エールフランスKLMグループ、エールフランスグループ、KLMオランダ航空が、2030年までのCO2排出削減目標を制定。
そのCO2排出量削減目標が「SBTi(Science Based Targets initiative)」に承認されました。
エールフランス航空・KLMオランダ航空「CO2排出削減目標」
エールフランスKLMグループ、エールフランスグループ、KLMオランダ航空が、2030年までのCO2排出削減目標を制定。
エールフランスKLMグループおよびグループ各社は、2030年までに「Well to Wake(生産から使用に至るまで)」温室効果ガス排出スコープ1および3を2019年を基準年として収益トンキロメートル(RTK)あたり30%抑制するなど、透明で責任ある環境フットプリント削減対策に取り組んでいます。
今回、グループによるスコープ1および3の削減目標がSBTiにより承認。
2015年のパリ協定で定められた『世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑えることを目指すもの』に求められる水準と整合していることが認められました。
エールフランスKLMグループは脱炭素化目標の達成に向けた3つの指針を「デスティネーション・サステナビリティ」として包括。
環境に対する企業の責任に取り組んでいます。
主な指針として、2028年までにグループの保有機材の64%を、CO2排出量20~25%の削減効果が見込める新型航空機に更新することを目標に設定。
持続可能な航空燃料(SAF)の使用を目標に、食糧や動物用飼料と競合しない産業廃棄物または一般廃棄物を原材料とする航空燃料が採用されます。
さらにシングルエンジンでのタキシング、連続降下などを取り入れ、フライトオペレーション由来の排出抑制を推進。
これにより、グループが掲げた2030年までの排出削減目標は、パリ協定で決定された「2℃を大幅に下回る」目標に沿っていることが承認されました。
「SBTi(Science Based Targets initiative)」に承認された、エールフランス航空・KLMオランダ航空の「CO2排出削減目標」の紹介でした☆