記事ポイント
- ヨコビ苺のチーズケーキには、モルト粕を飼料に平飼いで育てた鶏の「ヨコビたまご」と、アクアポニックス産「ヨコビのアクアいちご」を使用しています。
- アグリ王の「閉鎖型アクアポニックス システム」は、魚の排せつ物を微生物が分解した養分でイチゴを栽培し、浄化された水を魚の水槽へ戻す循環型農業システムです。
- ビール製造時に発生するモルト粕を淡水魚・ホンモロコの養殖飼料として活用し、その養殖水でイチゴを栽培する資源循環モデルを構築しています。
UMAYAは、モルト粕を活用した資源循環プロジェクトから生まれた「ヨコビ苺のチーズケーキ」をレギュラーメニューとして提供しています。
アグリ王と横浜ビールが共同で取り組み、ビール製造時に出るモルト粕を魚の養殖飼料に活用してイチゴを育てる仕組みを商品化しました。
モルト粕が魚を育て、魚がイチゴを育て、イチゴがスイーツになる新しい資源循環モデルです。
UMAYA「ヨコビ苺のチーズケーキ」

- 提供店舗:横浜ビール直営レストラン「UMAYA」
- 提供開始:2026年7月
- メニュー区分:レギュラーメニュー
- ヨコビたまご
- ヨコビのアクアいちご
ヨコビ苺のチーズケーキは、生産者・環境・資源循環をテーマに誕生した、横浜ビールを代表するシグネチャースイーツです。
生地には、モルト粕を飼料として活用し、アニマルウェルフェアの考え方に基づく平飼い環境で育てられた鶏が産む「ヨコビたまご」を使用しています。
イチゴには、アグリ王の「閉鎖型アクアポニックス システム」でモルト粕由来の魚の栄養を利用して栽培した「ヨコビのアクアいちご」を使用しています。
横浜ビール直営レストラン「UMAYA」のレギュラーメニューとして提供しています。
閉鎖型アクアポニックス システム

- きれいな水
- 魚の養殖
- 養殖水を濾過
- 微生物が排泄物を植物の栄養へ分解
- 養分豊富な水
- イチゴの栽培
アグリ王が開発した「閉鎖型アクアポニックス システム」は、閉鎖型LED植物工場とアクアポニックスを融合した循環型農業システムです。
魚の排せつ物を微生物が植物の栄養へと分解し、その栄養を利用して植物を栽培したのち、植物によって浄化された水が再び魚の水槽へ戻るため、資源を効率よく循環利用できます。

完全閉鎖型の栽培環境を採用しているため天候や季節の影響を受けることなく、年間を通じて高品質な農産物を安定して生産できることが特長です。
農薬や化学肥料に頼らない持続可能な農業技術として、企業・自治体・教育機関など幅広い分野で活用が進んでいます。

- 実証実験開始:2025年4月
- 養殖水を利用した本格栽培開始:2026年1月
アグリ王は2018年よりLED植物工場でのイチゴ栽培に取り組み、自社施設での栽培実証を通じて、高糖度で品質の安定したイチゴを周年栽培する技術を確立してきました。
LED植物工場とアクアポニックスの技術を組み合わせた栽培方法により、レストランで提供するスイーツ用イチゴとして商品化を実現しました。

収穫されたイチゴは品質や糖度などを確認した上で、横浜ビールのスイーツメニューとして正式採用されました。
モルト粕を活用した資源循環

ビール製造過程では、大麦麦芽を使用した後に大量のモルト粕が発生します。
モルト粕には豊富なたんぱく質や食物繊維が含まれている一方、その多くは十分に活用されていないのが現状です。

アグリ王と横浜ビールは、このモルト粕を淡水魚・ホンモロコの養殖飼料として活用し、その養殖水を利用してイチゴを栽培しています。

モルト粕は乾燥させてパウダー状に加工し、魚の養殖飼料として活用しています。
モルト粕、魚養殖、イチゴ栽培、レストランのスイーツという流れで、食品副産物を新たな価値へと生まれ変わらせる循環型モデルを構築しています。
「UMAYA」では、資源循環から生まれた「ヨコビ苺のチーズケーキ」で環境にやさしいものづくりのストーリーを味わえます。
モルト粕から育った魚の栄養で実った「ヨコビのアクアいちご」と、平飼い卵の「ヨコビたまご」が織りなす一皿を楽しめます!
横浜ビール直営レストランで、ビールの副産物が形を変えて生まれ変わる循環型スイーツを体験できます。








