ディズニー/ピクサーが史上最大の規模で贈る話題CGアニメーション作品『ウォーリー』
生真面目なロボット、ウォーリーが宇宙を舞台に奮闘するワクワクのアドベンチャーです。
『ファインディング・ニモ』の監督がチャーミングなロボットを主人公に純粋無垢な愛の形を描きます。
ディズニー/ピクサー映画『ウォーリー』作品紹介
タイトル:ウォーリー(原題:Wall-E)
製作:2008年/アメリカ
上映時間:103分
『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントンが放つロボットが主役の究極純愛アニメーション『ウォーリー』
大切な人を一心に守ろうとする働き者のウォーリーが、私たちの胸にそっと暖かな光を灯してくれます。
ストーリー/あらすじ
29世紀、西暦2700年の地球で、700年もの間、ゴミ処理型ロボットのウォーリーはひとりぼっちで地球のゴミ処理を続けていました。
その膨大なゴミは、荒れ果てた地球を逃れて宇宙へと拠点を移した人間たちが残したもの。
いつしか感情を芽生えさせていたウォーリーは、誰かと交わすあたたかな交流を夢見ながら、来る日も来る日も地球のゴミを片付けます。
そんなある日、地球にイヴという名前の純白の最新型ロボットが姿を現し、ウォーリーは美しい彼女の姿に一目惚れ。
しかし、イヴにはある重要な任務が課せられていたのです。
その任務を知らないウォーリーがイヴに大切にしていた植物の苗を見せると、イヴは急に様子を変えて苗を自分の体の中にしまい込むと、出現した宇宙船に回収されてしまいます。
イヴを追って宇宙船にしがみついたウォーリーはそのまま宇宙へと飛び出し、人間たちが宇宙での生活を送る大きな宇宙船の中に。
そこでウォーリーが目にしたのは、自分たちで動くことをやめて一様に太り怠惰な生活を送る人間たち。
イヴが持ち帰った植物の苗は700年も地球を離れていた人間たちに、再び地球に戻ることができるということを知らせる合図だったのです。
ウォーリーとイヴの活躍は、すっかり変わってしまっていた人間たちに少しずつ変化を与えるのでした。
キャスト&スタッフ
キャスト:
艦長:ジェフ・ガーリン/草刈正雄
ウォーリー:ベン・バート/横堀悦夫
イヴ:エリッサ・ナイト/園崎未恵
シェルビー・フォースライト/BNL会長:フレッド・ウィラード/小川真司
オートパイロット/オート:マッキントーク/江原正士
モー:ベン・バート/吉野裕行
ジョン:ジョン・ラッツェンバーガー/立木文彦
メアリー:キャシー・ナジミー/さとうあい
コンピュータ:シガニー・ウィーバー/小山茉美
スタッフ
監督:アンドリュー・スタントン
製作:ジム・モリス
共同製作:リンゼイ・コリンズ
製作総指揮:ジョン・ラセター
音楽:トーマス・ニューマン
原案:アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン、ジム・リードン
プロダクション・デザイナー:ラルフ・エッグルストン
編集:ステファン・シェファー
テクニカル監修:ナイジェル・ハードウィッジ
アニメーション監修:アラン・バリラーロ、スティーヴン・クレイ・ハンター
撮影監督:ジェレミー・ラスキー、ダニエル・フェインバーグ
サウンド・デザイナー:ベン・バート
監督は『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントンが担当。
思いやりや自然保護の大切さを丁寧に伝えながらも、ユーモア溢れる切り口が多くの観客の心を動かしました。
一途なウォーリーの姿は、誰もが応援したくなる愛らしさです。
『ウォーリー』からの大切なメッセージ
『ウォーリー』の主人公は実直で愛らしいロボット。
そして、登場する人間の姿は驚くことに、700年の宇宙生活ですっかり変わってしまっています。
環境汚染が進み、行動を起こさなかった人々は地球を捨てての宇宙生活を余儀なくされ、歩くことすらやめて身の回りの世話をすべてロボットに任せているのです。
しかし、ウォーリーとイヴの純粋な愛を貫く姿に触発され、自ら行動を起こした人間たちは、楽な宇宙の生活よりも大変でも自ら切りひらく地球での生活を選び、再び自分たちの足で立って歩こうとします。
ユーモアに溢れたこの一歩は、私たちへの大切なメッセージ!
『ファインディング・ニモ』の監督が贈るディズニー/ピクサーの名作CGアニメーション『ウォーリー』
チャーミングなロボットが私たちに忘れかけていた大切なことを思い出させてくれます。
『ウォーリー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
© 2020 Disney/Pixar