日本児童養護施設財団が制作したアニメ「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」が公式YouTubeチャンネルで公開決定。
「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」は、児童養護施設を題材としたショートアニメです。
児童養護施設を出る子どもたちの現状を1人でも多くの人に知ってほしいという想いから制作されたアニメーションを紹介します☆
日本児童養護施設財団「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」
日本児童養護施設財団が制作したアニメ「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」が公式YouTubeチャンネルで公開決定。
「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」は、児童養護施設を題材としたショートアニメです。
このアニメは、元施設出身の漫画家・鈴峰あおいさんが描く児童養護施設を題材とした脚本がきっかけとなりました。
交通事故で両親を亡くし、施設生活することになってしまった中学生の女の子。
亡くなった両親のためにヴァイオリニストを夢みていたが、金銭的な理由により夢を諦める決意をします。
そこに現れたのが宇宙からやってきた『もっち~』です。
女の子がもっち~と出会ったことにより彼女の未来が変わる物語になっています。
実際の施設でも、このような入所理由をもつ子どもたちがいます。
現場職員の切実な願いは『彼女の夢を叶えさせてあげたい』と思うのですが、実際はそう上手くはいきません。
脚本にはそんな職員の想いを、もっち~というキャラクターに写し、支える大人が近くに居れば『夢を諦めなくていいんだよ』というメッセージを強く訴えかけています。
鈴峰あおいさんの描く脚本に強く心を打たれたのが、元カートゥーン ネットワークの山田泰之さんです。
山田泰之さんは、誰もが知っている世界的に有名なアニメの制作を担当するなど、クリエイターとして幅広く活躍しています。
山田泰之さんによって完成されたアニメは、脚本のメッセージ性を強く引き出し、笑いあり涙ありの思わずほっこりしてしまう作品となっています。
「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」ストーリー
焼きもっち星から宇宙船が故障して地球にやってきた『もっち~』(女の子)が、たまたまえみちゃんと出会います。
もっち~がえみちゃんに街を案内してもらっている時に、児童養護施設で生活していることを知ります。
高大一貫校に通いたい、えみちゃんが抱く夢はヴァイオリニストです。
費用がたくさんかかるため諦めていたえみちゃんに対し、もっち~が解決方法(支える大人の輪)を見いだすアニメ動画となります。
児童養護施設を題材としたショートアニメ。
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルにて公開される「えみちゃんともっち~『雨があがったら』」の紹介でした☆