『オリエント急行殺人事件』に続き、名探偵ポアロが殺人事件に挑むアガサ・クリスティを原作にした映画『ナイル殺人事件』
前作に引き続き監督・主演をケネス・ブラナーが続投し、ビッグネームが連なる豪華キャストが彩る『ナイル殺人事件』は2020年10月23日→2020年12月18日(金) 2021年 2022年2月11日(金・祝) 2022年2月25日(金)より日本公開が予定されています。
映画『ナイル殺人事件』
タイトル:『ナイル殺人事件』(原題 Death of the Nile)
公開日:2020年10月23日 → 2020年12月18日(金) → 2021年公開 → 2022年2月11日(金・祝) → 2022年2月25日(金)
製作:20世紀フォックス映画
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
ミステリー映画『ナイル殺人事件』の日本公開が2020年10月23日に決定! 2022年2月25日(金)に予定されています。
“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズの映画化作品『オリエント急行殺人事件』に続く煌びやかでスペクタクルなミステリー作品を紹介します!
密室殺人、登場人物全員容疑者、予想だにしないトリック!
ティザーポスターに描かれるのは、ピラミッドを背に美しい夕焼けに染まるナイル川を白波をたてながら進む豪華客船。
その船の煙突からは船の行く末を暗示するかのような赤黒い煙がもうもうと立ち上ります。
原作となるアガサ・クリスティの「ナイルに死す」は、古代の神秘に溢れるエジプトのナイル川を航行する豪華客船を舞台にしたもので、巨額の遺産相続人となった新婚のアメリカ人美女が殺害された事件を解き明かすミステリーの傑作。
監督を務め、さらに主演エルキュールポアロ役を演じるのは『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナーです。
ケネス・ブラナー演じるポアロがエジプトのナイル川を行く豪華客船を舞台に難事件に挑みます。
ピラミッドやアブシンベル神殿といったエジプトの名所をバックにした映像美は、観るものを極上のミステリー・クルーズへと誘い、そこに待ち構えるのは「密室殺人」、「登場人物全員、容疑者」そして「予想だにしないトリック」。
ミステリーの醍醐味がそろった『ナイル殺人事件』は、謎解きの面白さだけでなく、人間の「心の謎」にも迫っていきます。
主人公ポアロを演じるケネス・ブラナーやアネット・ベニングなどアカデミー賞常連の実力派からガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー(「セックス・エデュケーション」)、レティーシャ・ライト(『ブラックパンサー』)など注目の若手キャストたちがそれぞれのキャラクターに秘められた複雑な思いを見事に演じ切っている本作。
これまでシェイクスピア作品から『シンデレラ』(15)『オリエント急行殺人事件』(17)まで、幅広いジャンルを手掛けてきた監督ケネス・ブラナーが最も得意とする「人間の感情の動き」
今作ではどのように表現されているのでしょうか。
全く先の読めない展開と謎解きのスリル、そしてそれぞれの思惑と複雑に絡み合う人間の愛と嫉妬、欲望が行き着くドラマチックな豪華ミステリー・クルーズに世界中の注目を集めています!
予告編&特報映像
気になる『ナイル殺人事件』、極上のミステリー・クルーズを垣間見ることができる予告編と特報映像を紹介!
予告編
愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う、禁断のトライアングル・ミステリーを予感させる予告編。
華々しく一点の曇りもない幸せなクルーズ旅行が始まったかに思える予告冒頭。
そこから雪崩を打つように、疑わしい振る舞いや発言、そして不安に満ちた証言が次々と続きます。
華麗で壮大なこのミステリーに挑むポアロの発砲シーンも描かれ、最高にスペクタクル!な予告編です。
日本版特報
特報映像で描かれているのは、エジプトの名所・アブシンベル神殿やナイル川の美しき絶景から一転、女性の悲鳴が響き渡り、第一の殺人が起こる様子。
予告編よりも人間関係が整理され、殺人事件の原因が、人間の深層心理感情に起因することが仄めかされています。
ポアロの人生をも変えてしまったミステリー・クルーズの全貌から目が離せない!
ストーリー/あらすじ
容疑者は、彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員。
なぜ彼女は殺されなければならなかったのか。
その殺人が行われたのは富豪の娘の新婚旅行中でした。
ナイル川に浮かぶ船内という完全なる密室で起こった連続殺人事件に、ポアロは灰色の脳細胞をはたらかせて、事件の真相へと迫っていきます。
人を愛しすぎることで生まれる激しい嫉妬と欲望が生み出す禁断のトライアングル・ミステリー。
それは、これまで多くの難事件を解決してきたポアロの人生をも大きく変えていきます。
一足先に場面写真を公開
公開より一足先に本作の舞台となるナイル川クルーズの一端を映し出した、ゴージャス且つ危険な香りが漂う場面写真が解禁されました!
今回公開された写真は3枚。
場面写真には、本作の舞台となる豪華客船カルナック号の船内や、エジプトナイル川クルーズを堪能するポアロを含めた乗客たちの姿が映し出されています。
豪華なホールでの楽し気なダンスや、ボートでの遊覧に興じる乗客たち。
その様子は気品と優雅さに満ち溢れていて、当時のゴージャスな上流階級の生活が伺ます。
注目は、美しき大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)と、夫のサイモン(アーミー・ハマー)。
新婚旅行中の2人はどの画像をみても幸せそうで、正に美男美女の理想のカップル。
しかし、この幸せな船旅で、あろうことか、リネットが何者かに殺されてしまうという悲劇が起こります。
容疑者は乗客全員。
実は、幸せなひと時を享受しているかのような笑顔を見せているが、全員にリネット殺害の動機が。
画像の中で、一人船内を見上げるポアロは、視線の先に、本当の犯人の姿を見ているのかもしれません。
旅情感溢れるゴージャスなナイルクルーズの裏に、これから待ち受ける愛と嫉妬、 そして欲望にまみれたミステリーの香りが漂います。
エルキュール・ポアロ役/監督 ケネス・ブラナー
2017年に大ヒットとなった『オリエント急行殺人事件』に続き、ケネス・ブラナー演じる名探偵ポアロが豪華客船での密室殺人の謎に挑みます。
「罪への情熱は危険でセクシーだ」と語るケネス・ブラナー。
前作で主人公ポアロを演じるためにポアロシリーズのすべて(長編33作と短編50作)を読破し、さらにはベルギー訛りの英語を習得。
ポアロのトレードマークともいえる口髭は、小説で描写されている“威厳があり、巨大な髭”を再現するため、数か月かけて作りこむほどのこだわりをみせています。
「アガサ・クリスティは心奪われるようなエモーショナルな物語と強烈な犯罪を描き、マイケル・グリーンは再び実を結ぶ脚本を書いた」
と脚本を担当したマイケル・グリーンが、今回の映画化でもアガサ原作を上手く脚本化したことに敬意を表します。
「アーティスティックなコラボレーション、豪華キャストの名演技によりディズニー、フォックスとアガサ・クリスティが結びつき、ミステリーの金字塔を大スクリーンに甦らせる。
65mmフィルムを使い、全く新しいエンターテイメントに生まれ変わらせる」
と、続いて情熱的に作品への意気込みを明かしているケネス。
本作について「この上なく華やかな舞台で、愛の威力にむしばまれていく様が描かれており、ポアロは富、権力、財産、影響力、魅惑、恋愛、豪華な衣服、高級なワイン、素晴らしい旅を目の当たりにするのです」と大スクリーンでこそ味わうべき、日常では味わえないゴージャスな世界が描かれていることを語りつつ、「観客はナイル川を下る旅を通して、エジプトの荘厳な輝きに飛び込み、心から楽しめることができると思っています」とコメントしています。
注目のキャスト
発表されたそのほかのキャスティングも、名だたるビッグネーム&ユニーク配役が大きな注目を呼んでいます。
アーミー・ハマー(『君の名前で僕を呼んで』)、レティーシャ・ライト(『ブラック・パンサー』)、ガル・ガドット(『ワンダーウーマン』)、トム・ベイトマン(『オリエント急行殺人事件』)など、勢いに乗る旬な若手俳優陣をはじめ、
4度のアカデミー賞ノミネートの経験を持つアネット・ベニング(『キャプテン・マーベル』)、ローズ・レスリー(「ゲーム・オブ・スローンズ」)、ラッセル・ブランド、アリ・ファザル、ドーン・フレンチ、ジェニファー・サンダース、エマ・マッキーなど、演技派大御所から新進気鋭の役者たちがジャンルの垣根を超えて揃いました。
美しき大富豪の娘リネットを演じるのは、のガル・ガドット。
リネットの夫サイモンにはアーミー・ハマー、リネットの親友でサイモンの元婚約者ジャクリーンには、ドラマ「セックス・エデュケーション」で大注目の女優エマ・マッキー、このほか『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライトやアカデミー賞常連のアネット・ベニングなど若 手から実力派まで豪華なキャストたちが集結し、それぞれのキャラクターに秘められた複雑な思いを見事に演じ切っています。
キャラクタービジュアル解禁!
解禁されたキャラクタービジュアルには、名探偵ポアロと物語のカギを握る人物たちが描かれます。
まずは本作の主人公である“世界一の名探偵”ポアロ(演:ケネス・ブラナー/中央上)。
トレードマークの独特な口ヒゲはそのままに、彼の眼光はいつになく険しい。
明晰な頭脳と鋭い洞察力を持ち、数々の難事件を解決してきたが、ポアロ自身が今回の難事件について「多くの事件を解決してきたが、これは私の人生を変えた」と語っている通り、本作の事件が彼の今後に大きな影響を与えることに疑いはありません。
続いて、“美しき花嫁”リネット(演:ガル・ガドット/左上)。
彼女は莫大な資産を相続した大富豪の娘で、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れます。
その美貌と巨万の富から、多くの意味で人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となります。
そしてリネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーン(演:エマ・マッキー/中央下)。
親友に婚約者を奪われた彼女からは、嫉妬とも妬みともとれる複雑な表情です。
真っ先に犯人と疑われてもおかしくないはずだが、彼女には決定的なアリバイが。
このほかに、ポアロの盟友で『オリエント急行殺人事件』に続き出演する“探偵の友人”ブーク(演:トム・ベイトマン/右下)、名高き画家でありブークの“過保護な母親”ユーフェミア(演:アネット・ベニング/右上)、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー、サロメの姪で“敏腕マネージャー”ロザリー(演:レティーシャ・ライト/左下)も描かれています。
果たしてこの中にリネットを殺害した真犯人はいるのでしょうか。
ほかにも2人の結婚を祝うためクルーズ船に乗り込むのは、リネットの財産管理人アンドリュー(アリ・ファザル)、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズ(ローズ・レスリー)、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)、そしてリネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラー(ジェニファー・ソーンダース)、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズ(ドーン・フレンチ)。
皆それぞれにリネット殺害の動機があり、誰が過ちを犯してもおかしくはない危うさを持っていて怪しい!
愛と嫉妬が絡み合う三角関係は、11人の容疑者たちの欲望を載せてさらに激しく絡み合うこの難解な謎解きを、世界で最も有名な探偵は、如何に紐解いていくのでしょうか。
前作に増して鮮やかでユニークな面々によって密室殺人がどう描かれるのか、期待が高まる本作。
謎解きの面白さだけでなく、人を愛することで生まれる嫉妬と欲望が複雑に絡み合う人間ドラマにも注目です。
日本版声優決定
映画『ナイル殺人事件』の日本語版声優が決定!
ゴージャスで魅惑的なミステリー・クルーズをさらに彩る、豪華なキャストが解禁されました。
主人公の名探偵ポアロの声を担当するのは劇団四季出身で数々の映画やドラマ、洋画の吹替声優を務めるなど幅広く活躍している広瀬彰勇さん。
前作に引き続き登場するポアロの友人ブーク役には、人気アニメ作品のキャラクターを数多く演じている中村悠一さんが続投します。
そして莫大な資産を相続した大富豪の娘リネットの声を担当するのは、アクション大作『ワンダーウーマン 1984』でもガル・ガドットの声優を務めている甲斐田裕子さん。
そしてリネットの夫サイモンの声を担当するのは魅力的な低音ボイスで絶大な人気を誇る津田健次郎さんです。
続いてリネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーンを演じるのは、数々のアニメや洋画の吹き替えを担当している森千晃さん。
その他、事件に関わる重要な人物たちの日本版声優も決定しています。
敏腕マネージャーのロザリーを早見沙織さん、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガーのサロメを桜井ひとみさん、ブークの過保護な母親ユーフェミアを榊原良子さん、リネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラーを小宮和枝さん、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズを一龍斎春水さん、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャムを川島得愛さん、リネットの財産管理人アンドリューを内田岳志さん、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズを潘めぐみさんが演じ、豪華声優陣が集結!
豪華ミステリー・クルーズに、一切引けを取らないメンバーが揃っています。
以下にメインキャストの5名からのコメントを紹介します。
広瀬彰勇さん(名探偵ポアロ役)
今回、ケネス・ブラナー扮するエルキュール・ポアロの吹き替えを担当させて頂き大変光栄に感じております。
前作、『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナー氏自らの監督による本作はエジプトの美しい背景を舞台に愛憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です。
『私は知っています......愛のために......人は...人を殺す』
ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします。
私も観客として公開を待ち望んでおりました。是非映画館のスクリーンで堪能して貰いたい大作です。
中村悠一さん(ポアロの友人ブーク役)
前作ではいいポジション取りをしていたブーク。
彼が今作また登場できると聞いて、今度は一体どんな役割なんだろ?と思っていましたが...?!
驚きのドラマの連続でドキドキワクワクしていただけること間違いなしだと思います!お楽しみに。
甲斐田裕子さん(大富豪の娘リネット役)
原作のリネットは、美しくも高慢で周りから厭われていますが、ガル・ガドット演じるリネットは、芯があり賢く優しさも持ち合わせています。
ただ資産家ゆえに人を信じられない恐怖と弱さを隠し持つ。
その辺りを損なわないように演じようと心掛けました。
原作とは設定が少しずつ変化しているので、話を知っている人にも楽しんでもらえると思います。
また、さすがケネス・ブラナー、シェイクスピアの「アントニーとクレオパトラ」の引用が散りばめられています。ご期待下さい!
津田健次郎さん(リネットの夫サイモン役)
アガサ・クリスティの名作を映画化した「ナイル殺人事件」にサイモン役で参加させて頂き光栄です。
サイモンは美しさと力強さを同居させた魅力のあるキャラクターだと思っております。
名匠ケネス・ブラナー監督の描く華やかな上流社会の中で更にサイモンは輝きます。
そんなサイモンの魅力を日本語でお伝え出来る様に、細かいニュアンスにもこだわり丁寧に演じさせて頂きました。
エジプトの壮大な景色の中で繰り広げられる華やかで残酷な名作ミステリー、どうぞお楽しみに。是非劇場でご覧下さい。
森千晃さん(謎めいた恋人ジャクリーン役)
私の中で、現実では関わり合いたくない人、作中No.1はジャクリーンです。
心底悪い人間では無いと思うのですが、何をするかわからなくて恐ろしい...だからこそ映画の中ではとっても魅力的で、目が離せない存在になっています。
そんなジャクリーンがどんな行動に出るのか、最後まで楽しんでいただければ幸いです!
20世紀フォックス映画の製作、ウォルト・ディズニー・ジャパン配給で贈られるアガサ・クリスティの上質なエンターテイメントサスペンス映画!
『ナイル殺人事件』は2020年12月18日(金) 2022年2月25日公開予定です。