Webメディア運営支援事業を展開する「エモーショナルリンク」が実施している、起業家・大学教授の方々にビジネスのヒントを伺うインタビュー企画「EMOTIONAL LINK」
今回、現代広告における心理学の活用のされ方について警鐘を鳴らす、九州大学 妹尾武治(せのお たけはる)准教授へのインタビュー記事「近い将来、人間心理を利用しての広告戦略は終焉を迎えさせねば、社会をそこに行かせねばならないと思う…」が公開されました。
エモーショナルリンク「九州大学 妹尾准教授 インタビュー記事」掲載
インタビュー記事:https://emotional-link.co.jp/seno-prof/
現代の広告について警鐘を鳴らす、知覚心理学をご専門とされる妹尾先生。
極端かもしれませんが、現代の多くの広告は心理学を利用して消費者に嘘を信じ込ませ、企業に利益をもたらしているのではないかと考えています。
例えば、ウイスキーを売り出している会社AとBがあって、商品価値でBの方が劣っているとして、それでも、広告やデザインでBの方に人が流れるなら「それは『嘘』だ」という見方を持つ方々がいたとしても不思議ではありません。
スーパーやレストランでは、客単価と滞在時間をBGMのパターンで調整できることや、サブスクリプション型サービスの「初めの1ヶ月は無料!」という謳い文句も人間の「現状維持バイアス」という心理作用を巧みに利用。
こうした儲けのエビデンスは多くの心理学の論文によって提供されてきたのです。
しかし結局、自分が提供したいものの本当の魅力が正しく伝わり、それによって構築された関係性こそが、もっとも長続きし、そして自分と相手双方に幸せをもたらすのではないでしょうか。
であれば、自分を大きく見せたり、一時的に過剰な利益を産むような「心理テクニックの利用」は愚かであり、事実、昨今ではそうした広告のあり方に変化の兆候が見えていると妹尾先生は述べます。
インタビュアーを務めたのは、エモーショナルリンク代表の佐藤 直人(さとう なおと)氏です。
今回のインタビュー記事は、まずは広告のイメージ戦略が盛んな現代、自分にとって本当に価値あるものを見極める目を養うきっかけを掴んでいただければとの思いが込められています。
競争過多な現代の広告戦略に疲弊している経営者・ビジネスマンの皆さんが、新たな広告戦略のヒントをつかむことができるインタビュー記事。
エモーショナルリンクが掲載した「九州大学 妹尾准教授 インタビュー記事」の紹介でした。