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テーマは「カーボンニュートラル社会に向けた 水素の利活用に貢献する分析・計測技術」!『2022堀場雅夫賞』受賞者決定

投稿日:2022年8月29日 更新日:

国内外の大学または公的研究機関の研究開発者を対象とした「分析・計測技術」に関する研究奨励賞『2022堀場雅夫賞』の受賞者が決定!

テーマは「カーボンニュートラル社会に向けた 水素の利活用に貢献する分析・計測技術」です。

 

『2022堀場雅夫賞』受賞者決定

 

株式会社堀場製作所が創設した『堀場雅夫賞』の2022年度受賞者が決定。

『堀場雅夫賞』は、国内外の大学または公的研究機関の研究開発者を対象とした「分析・計測技術」に関する研究奨励賞。

2003年の本賞創設から18回目となる今回の選考テーマは「カーボンニュートラル社会に向けた水素の利活用に貢献する分析・計測技術」で、海外含め26件(国内18件/海外8件)の応募がありました。

これらの応募に対し、募集分野において権威ある研究者を中心に7名で構成する審査委員会が、将来性や独創性、ユニークな計測機器への発展性に重点を置いて評価し、以下の3名を堀場雅夫賞受賞者、2名を特別賞受賞者に決定。

受賞記念セミナーならびに授賞式は、学究界および行政関係から出席者を招き、2022年10月18日(火)京都大学 吉田キャンパス 国際科学イノベーション棟 5F シンポジウムホール※1にて執り行います。

※1 堀場雅夫賞募集時は、授賞式の開催場所を京都大学 芝蘭会館予定と案内していましたが変更となりました。新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底した上で開催する予定です。

 

【堀場雅夫賞】

●佐藤 勝俊(サトウ カツトシ)氏

国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 特任准教授

「原子分解能電子顕微鏡解析で先導する新しい窒素還元サイトのデザイン」

●高橋 康史(タカハシ ヤスフミ)氏

国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 教授

「触媒活性サイトの実空間イメージングに資する電気化学セル顕微鏡の開発」

●中村 崇司(ナカムラ タカシ)氏

東北大学 多元物質科学研究所 准教授

「電気化学に基づく欠陥エンジニアリング技術の開発」

【特別賞】

●高橋 幸奈(タカハシ ユキナ)氏

(高橋 幸奈氏の「高」は正式には「はしごだか」となります)

九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 准教授

「太陽光をエネルギー源としたプラズモン誘起電荷分離による高効率水素発生システムの開発」

●Helge Soren Stein(ヘルゲ・ゼーレン・シュタイン)氏

カールスルーエ工科大学 ヘルムホルツ研究所 ウルム校(ドイツ) テニュアトラック※2教授

「相関分光法及び研究室規模製造によるデータ駆動材質発見の加速及びスケールアップ製作」

「Data driven acceleration of materials discovery and upscaling through correlative spectroscopy and lab-scale manufacturing」

※2 テニュアトラック制度:若手研究者が自立的に研究できる環境を整備し、一定の要件を満たした形態で教員・研究者を採用する人事制度

 

「カーボンニュートラル社会に向けた 水素の利活用に貢献する分析・計測技術」がテーマ!

『2022堀場雅夫賞』の紹介でした。

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