スティーブン・スピルバーグが贈る孤独な少女と優しい巨人の友情を描いたファンタジー映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
イギリス児童文学の巨匠ロアルド・ダールの原作をみずみずしく実写化した感動のアドベンチャー作品です。
ディズニー映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』作品紹介
タイトル:BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(原題:The BFG)
製作:2016年/アメリカ
上映時間:118分
スティーブン・スピルバーグとディズニーが初のタッグを組み、少女と巨人の友情をエモーショナルに描いた『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
スピルバーグ監督が、「チャーリーとチョコレート工場」などで有名な作家ロアルド・ダールの名作「オ・ヤサシ巨人BFG」を実写映画化した傑作ファンタジーです。
ストーリー
ロンドンの児童養護施設で暮らすソフィーは孤独な10歳の女の子。
ある夜、眠っていたソフィーは大きな大きな手に持ち上げられ、どこかへ連れ去られてしまいます。
ソフィーが着いた場所はなんと「巨人の国」
その大きな手の持ち主は心の優しい巨人BFG、ビッグ・フレンドリー・ジャイアントでした。
BFGの仕事は、夜の間に世界中の人間の子どもに夢を見せること。
お互いにひとりぼっちだったソフィーとBFGは次第に友情を育んでいきます。
ところが、巨人の国の凶暴な巨人は、人間が大好物で、BFGが美味しいニンゲンマメ(人間)を隠しているのではないかと疑いを持ち始めてしまいます。
BFGはどうする?
そしてソフィーとBFGの友情はどうなるのでしょうか。
キャスト&スタッフ
BFG/ビッグ・フレンドリー・ジャイアント:マーク・ライランス/山路和弘
ソフィー:ルビー・バーンヒル/本田望結
女王:ペネロープ・ウィルトン/鈴木弘子
マルノミ:ジェマイン・クレメント/山野井仁
メアリー:レベッカ・ホール/山田里奈
ティブズ:レイフ・スポール/小林親弘
スタッフ:
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:メリッサ・マシスン
原作:ロアルド・ダール「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社刊)
製作:スティーブン・スピルバーグ(p.g.a.)、フランク・マーシャル(p.g.a.)、サム・マーサー(p.g.a.)
製作総指揮:キャスリーン・ケネディ、ジョン・マッデン、クリスティ・マコスコ・クリーガー、マイケル・シーゲル
撮影監督:ヤヌス・カミンスキー
プロダクション・デザイン:リック・カーター、ロバート・ストロンバーグ
編集:マイケル・カーン(ACE)
音楽:ジョン・ウィリアムズ
注目したいキャストは巨人を演じるマーク・ライランス。
スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞を受賞したソ連スパイの演技が記憶に新しい実力派俳優です。
最新のパフォーマンス・キャプチャー技術が駆使された本作では、マークの演技が細部までJFKの動きに反映され、孤独で優しい巨人を見事に再現しています。
魅力的な原作とキャラクター
マーク・ライランス演じる心優しい巨人と、孤独な少女の友情と冒険が観るものの心を洗う『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
原作者の作家ロアルド・ダールは、どこかダークでシニカルな世界観ながら、ピリッと効いたユーモアと子どもたちが持つ無垢な勇気に彩られた小説を生み出してきた巨匠です。
今作でもそんなロアルド・ダールのエッセンスが詰まったキャラクターたちが、スピルバーグ監督によって生き生きと描かれています。
登場する二人の主人公は、思わず心を重ねてしまうほど魅力的!
「巨人の国」に住む身長7メートルもの巨人BFGは、さかんに言葉を言い間違えるユーモラスな話し方がチャーミング。
言い間違えは多いですが、機知に富み、とても紳士的な巨人です。
BFGと友情を築く少女ソフィーは、両親を亡くして施設でも友だちができずに、いつもひとりぼっち。
それでも好奇心旺盛で、気が強く活発、誰にも負けない勇敢さを持っています。
スピルバーグ監督が、「小さな少女でも勇気さえあれば巨人を動かし、世の中を大きく動かすこともできる。
この作品は『E.T.』と同じく、ファンタジーを超えたリアルな感覚を盛り込んだおとぎ話だ」と語るように、二人のキャラクターが紡ぎ出すストーリーは『E.T.』にも負けない大冒険です。
孤独な少女と心優しい巨人の友情を描くファンタジーアドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
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