成安造形大学『キャンパスが美術館』にて、同窓会設立25周年記念として、セイアンアーツアテンション15「みちとゆくえ|うつろいのしかた」を開催中!
様々な作品を通して場所や人を繋ぐ「みち」について考えます。
成安造形大学「みちとゆくえ|うつろいのしかた」
入場料:無料
開催期間:2022年10月18日(火)~11月12日(土) ※休館日 日・月曜日
会場:滋賀県大津市仰木の里東4-3-1 成安造形大学『キャンパスが美術館』
時間:11:00~17:00
主催:成安造形大学・成安造形大学同窓会
※『キャンパスが美術館』における大学と同窓会との連携事業の第五弾です。
成安造形大学『キャンパスが美術館』にて、セイアンアーツアテンション15「みちとゆくえ|うつろいのしかた」を開催中!
COVID-19が流行した3年の間、主に制限されたのは人の移動でした。
この制限により私たちの日常は大きな変化に直面することになり、今なおその影響は続いています。
しかし、その最中においても人はネットワークによって繋がり、制限された感覚を補完しながら、新しい方法論を模索し続けています。
細い道をたどってでも得たい、何かにつながりたいという欲求は、私たちの暮らしにおいて欠かせない感覚なのだという気付きがありました。
それは、移動によって生まれる出会いや触れ合いが、私たちにとって代替困難な体験であるということの証でもあります。
場所と場所の合間には、「みち」があります。
様々な営みが息づく場所が道の先にあるのなら、その場所へとつながり、元いた場所と混ざりだす、人々の営為を生み出すものが「みち」だと言えます。
そこは思いも寄らないものたちを結びつけるダイナミズムに溢れています。
道は過去から現在まで、人や商品、貨幣だけでなく、ことばや文化、それにともなう価値や時間までも、多種多様なものを乗せて変化を促す、流動的なプラットフォームとも言えます。
そして「みち」は常にどこかへの途中であり、行き先までたどり着くひとつの仕方と考えることもできます。
成安造形大学は、「みち」はただの「道」ではなく、何かにつながり、何かに触れ、何かと混ざり合う方法やプロセスとしても捉えることができると考えます。
「みち」は道であり、仕方でもあり、移ろいが生まれる場所でもあります。
本展では、既存の「道」だけでなく、交差や交換が常に起こり続け、留まらず、変容する構造としての「みち」を読み解き、場所と場所、場所と人、人と人との多様な接触の仕方を提示し再考します。
関連イベント「みちとゆくえ|うつろいのしかた」クロストーク
開催日:2022年10月27日(木)
時間:19:00~20:30
出演者:牛島 光太郎、大村 大悟、下道 基行、谷本 研、中村 裕太、和田 ながら、保坂 健二朗
成安造形大学の招聘教授、滋賀県立美術館ディレクター(館長)である保坂 健二朗さんを迎え、出展作家とともに展覧会についてお話します。
「みちとゆくえ|うつろいのしかた」ギャラリーツアー&レセプション
日程:2022年10月29日(土)
時間:13:00~14:30(ギャラリーツアー)、15:00~17:00(レセプション)
※詳細については『キャンパスが美術館』WEBサイトをご覧ください。
ギャラリーツアーでは、各会場を回りながら作家とギャラリートークを行います。
また、ツアー後にはコミュニティスペース「結」にてレセプションを開催します。
人や場所を繋ぐ「道」について考える展覧会。
成安造形大学「みちとゆくえ|うつろいのしかた」の紹介でした☆