リトアニア×シンガポール×日本の新進気鋭3監督を特集、特別上映含む全17作品を一挙上映!CINEMA BANDWAGON vol.02

CINEMA BANDWAGON vol.02 メインビジュアル

記事ポイント

  • リトアニア・シンガポール・日本の3監督を特集
  • 特別上映含む全17作品を一挙上映
  • 川添彩監督『幽明の虫』は最新作日本初上映

 

新しい映画・新しい才能を発見できる上映会「CINEMA BANDWAGON vol.02」が、シアター・イメージフォーラムで12月12日(土)より2週間限定で開催されます。

リトアニア・シンガポール・日本の新進気鋭の3監督の特集を中心に、特別上映を含む全17作品を一挙上映します。

上映後のトークイベントなども予定されています。

 

目次

CINEMA BANDWAGON vol.02

 

  • 会場:シアター・イメージフォーラム
  • 上映期間:12月12日(土)より2週間限定レイトショー
  • 上映作品数:全17作品(特別上映・リバイバル上映含む)
  • 関連企画:上映後のトークイベントなどを予定
  • 主催:シネマ バンドワゴン
  • 協力:リトアニア・フィルム・センター「日本におけるリトアニアの文化」

 

CINEMA BANDWAGONは、「映画は終わった。でももっと映画を!」という青山真治監督の言葉に導かれて教え子たちが再集結し、新しい映画・新しい才能を発見できる上映会です。

2024年に多くの映画ファンを熱狂の渦に巻き込んだ上映会が、「CINEMA BANDWAGON vol.02」として再び開催されます。

特集するのは、撮影監督出身のリトアニアの新星ヴィータウタス・カトゥクス監督、シンガポール発の夫婦デュオのマーク・チュア&ラム・リーシュエン、俳優としての顔も持つ日本の大河原恵監督の3組です。

さらに、甫木元空&井手健介による『エクスネ・ケディの幽体離脱』『エクスネ・ケディの白日夢』、釜山国際映画祭で審査員特別賞を受賞した川添彩監督の最新作『幽明の虫』の特別上映、広田智大監督の初長編作品『朝の火』のリバイバル上映もラインナップされています。

様々な枠組みや固定概念から解放された、新しい映画との出会いを楽しめる上映会です。

過去作から最新作までをまとめて観られるので、気になる監督の世界にじっくり浸れそうです。

 

ヴィータウタス・カトゥクス特集

 

  • 夏の終わりの訪問者:2025|リトアニア|111分
  • CHERRIES:2022|リトアニア|15分
  • PLACES:2020|リトアニア|12分
  • Community Gardens:2019|リトアニア|15分

 

16ミリフィルムによる驚きのカメラワークでカンヌやヴェネチアといった三大映画祭にノミネートされ、初長編作品ではカルロヴィヴァリ国際映画祭 最優秀監督賞を受賞した監督です。

『夏の終わりの訪問者』は、妻と息子をノルウェーに残して故郷のリゾート地に戻った30代半ばのダニエリュスが、過去を捨てきれずにいる物語で、2025年カルロヴィヴァリ国際映画祭 最優秀監督賞を受賞しています。

『CHERRIES』は、定年退職した父親が庭のさくらんぼ摘みに息子を誘う作品で、2022年カンヌ国際映画祭公式短編部門にノミネートされました。

『PLACES』は、変わりゆく街との別れを先延ばしにするように、幼馴染の二人が思い出の場所で最後の数日を過ごす作品で、2020年ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・短編部門にノミネートされています。

『Community Gardens』は、父と息子の冷え切った関係を描いた物語で、2019年カンヌ国際映画祭批評家週間短編部門にノミネートされました。

 

マーク・チュア&ラム・リーシュエン特集

 

Chomp It!

 

  • 根欲:2024|シンガポール|6分
  • Chomp It!:2023|シンガポール|11分
  • セントーサ、地球最後の日:2021|シンガポール|23分
  • The Cup:2020|シンガポール|17分

 

アートロックバンドでの出会いから生まれ、映画から空間芸術まで横断する夫婦デュオで、ボディホラーや思弁的なフィクションの世界を紡ぎます。

『根欲』は全編スーパー8で撮影された極めて私的で実験的な作品で、シンガポールにおける「髪」の政治的・歴史的な意味合いから身体への統制を見つめ直し、2024年ロッテルダム国際映画祭に出品されました。

『Chomp It!』は、暑さを凌ぐために市民プールを訪れたワニの姿の2人の男を描き、2023年ロッテルダム国際映画祭に出品されています。

『セントーサ、地球最後の日』は、1998年アジア金融危機の只中に“最後の日”を過ごすためセントーサ島を訪れる家族の物語で、2021年シンガポール国際映画祭 最優秀東南アジア監督賞を受賞しました。

 

The Cup

 

『The Cup』は、頭部が抽出機(ブルーイングマシン)になった男が、自身の体から抽出される飲み物の風味を良くしようと手を尽くす物語で、シンガポールのロックダウン中に撮影され、「日常の平坦化」に抗いこの世界に存在することの意味を見つめ直す瞑想的な作品です。

 

大河原恵特集

 

素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる

 

  • 素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる:2025|日本|67分|出演:大河原恵、名村辰、みやなおこ、鎌滝恵利 ほか
  • 逆流竹取物語:2016|日本|14分|出演:椎名琴音、足立理、夙川アトム、鶴巻紬 ほか
  • みんな蒸してやる:2015|日本|41分|出演:大河原 恵、須藤瑞己 ほか

 

不器用な人々のこれでもかという「回り道」を、独特のユーモアと唯一無二の言葉選びで描き出す監督です。

『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』は、交際していた横溝千歳の結婚式に乗り込んでカメラを奪い走り去った春田望が、病室で横溝の姿をした“カステラ”を名乗る男と出会う物語です。

『逆流竹取物語』は、月に帰ったかぐや姫を巻き込んで灯台で起こる、今昔物語さながらの恋模様を描く作品です。

 

みんな蒸してやる

 

『みんな蒸してやる』は、えび焼売自主生産工場で働くカヨコが、案山子になりたがる好きな男を振り向かせる方法を考える物語です。

 

甫木元空&井手健介『エクスネ・ケディの幽体離脱』『エクスネ・ケディの白日夢』

 

  • エクスネ・ケディの幽体離脱:2024|日本|15分|出演:エクスネ・ケディ、井手健介、大河原恵、斉藤陽一郎 ほか
  • エクスネ・ケディの白日夢:2025|日本|13分|出演:井手健介、斉藤陽一郎、大河原恵 ほか

 

甫木元空と井手健介が手がけるエクスネ・ケディシリーズ2作品を特別上映します。

『エクスネ・ケディの幽体離脱』は、井手健介に憑依したエクスネ・ケディが幽体として現実世界を浮遊する、壮大な物語の序章です。

『エクスネ・ケディの白日夢』は、バイトに遅刻中の井手健介と、リズムやオペラに取り憑かれる客たちが、宇宙へ飛び立つロケットに今宵もパーティーへ誘われる作品です。

 

川添彩『幽明の虫』『とおぼえ』『とてつもなく大きな』

 

  • 幽明の虫:2025|日本|13分|最新作日本初上映|出演:遊屋 慎太郎、小川 未祐、嶺 豪一、岡本 多緒 ほか
  • とおぼえ:2023|カラー|23分|出演:飯田芳、佐々木詩音、高田静流、鈴木卓爾、髙橋洋ほか
  • とてつもなく大きな:2020|カラー|11分|出演:立脇実季、佐々木詩音ほか

 

釜山国際映画祭で審査員特別賞を受賞した最新作『幽明の虫』が、日本初上映されます。

『幽明の虫』は、街に眠る男の中に“虫”が入り込み、頭に鳴り響く音から逃れようと走る男の実体が、17時を報せるサイレンに混ざる音で剥がれ落ちていく物語です。

『とおぼえ』は、弟の死に顔に自身の死を見た主人公を描き、内田百閒の短編小説「とおぼえ」「冥途」から着想した、ロッテルダム国際映画祭出品作です。

『とてつもなく大きな』は、エイコが子どもの頃に聞いた音を繰り返し思い出す作品で、第73回カンヌ国際映画祭批評家週間短編部門に正式出品されました。

 

広田智大『朝の火』

 

  • 朝の火:2024|カラー|82分|リバイバル上映|出演:笠島智、山本圭将、福本剛士、須森隆文、小磯松美

 

広田智大監督の初長編作品が、リバイバル上映されます。

ごみ処理施設の焼却炉を舞台に、祐一と同僚の次郎がお宝を見つけるため穴を掘り始め、生きづらさを抱える人々の未来と過去が交錯していきます。

 

3監督の特集に特別上映・リバイバル上映が加わり、新しい才能に出会える贅沢なラインナップです。

「CINEMA BANDWAGON vol.02」は、12月12日(土)よりシアター・イメージフォーラムで2週間限定のレイトショー上映です。

 

©Emoumie Pictures

©2025『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』

©2015『みんな蒸してやる』

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