ウォルト・ディズニー・ジャパンが、日本では初めて中学生向けに「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」を開催!
”自分自身、もしくは誰かを元気にするキャラクターを作ろう!”をテーマに、中学生がオリジナルキャラクターの制作に挑戦したイベントの様子を紹介していきます☆
「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」
開催概要:
・2022年7月25日(月):キックオフミーティング(オンライン)
・2022年7月末~8月初旬:チームごとのメンタリング・セッション(オンライン)
・2022年8月19日(金):プレゼンテーション(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 虎ノ門オフィス)
参加校:茨城県立太田第一高校附属中学校、福島県いわき市立入遠野中学校、福島県いわき市立上遠野中学校、福島県いわき市立久之浜中学校、福島県いわき市立湯本第三中学校 ※5校34名(生徒27名、教諭7名)
ウォルト・ディズニー・ジャパンが、日本では初めて中学生向けに「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」を開催!
福島県と茨城県の5校27名の中学生が参加し、オリジナルのキャラクター制作に挑戦しました。
ワークショップは、2022年7月25日(月)にオンラインでスタート。
「自分の殻を破り新しい自分を見つけたい」「チームで1つのものを創りあげる達成感を味わいたい」といった前向きな気持ちで挑む福島県と茨城県の5校27名の中学生が参加しました。
生徒たちは、アドバイザーを務めたディズニー社員の方から、物語やキャラクターの考え方についてアドバイスを受けながら、チームメンバーとのディスカッションや練習を重ねて内容をブラッシュアップ。
2022年8月19日(金)にディズニー・ジャパン社を訪れ、完成した渾身の物語とキャラクターのプレゼンテーションが行われました☆
今回行われたワークショップのテーマは「自分自身、もしくは誰かを元気にするキャラクターを作ろう!」
5校のグループに分かれ、テーマに沿った個性溢れる物語と唯一無二のキャラクターが多様な表現方法で発表されました。
生徒たちは、スライドを用いてチームごとに7分間のプレゼンテーションを実施。
「自分自身、もしくは誰かを元気にするキャラクターを作ろう!」というテーマに対し、生徒たちが自由な発想を膨らませ、胸に“人見知り克服メーター”を付けたロボットや漢字の「心」をモチーフにした妖精といった唯一無二の個性豊かなキャラクターが登場。
参加チームの1つは、コロナ禍で人と関わる機会が減り、落ち込みやすくネガティブな気持ちになりやすい人が周囲に増えたことに着目。
そんな人たちを勇気づけるため、臆病で気弱な主人公が、魔法によって花に変えられた友人を救う冒険の中で、「僕はできる」「自分の行動次第で誰かを助けることができる」ことに気づき自信を得ていく姿を通じ、何事にも進んで取り組むことができるようになるというメッセージを込めた作品を発表しました。
また、あるチームは社会問題にもなっている“ヤングケアラー”への認知と支援の輪を広げたいという思いから、人の心を読み取り体の色を変化させる『カエルのラッキー』というユニークなキャラクターを制作。
ヤングケアラーの当事者に向けて「一人で抱え込まないで」という気持ちを伝えるとともに、周囲の人々に向けて「相談しやすい環境を作り、助け合っていこう」と呼びかけるメッセージを届けました。
ほかにも、引っ込み思案で恥ずかしがり屋、自分に自信が持てない内気な性格を少しでも変えたいと思って本プロジェクトに参加した自分たち自身を、“片翼のないフクロウ”というキャラクターに重ね合わせて物語を作り上げたチームや、寸劇を交えて表情豊かに発表したチームもありました☆
5チームのプレゼンテーションを聞いたディズニー社員の方々は、
「キャラクターの性格、仲間、目指すところなど、物語が巧妙に考えられていて素晴らしかた」、
「1つのキャラクターの完成を想像していたが、複数の考え抜かれたキャラクターが登場し、それぞれの個性を認め合いながら交わり、物語を生んでいる」、
「皆さんのここに至る制作過程で、誰を元気にするのか、元気にするというのはどのようなことなのか、というような、多くの議論を積み重ねた成果が表れている」
と称賛するとともに、
「誰に何をどのように伝えていくかを一生懸命考える経験は、これからの将来きっと役立つ。
今回作ったキャラクターはこの先何か困ったときにみんなの助けになるだろう」
と、生徒たちの将来に向けてエールを送りました。
さらに、プレゼンテーション後には、参加した中学生に「ユニベアシティ」の記念品も。
ワークショップの最後には、ディズニー社員の方々と自由に意見交換をするキャリアトークも実施。
生徒たちの質問や将来へのアドバイスなど、活気的なやり取りが交わされました。
生徒たちのプレゼンテーションを聞いた、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社代表取締役社長キャロル・チョイ氏は、
「個人個人の創造力はもちろん重要ですが、今回のプロジェクトを通じてチームワークがとても大切であることに気づいたと思います。
チームごとにキャラクターのスタイル、表現方法、誰に対して何を伝えるかというメッセージは異なりますが、オーディエンスに向けて一つの力強く、魅力的な物語として仕立て上げたことを強く感じましたし、5つのチームの物語はどれも個性的で異なるものでしたが、どの物語にも共感し、つながりを強く感じました。」
と、生徒たちの頑張りを称えメッセージを送りました。
最後に、イベントを主催した公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本代表理事の佐川秀雄氏は、プレゼンテーションの内容を高く評価するとともに
「今日を表すひと言は“感動”です。
学校ではなかなか学べない0から1を生み出す作業は非常に大切で、今後皆さんが生きていく上で必要になってくることです。
それを今回経験できたことはとても貴重なことです。」
と、発表を終えた生徒たちを労い、プロジェクトを締めくくりました☆
オリジナルキャラクターの制作を通して、チームワークや自分に自信を持つことの大切さが伝えられたイベント。
2022年7月25日(月)~8月19日(金)の間で行われたプロジェクト「ディズニー・クリエイティブ・ワークショップ」の紹介でした☆