京都府立堂本印象美術館は、コレクション展「音のハーモニー -印象が奏でる風景-」を、2022年12月17日(土)から2023年3月26日(日)まで開催。
初期から晩年までの、音や音楽を感じることができる作品が、一堂に展示されます。
京都府立堂本印象美術館「音のハーモニー -印象が奏でる風景-」
価格:一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円
※( )は20名以上の団体料金
※65歳以上の方(要公的証明)および障害者手帳を提示の方(介護者1名含む)は無料
開催期間:2022年12月17日(土)-2023年3月26日(日)
ギャラリートーク開催日:・2022年12月25日(日)14:00~
・2023年3月18日(土)14:00~
ギャラリートーク場所:2階展示室
「第4回野外いけばな展 -京都新世代いけばな展関連事業-」価格:無料
「第4回野外いけばな展 -京都新世代いけばな展関連事業-」開催期間:2023年2月23日(木・祝)〜2月26日(日)
「第4回野外いけばな展 -京都新世代いけばな展関連事業-」場所:京都府立堂本印象美術館 庭園
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
主催:京都府、京都府立堂本印象美術館、京都新聞
助成:一般財団法人地域創造
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を変更する場合があります。来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。
京都府立堂本印象美術館は、コレクション展「音のハーモニー -印象が奏でる風景-」を、2022年12月17日(土)から期間限定で開催。
大正時代の小唄絵や、昭和時代初期の宗教画、戦後の抽象画など、音や音楽を感じることができる多様な作品が展示されます。
視覚だけではなく、音を作品に込めることも大切にし、製作した「堂本印象」。
また、後年には《交響》に代表されるように、音楽作品からインスピレーションを得たり、音楽的な要素を作品に取り入れるなどの表現も行われました。
本展では、初期から晩年までの音や音楽を感じることができる、様々な作品を一堂に展示。
音が交錯しているさまを、黒色の線の濃淡と色彩のみで表現した印象の抽象画の代表作「交響」(1961年 第4回新日展 京都府立堂本印象美術館蔵)や、
京の旦那衆の間で流行った小唄を題材に、肉筆浮世絵風に描いた大正時代の「小唄十二月 卯月」(1922年 京都府立堂本印象美術館蔵)、
貴公子たちが楽器の演奏などを興じる様子を華やかに描いた「公子行絵巻」(1925年 京都府立堂本印象美術館蔵)などの作品が展示されます。
そのほかにも、富貴寺本堂の壁画に描かれた「薬師浄土」(1930年 京都府立堂本印象美術館蔵)や、
曲線美が美しい「八部衆(下絵)大阪四天王寺宝塔内壁画 乾闥婆」(1939年京都府立堂本印象美術館蔵)なども。
また、2匹の鷲を雄大に描いた「爽籟高清(右隻)」(1940年 第3回東丘社展 京都府立堂本印象美術館蔵)と、
「爽籟高清(左隻)」(1940年 第3回東丘社展 京都府立堂本印象美術館蔵)も展示されます。
カラフルな色使いと、音楽のモチーフが散りばめられた「聖歌」(1969年 第26回東丘社展 京都府立堂本印象美術館蔵)も見ることができます。
その他にも、初期から晩年までの音や音楽を感じることができる、多様な作品を一堂に展示。
芸術の世界に、目や耳で浸れるイベントです。
音楽を感じることができる作品のコレクション展。
2022年12月17日(土)から期間限定で開催される、京都府立堂本印象美術館「音のハーモニー -印象が奏でる風景-」の紹介でした。