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第8弾は、久留米の「大砲ラーメン」!新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」プロジェクト

投稿日:2022年11月23日 更新日:

2024年に30周年を迎える「新横浜ラーメン博物館」のアニバーサリーへ向けたプロジェクト「あの銘店をもう一度」

札幌「名人の味 爐」に続く第8弾は、2022年11月25日(金)から12月15日(木)までの3週間、久留米の「大砲ラーメン」が出店します☆

 

新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」

 

 

2024年に迎える30周年への取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を2022年7月1日(金)にスタートさせた「新横浜ラーメン博物館」

札幌「名人の味 爐」に続くプロジェクト第8弾は、久留米の「大砲ラーメン」が出店します。

「大砲ラーメン」は、九州ラーメン発祥の地「久留米」を代表する老舗で、「呼び戻し」スープ発祥の店です。

前回は、2009年12月19日から2013年1月14日までの間、「新横浜ラーメン博物館」に出店しました。

 

久留米「大砲ラーメン」のラーメン

 

 

大砲ラーメンのとんこつスープは他の食材を一切使用せず、豚骨だけを用いています。

 

 

この豚骨を強火で濁らせながら、創業以来、継ぎ足し仕込み《通称:呼び戻し》で半世紀以上もの期間、骨の髄までひたすら炊き続けたものです。

調味料は、味噌・醤油に頼らずに“塩”が基本になっているのも特徴のひとつです。

 

 

麺は、国産小麦を独自にブレンドした大砲ラーメン専用粉を使用。

スープとの絡みを考え、低加水(麺に加える水の量)のストレート中細麺で、コシと滑らかさがあります。

 

 

メニューは創業の味でこってり系の「昔ラーメン」と、定番まろやか系の「ラーメン」の2種類が楽しめます。

 

 

昔ラーメンには、久留米ラーメンの特徴と言われながら姿を消してしまった通称「カリカリ」が入っています。

手作りのラードから生まれる豚脂の揚玉です。

 

伝説の「呼び戻し」スープ

 

 

大砲ラーメンには創業以来、空にしてこなかったスープ釜があります。

毎日、その釜の熟したスープに別の釜で作った新しいスープを少しずつ継ぎ足すことにより、より深いコクと旨みを出すというもので、初代 香月 昇氏が試行錯誤の末に生み出した技法です。

濃厚でありながらもまろやかな口当たりの味。

初代が作り上げた技法を二代目 均史氏が「呼び戻し」と命名しました。

この技法は単純に継ぎ足すだけではなく、季節や日によって調合が異なるため高い技術を要します。

均史氏曰く「呼び戻しとは、積み上げられた歴史の味を今日に残すという意味で、勘と経験が物を言います。技術を身につけるまで最低でも3年の年月が必要です。」とのこと。

今回のラー博出店の際も釜から釜へ、店から店へと「スープ分け」を行うことで、創業当時から熟成され続けた「呼び戻し」スープは引き継がれるのです。

 

新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」久留米「大砲ラーメン」に続く9店舗目には、青森「八戸麺道 大陸」が出店!

出店期間は、2022年12月16日(金)から2023年1月9日(月)の約3週間となっています。

新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」第8弾、久留米の「大砲ラーメン」の出店期間は、2022年11月25日(金)から12月15日(木)までの3週間です☆

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