松栄堂 薫習館
松栄堂本店に隣接する小さな香りの博物館「薫習館(くんじゅうかん)」で開催する記念展。
本書に登場する香道具の展示をはじめ、手に取って本書を見ることができます。
薫習館では他にも、貴重な天然香料の香りを体験できるスポットや、お線香作りのジオラマ展示など、日本のお香にまつわるさまざまな企画が展開されています。
匂い香づくりワークショップ
価格:1,980円(税込)
会期:2023年4月17日(月)・18日(火)
場所:大垣書店(京都市) 京都本店イベントスペース「催」
詳細・申し込み: 松栄堂ウェブサイト
タブレット状の原料を自由に組み合わせて、オリジナルの香りを作るワークショップ。
仕上がった香りはカラフルな巾着袋に入れて、匂い袋として持ち帰ることができます。
「香」を軸に日本の文化史を通覧する、ユニークな内容の一冊。
松栄堂から出版されている「香が語る日本文化史 香千秋」の紹介でした!