記事ポイント
- 幻の6コマ漫画全72話をオールカラーで初収録
- カバーは萩尾望都の描き下ろし、童話5編も収録
- 2026年12月18日発売、予価2,200円(税込)
朝日新聞出版が、萩尾望都氏の『ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集』を2026年12月18日に発売します。
1991年から92年に「週刊朝日百科 動物たちの地球」で連載され、これまで単行本化されなかった6コマ漫画「いるかいないかさがし」全72話が、連載開始から35年を経て一冊になります。
オールカラー収録に加え、描き下ろしカバーと童話5編も楽しめます。
朝日新聞出版『ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集』

- 書名:ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集
- 作者:萩尾望都
- 発売予定日:2026年12月18日(金)
- 予価:2,200円(本体2,000円+税)
- 判型・ページ数:A5横・120ページ(金額、ページ数は変更になる場合があります)
- ISBN:978-402-3325210
- 発行:朝日新聞出版
「いるかいないかさがし」は、「さみしい星」からやってきた宇宙人ポンが、見ると幸福になるという不思議な地球の生き物「いるかいないか」を探す物語です。
6コマ漫画全72話をオールカラーで収録し、カバーは萩尾氏による描き下ろしです。
萩尾氏による童話作品「ふんがも」「お菓子おばけ」「トリッポンのこねこ」「トリッポンとおばけ」「トリッポンと王様」の5編も収録します。
ポンは人間の少年・アッくん、その姉のミミコちゃん、パパと暮らしながら、さまざまな生き物たちと出会います。
動物たちの意外な生態に驚いたり、生き物が食べたり食べられたりすることに心を痛めたりしながら、ポンは「幸福とは何か」を考えていきます。
ユーモラスでありながら読む人の心をあたたかく包み、生きること、死ぬこと、幸せとは何かという普遍的なテーマを静かに問いかけます。
30年以上前に描かれた作品ですが、その魅力は少しも色あせていません。
長年単行本化されていなかった本作は、SNSなどでも書籍化を望む声が寄せられていました。
大人になってから読み返したくなり、子どもたちにも届けたい、萩尾氏ならではの豊かな想像力と命へのあたたかなまなざしが詰まった一冊です。
萩尾氏は「あとがき」で次のように記しています。
「出会いは一瞬のことです。
すべての生き物は生まれては死んでいきます。
あなたも私も。
でも、心に残る出会いがあり思い出があれば、命の全てが愛おしく思えてきます。
出会いは苦しくもあり悲しくもあり、そして美しい。
アッくん一家もポンも、遠い世界の友人とこの日々を忘れないでしょう」(萩尾望都)
萩尾望都氏は1949年、福岡県生まれの漫画家です。
1969年に「ルルとミミ」でデビューし、1972年に「別冊少女コミック」で連載を開始した「ポーの一族」のほか、「トーマの心臓」「11人いる!」など、時代を超えて読み継がれる少女漫画の傑作を生み出してきました。
2012年に少女漫画家として初めて紫綬褒章を受章し、2019年に文化功労者に選出されました。
海外でも人気が高く、2022年にアイズナー賞「コミックの殿堂」、2024年にアングレーム国際漫画祭特別栄誉賞を受賞し、日本芸術院会員でもあります。
『ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集』は、連載開始から35年を経て初めて単行本化される幻の6コマ漫画全72話と、童話5編を一冊で味わえる作品集です。
大人が読み返しても、子どもに手渡しても、命へのあたたかなまなざしが静かに心に届きます。
※カバーは変更になる可能性があります。








