記事ポイント
- 演出家の宮本亞門さんがDクリニックのスペシャルアンバサダーに就任
- テーマは「我慢に、幕を。」、知る・相談する・治療するの3ステップ
- 治療回数を2回に抑えたED低出力衝撃波治療の新機種「モアノヴァ・プロ」を紹介
男性のためのクリニックであるDクリニックが、演出家の宮本亞門さんをスペシャルアンバサダーに起用し、2026年11月2日に「MEN’S HEALTH PROJECT(メンズヘルスプロジェクト)」発表会と就任発表会を開催しました。
今回の発表会では、男性の悩みに向き合う3ステップのプロジェクトの始動が発表されました。
宮本さんは前立腺がん術後のEDについて「今日初めて人前で言いました」と本音を明かし、順天堂大学医学部附属浦安病院の辻村晃医師とのトークセッションも行われました。
Dクリニック「MEN’S HEALTH PROJECT(メンズヘルスプロジェクト)」スペシャルアンバサダー就任発表会
- 開催日:2026年11月2日(月)
- 主催:Dクリニック(東京・新宿・札幌・大阪・名古屋・福岡 計6クリニック)
- 登壇者:宮本亞門さん(スペシャルアンバサダー)、辻村晃医師(順天堂大学医学部附属浦安病院 泌尿器科 教授、Dクリニック医師)、長内(Dクリニック メンズヘルス事業責任者)
Dクリニックは、男性が我慢を重ねる前に一歩を踏み出せるよう、「知る」「相談する」「治療する」の3ステップで取り組む「MEN’S HEALTH PROJECT(メンズヘルスプロジェクト)」を始動しました。
プロジェクトのテーマは「我慢に、幕を。」で、スペシャルアンバサダーには演出家の宮本亞門さんが就任しました。

冒頭、Dクリニック メンズヘルス事業責任者の長内さんが、Dクリニックとプロジェクトを紹介しました。
男性1,000人を対象にした「メンズヘルスに関する意識調査」では、EDや排尿の悩みがあっても約4人に3人がまだ何もしておらず、背景に恥ずかしさや人目への不安があることが分かりました。
動いた人でも半数以上が、行動までに1年以上かかっていました。
この結果を受けて始動したのが、知り、相談し、治療へ進む流れを一つにした本プロジェクトです。
宮本亞門さんがスペシャルアンバサダーに就任

宮本亞門さんは、「EDや排尿障害に関しては、話しづらい方も多いかもしれないし、話し合うのも難しいかもしれない。だからこそ、前向きにやっていきたいと思っています」と挨拶しました。
テーマ「我慢に、幕を。」について、宮本さんは「ちょっと演劇的な世界ですけど」と前置きしたうえで、「日本人はもともと我慢強い方が多い。なかでも人に言えない病気は、誰にも言わず、苦しいけど我慢してしまうことが多い。その扉を開けて、オープンに話せるように。幕を下ろすのではなく、幕を開けようという感じですね」と読み解きました。
就任の意気込みとして、「EDに関しても、何一つ恥ずかしいことではない。むしろオープンに話した方が、それぞれに自信がついてくる」と力を込めました。
さらに「僕もこれを知って自信をつけて、ますます面白い演出をしていきたい。それくらいの熱い気持ちで、今日は楽しみに来ました」と語りました。
辻村晃医師が排尿とEDの悩みを解説

辻村晃医師は、更年期世代の男性に起きやすい体の変化や、排尿・EDの悩みを医学的な視点から解説しました。
聞き手の宮本さんは冒頭から「直球でいいですか?日本ではどのくらいの方がEDで悩んでいらっしゃるんですか?」と切り込み、辻村医師は「この後スライドが出てきますので!」と答えました。
男性ホルモン(テストステロン)は20歳前後をピークに低下し、女性の閉経のような明確な節目がないため、変化に気づきにくいといいます。
やる気や仕事のパフォーマンスの低下にもつながり、経済産業省の試算では、男性更年期による経済損失は年間約1.2兆円にのぼります。
辻村医師は「更年期はメンタルだけではない。排尿障害やEDといった体の変化も起こってくる」と述べました。
排尿の悩みの背景には、加齢による前立腺の肥大と、テストステロンの低下による骨盤底筋の衰えがあります。
男性が最も困っているのは夜間頻尿で、夜間に2回以上トイレに起きる人は40歳以上の3人に1人にのぼります。
対策の骨盤底筋トレーニングは3か月以上続けることが目安ですが、「続けるのは非常に難しく、途中で挫折する方が多い」と指摘されました。
Dクリニックでは、座ったまま骨盤底筋を収縮させる機器「スターフォーマー」を導入しています。
宮本さんは「実は僕は前立腺がんを経験していて、前立腺は全部摘出したんです。最初にお医者さんから『前立腺』と聞いたとき、どこにあるのかもわからないくらいでした」と自身の経験に触れ、骨盤底筋の体操は「続かないんですよね」と実体験を語りました。

年を重ねると尿の出が悪くなる、夜トイレに行くようになるのは誰にでも起こるのかという質問に、辻村医師は「排尿の状態は前立腺の大きさだけで決まるわけではなく、骨盤底筋の筋力なども影響する。人それぞれです」と答えました。
EDの現状と低強度体外衝撃波治療
2023年に日本性機能学会が中心となって行った全国調査では、勃起力が低下している人は約30%、約1,400万人にのぼりました。
1998年の調査(約1,130万人)から増加しており、40歳以上のどの年代でも割合が上がっています。
陰茎の動脈は心臓の冠動脈より細いため、動脈硬化のサインがEDとして先に表れることがあります。
辻村医師は「EDを『年のせいだから』と放っておいていいわけではありません」と強調しました。
治療の選択肢として紹介された「低強度体外衝撃波治療」は、陰茎に低強度の衝撃波を当てて血流の改善を図る治療で、日本のED診療ガイドラインにも位置づけられています。
Dクリニックでは治療回数を2回に抑えた新機器「モアノヴァ・プロ」も解説され、辻村医師は「何度も通院するのは負担が大きい。2回で済むのであれば、検討しやすくなる方も多いと思う」と述べました。
トークセッション「我慢に、幕を。」

後半は、宮本さんと辻村医師によるトークセッションが行われ、用意された3つのテーマに沿って宮本さんが自身の経験を交えて語りました。
宮本さんは、テレビ番組の企画で受けた人間ドックをきっかけに前立腺がんがわかったときのことを、「僕はもう隠している場合じゃないと思って、はっきり言いました」と振り返りました。
周囲の反応は男女で違い、「女性は『生きていればいいじゃない』という反応が多かった。でも男性に話すと、皆さん『えっ』と驚くんです」といいます。
また「小さな声で『うちの主人が……』と相談されることもあります。悪いことをしているわけじゃないんだから、大きな声で話していいんですよ」と語りました。
この日は、これまで人前で語ってこなかった思いも明かしました。
「こういう性格なので、悩んでもしょうがないと思いました。ただ、その後やはりEDに関しては、落ち込む時期が2〜3か月ありました。本当に全摘でよかったのかと、いろいろ悩んだ時期があったのは正直なところです」。
「これは今日初めて人前で言いました。でもやはり、この話は男性に響きますね」と続けました。
辻村医師は「治療の選択肢は日々増えていますし、正しい知識を持っていただくことも大事。第一歩を踏み出して、早めに医療機関で相談してほしい」と呼びかけました。
68歳の今、骨盤底筋の体操は「全部やりました」
宮本さんは「年齢による変化は、本人は意外と意識がないんです」と語り、がんを経験したからこその実感として「体が元気じゃないと、心にも影響する。『心さえ保てばいい』というものではないんです」と述べました。
現在は、なるべく散歩をし、体操をし、十分な睡眠をとることを以前より意識しているそうです。
辻村医師が紹介した骨盤底筋の体操についても、宮本さんは「全部やりました」と即答しました。
さまざまな動画を参考に、どうすれば尿が漏れなくなるのかを自ら調べて取り組み、「人前ではできない格好だったりもするので」と続ける難しさにも触れました。
取り組んだ理由は「手術の後、3か月ずっとおむつをしていました。何かと不便だし、気になるんですよね。おむつだけは絶対にしたくないという強い思いがありました」とのことです。
座ったまま骨盤底筋をトレーニングできる機器について、宮本さんは「座って、どういう状態になるんですか?」「何か動いたりはしないんですか?」と質問しました。
辻村医師は「服を着たまま普通に座って、20分ほど過ごすだけです」と答え、磁気によって骨盤底筋を収縮させる仕組みを説明しました。
正しい知識の大切さと「我慢をしない」社会へ
宮本さんは、がんを公表した際に「勇気がありますね」と声をかけられたことに触れ、「勇気なんかないんです。前へ進みたいなら、治療を考えたり、こうやって人と話をしたりすることが大事だと思ったんです」と語りました。
告知直後はインターネットで情報を探し続け、「何が正しいかわからないし、いろいろな情報がある。中には根拠のわからない情報もあって、これは怖いと思いました」と振り返りました。
そのうえで「だからこそ、こういうお話をなるべくオープンに広げていけば、『話をしていいんだ』と受け止めてもらえる。こんなにも、みんながオープンにしていないとは思わなかった」と述べました。
話したことで気持ちに変化はあったかと問われると、「楽になりました。ある意味で次の道を決めることができた」と即答しました。
「事務所の人にも『僕はこう考えているけど、どう思いますか』と聞いて、『いいんじゃないですか』と言ってもらえる。その一言でも決意できたんです」と、身近な人に相談する大切さも伝えました。
辻村医師は「一番大事なのは、正しい知識を持つこと」と強調し、「インターネットやAIでいろいろな情報が得られますが、すべてが正しいとは限らない」と指摘しました。
宮本さんは「情報の中で迷子になるのがとても辛い。一番苦しかったのはそこでした。だから、先生のような方がこうしてお話ししてくださるのは嬉しいです」と応じました。
EDが語られるようになった背景として、辻村医師は患者数の増加や高齢化、若い世代への広がりを挙げました。
若い世代に多い理由として、スマートフォンなどで常に刺激を受けられる環境が影響している可能性も指摘しました。
衝撃波治療の仕組みについては、「衝撃波で、陰茎の中のスポンジのような組織に細かい血流を再開させる治療。基本的に、勃起力は血流です」と説明しました。
宮本亞門さんから悩む男性へのメッセージ

最後に、悩みを抱えながら言い出せない男性へのメッセージを求められた宮本さんは、「とにかく、一人で悩むのはやめましょう。悩んでいる時間はもったいないですから、行動して次に向かう。これだけ治療が増えてきているんだったら、まず体験してみる」と語りかけました。
さらに「まずは行って、スカッと自分の次の人生を歩んだ方が得ですよ」と締めくくり、発表会は終了しました。
STEP① 知る:セミナー・セルフチェック
- セミナー対象:企業・自治体・各種団体
- セミナー内容:男性の体の変化と、男性更年期・ED・排尿の悩み
- セミナー形式:対面/オンライン
- セルフチェック対象:ED・排尿障害・男性更年期
- セルフチェック方法:「我慢に、幕を。」プロジェクト特設LP上で2026年11月中旬頃展開予定
職場でのセミナーやセルフチェックを通じて、男性の健康課題を知るステップです。
企業・自治体・各種団体向けセミナーでは、男性の体の変化と男性更年期・ED・排尿の悩みを学べます。
STEP② 相談する:相談サービス
- 無料電話相談:男性看護師が対応、来院前に利用可能、実施中
男性看護師による無料電話相談では、来院前にお悩みや治療について気軽に相談でき、電話で悩みを整理してから来院・治療へ進めます。
男性医師・男性看護師が対応するため、話しにくい悩みも話しやすい体制です。
完全個室でプライバシーに配慮した状態で医師に相談でき、治療内容によってはオンライン対応も可能です。
ED・排尿・男性更年期のすべての悩みを、まとめて相談できます。
STEP③ 治療する:治療の選択肢
- レノーヴァ:ED低出力衝撃波治療・第2世代
- モアノヴァ・プロ:ED低出力衝撃波治療・新機種、2026年11月4日開始予定
- エレマックス プレミアム:ED治療・新製剤、2027年1月導入予定
- スターフォーマー プロ:頻尿・尿もれ/磁気刺激
新機種・新製剤の導入で、EDや排尿治療の選択肢がさらに広がります。
ED(勃起の悩み)の治療には、第2世代の「レノーヴァ」、新機種の「モアノヴァ・プロ」、新製剤の「エレマックス プレミアム」がそろいます。
尿の悩みには、頻尿・尿もれに対応する磁気刺激の「スターフォーマー プロ」が用意されています。
「MEN’S HEALTH PROJECT」は、知る、相談する、治療するという流れで、「最初の一歩」から治療までをひとつながりに後押しします。
男性看護師への無料電話相談は、来院前の悩みの整理に利用できます。
※Dクリニックグループ来院実績数は1999年7月から2026年3月までの累計です。









