エンターテイメント史上に名を残す壮大なサーガ「スター・ウォーズ」、シリーズ屈指の人気キャラクターの若き日の物語『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
愛すべき悪党ハン・ソロの知られざる過去を今をときめくキャストで描いたアクション超大作を紹介します。
ディズニー映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』作品紹介
制作:2018年/アメリカ
上映時間:135分
タイトル:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(原題:Solo: A Star Wars Story)
「スター・ウォーズ」シリーズの知られざる物語『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』に続くアナザー・ストーリー『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でルークやレイアと出会う前のハン・ソロの過去を描き、ファンの間でも高い人気を誇るアクション大作を紹介します!
ストーリー/あらすじ
遠い昔、はるかかなたの銀河系で...
帝国軍の支配に銀河全体が苦しんでいた頃の惑星コレリア。
孤児として育ったハンと恋人のキーラは軍の圧政のせいで自由な生活ができず、いつかコレリアを脱出しようと決意していました。
脱出のためには帝国の監視役に通過を見逃してもらうための賄賂が必要で、二人はギャングからコアクシウムという希少燃料を盗み出します。
ところがギリギリのところでキーラだけがギャングに捕まってしまい、ハンだけがコレリア脱出に成功。
二人は離れ離れになってしまうのでした。
ギャングから逃げ回っていたハンは、捕まる寸前で銀河帝国の軍事教育プログラム帝国アカデミーの入隊手続きに飛び込み、帝国軍兵士から名前を確認されます。
家族もなくラストネームを持たないハンに、いい加減な兵士は「独りのハン」という意味で「ソロ」という名前をつけ、ハン・ソロとして帝国アカデミーの入隊名簿に登録。
銀河一のパイロットになることを夢見ていたソロは、皮肉にもハン・ソロとして、抵抗し続けてきた帝国軍に入隊します。
キーラとの離別から3年が経ち、アカデミーを除名になっていたハンはミンバンという惑星で歩兵として戦闘の前線に立っていました。
パイロットになる希望を絶たれ、キーラを迎えに行くという誓いからも遠のいてしまい、その場所にいる意義を失っていたハン。
そこで帝国軍のふりをして戦場に紛れ込んでいたトバイアス・ベケット率いる強盗団と遭遇します。
強盗団に入って戦場から抜け出そうと考えたハンでしたが、門前払いされ、それどころか脱走兵として密告されて帝国軍に捕まってしまいます。
地下深く大きな穴になっている地下牢に放り込まれたハンの前に姿を現したのは奴隷労働者として捉えられていた毛むくじゃらの猛獣。
帝国軍の兵士たちはハンが猛獣の餌になるかを見物しようとしているのでした。
猛獣は手がつけられないほど暴れ回っていましたが、ハンはその猛獣と意思疎通できることに気がつき協力して脱出しようと提案します。
猛獣は見事に地下牢を支える支柱を破壊し、二人は脱出に成功。
奴隷として捕らえられていたその猛獣こそがウーキー族の戦士、チューバッカだったのでした。
ハンとチューバッカはベケットの強盗団を追いかけます。
自分の密告で脱走兵として捕まったのにもかかわらず、チューバッカを仲間にして再び現れた姿を見て、ベケットはハンを仲間に入れることに。
ハンとチューバッカを加えた強盗団は、コアクシウムの強奪を計画していて、運搬中の列車を狙った危険な作戦が遂行されます。
しかし、誰も知らないはずの強奪作戦に、別の強盗団クラウド・ライダーズの邪魔が入ってしまいます。
争奪戦となってしまい、ついに仲間のヴァルとリオが犠牲に。
コアクシウムの強奪にも失敗してしまった一行。
傷心のままベケットとハン、チューバッカはコアクシウム強奪の依頼の主であるギャングのボス、ドライデン・ヴォスのもとへ向かいます。
そこでハンは片時も忘れたことのなかったかつての恋人キーラと再会。
キーラはドライデンのギャング組織の副官になっていたのです。
ハン一行は作戦失敗の穴埋めとして、さらに大規模なコアクシウムの強奪作戦をドライデンに提案し、キーラは作戦を監視するために同行することに。
二度と失敗できない一行は、よりスピードが出せる船を求めて密輸業に手を染めるギャンブラーのランド・カルリジアンを訪ねます。
サバックというカードゲームで船を賭けてランドに勝負を挑むハン。
ランドのイカサマの前にあと一歩というところで負けてしまいますが、ベケットの機転で強奪作戦の取り分をカタに交渉が行われ、ランドが相棒のドロイド、L3-37とともに計画に参加することになります。
ランドのミレニアム・ファルコン号に乗り込み、一行はケッセルという惑星へ。
そこではチューバッカの種族ウーキー族や多くのドロイドが奴隷としてコアクシウムの発掘をさせられていました。
一行は三手に分かれてそれぞれ行動を開始。
コアクシウムの強奪と、ウーキー族の解放、そしてドロイドの制御無効を目的に作戦を展開し、それによって解放されて自由を得たウーキー族とドロイドたちが惑星全体を巻き込む反乱を起こします。
その混乱に乗じてハンはコアクシウムを盗み出すことができたのでした。
ところが、反乱の指揮をとっていたL3-37が破壊され、それを助けようとしたランドも傷を負ってしまいます。
代わってファルコン号を操縦したハンは、チューバッカに助けられつつケッセルを脱出。
盗み出したコアクシウムの精製のために惑星サヴァリーンへと向かいます。
しかし、そこにはクラウド・ライダーズが待ち伏せをしており、事態は一触即発に。
そこでクラウド・ライダーズを率いているエンフィス・ネストがハンたちに彼らがコアクシウムを狙う理由を明かします。
ネストは銀河を支配する帝国軍を倒すため、抵抗勢力である反乱同盟軍に貴重なエネルギー源であるコアクシウムを流す役割を担っていたのでした。
悪事を通して帝国軍と繋がっているドライデンがコアクシウムを悪用するのは明白です。
迷った末にハンはベケットにとドライデンを欺く作戦を提案。
しかし、ドライデンの恐ろしさが身に染みているベケットは作戦に参加することを拒み、姿を消してしまいます。
ベケットを欠いたまま、ハンとチューバッカ、キーラはドライデンのアジトにコアクシウムを運び込みますが、ドライデンにそれが偽物であることをすぐに見抜かれ大ピンチに。
ハンたちが到着する前にベケットがドライデンに情報を流していたのです。
ベケットからハンたちの作戦を聞いたドライデンは武装勢力をネストたちのもとへと向かわせていました。
ところが、ドライデンの手下が到着した時、すでにそこにもコアクシウムはなく、襲撃は空振りに終わります。
ハンはベケットの裏切りを計算に入れていて、目の前にある偽物だと見抜かれたコアクシウムこそが本物だったのです。
それに気づいたベケットがコアクシウムを奪って逃亡をはかり、それを追おうとしたハンと立ち塞がったドライデンの戦いに。
あわやという瞬間にキーラがドライデンにとどめの一撃を喰らわせ、ハンは無事ベケットに追いつきコアクシウムを奪い返すことに成功します。
負傷したランドのもとを訪ねたハンとチューバッカはランド相手にサバックで再戦。
ついにイカサマを見破って勝利を収めると、ミレニアム・ファルコン号を手にします。
二人は惑星タトゥイーンでギャングメンバーを募集していることを聞きつけ、ファルコン号に乗り込むのでした。
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キャスト&スタッフ
キャスト:
ハン・ソロ:オールデン・エアエンライク(前野智昭)
ベケット:ウディ・ハレルソン(ふくまつ進紗)
キーラ:エミリア・クラーク(山根舞)
ランド・カルリジアン:ドナルド・グローヴァー(綱島郷太郎)
ドライデン・ヴォス:ポール・ベタニー(土田大)
ヴァル:タンディ・ニュートン(山像かおり)
L3-37:フィービー・ウォーラー=ブリッジ(浅野まゆみ)
チューバッカ:ヨーナス・スオタモ
トバイアス・ベケット:ウディ・ハレルソン(ふくまつ進紗)
スタッフ:
監督:ロン・ハワード
製作:キャスリーン・ケネディ、アリソン・シェアマー、サイモン・エマニュエル
脚本:ジョナサン・カスダン、ローレンス・カスダン
製作総指揮:ローレンス・カスダン、ジェイソン・マクガトリン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー
編集:ピエトロ・スカリア
撮影監督:ブラッドフォード・ヤング
プロダクション・デザイン:ニール・ラモント
衣装:グリン・ディロン、デヴィッド・クロスマン
視覚効果&アニメーション:インダストリアル・ライト&マジック
作曲・編曲:ジョン・パウエル
ハン・ソロ/「スター・ウォーズ」オリジナル曲:ジョン・ウィリアムズ
『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』のロン・ハワードがメガホンをとる本作。
若きハン・ソロを新星オールデン・エアエンライクが、ヒロインのキーラを『ゲーム・オブ・スローンズ』で一躍スターとなったエミリア・クラークが演じます。
若きランド・カルリジアンをチャイルディッシュ・ガンビーノ名義でのアーティスト活動も目覚ましいドナルド・グローヴァーが演じていることも大きな話題となりました。
永遠の相棒、ハン・ソロとチューバッカの出会いが描かれる貴重な作品です。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクター
「スター・ウォーズ」シリーズで大活躍を見せる人物たちの過去が描かれる本作。
ハン・ソロはもちろん、チューバッカやランド・カルリジアンら『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターを紹介します。
ハン・ソロ:オールデン・エアエンライク
惑星コレリアで生まれ育ち、厳しい環境の中で生き抜いてきた孤独な男ハン。
銀河一のパイロットを夢見て、悪政下にあるコレリアを恋人のキーラとともに脱出しようと企みます。
惑星ミンバンで脱走兵として帝国軍に捕らえられている時に、チューバッカと出会って、その後は永遠の相棒として行動をともに。
キーラ:エミリア・クラーク
惑星コレリアでハンとともに育ち、一緒に脱出しようとしますが、間一髪で逃げ遅れてしまいます。
たくましさと知性を兼ね備えた女性です。
チューバッカ:ヨーナス・スオタモ
キャッシークという惑星出身のウーキー族です。
奴隷として肉体労働を強いられていましたが、ハンと出会い、衝突を繰り返しながらも信頼関係を築いていきます。
怪力の持ち主で、宇宙船操縦の素晴らしいサポーター役を務めます。
実は年齢190歳です。
ランド・カルリジアン:ドナルド・グローヴァー
腕利きの運び屋でありギャンブラー、ランド。
仲間のことも平気でイカサマのカモにする悪党ですが、ドロイド解放を支持する人情にあつい一面もあります。
どこか憎めない陽気な男です。
L3-37:フィービー・ウォーラー=ブリッジ
機転が効く独創的な女性型ドロイドL3-37。
自分で自身を完成させたとても珍しい存在で、ランドの副操縦士を務めています。
トバイアス・ベケット:ウディ・ハレルソン
ギャングとして気の抜けない厳しい世界を生き抜いてきたベケット。
ハンの実力を見抜き仲間として迎え入れます。
ヴァル:タンディ・ニュートン
ベケットが率いる盗賊団で右腕を務める女性ヴァル。
射撃の腕に秀でた有能な人材です。
ドライデン・ヴォス:ポール・ベタニー
一見は紳士的ですが、冷酷非情で犯罪組織を牛耳っています。
ギャングの世界でも恐れられる男です。
シリーズに欠かせないチャーミングな悪党ハン・ソロの知られざる過去を描いたアナザー・ストーリー『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
魅力的なキャラクターと手に汗握るアクションに一瞬も目が離せないスペクタクルなアクション大作です。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
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