記事ポイント
- クラウド不使用の庁内ネットワーク限定運用で機密情報を保護
- ユーザー数・会議時間無制限のOSS『Jitsi』を本庁と4支所で活用
- 移動時間削減と災害時の情報共有基盤として職員に定着
デージーネットは、磐田市役所にOSSのWeb会議システム『Jitsi』を2025年10月に導入しました。
クラウドサービスを使わず庁内ネットワーク内だけで運用できる環境を構築し、機密情報の保護と職員の移動負担軽減を同時に実現しています。
デージーネット「Jitsi」磐田市役所Web会議システム導入事例
- 導入時期:2025年10月
- 対象:磐田市役所(本庁舎:静岡県磐田市)
- 規模:本庁と4支所を接続、50〜60人同時参加対応
- ユーザー数・会議時間:無制限
- 運用方式:庁内ネットワーク内のみ(クラウド不使用)
デージーネットはOSSに特化したITシステムインテグレーターで、企業・自治体・医療機関向けにOSSを活用したシステム構築と運用支援を提供しています。
磐田市役所では本庁と4つの支所の間で会議や打ち合わせのたびに職員の移動が発生しており、効率的なコミュニケーション手段を検討していました。
住民情報などの機密情報を扱う業務の性質上、庁内ネットワーク内だけで安全に利用できるWeb会議環境が求められ、台風などの災害発生時にも迅速な情報共有ができる仕組みも必要とされていました。
導入の経緯と『Jitsi』採用の理由
磐田市役所は、庁内会議や研修での利用を想定し、本庁と4支所をつないで50〜60人が同時に参加できるWeb会議環境を求めていました。
『Jitsi』は音声通話、ビデオ通話、画面共有、チャット機能を備えており、これらの要件を満たすとして採用されました。
OSSであるため、ユーザー数に応じた課金は一切かかりません。
また、Web会議の利用時間に制限がなく、専用アプリのインストールも不要で、Webブラウザさえ使用できればアカウント登録なしでWeb会議を開始できます。
こうした条件が、全庁舎で利用しやすく活用の幅を広げられるシステムとしての採用につながりました。
導入後の効果
磐田市役所の担当者は、導入効果について次のように述べています。
導入後は、対面での打ち合わせに伴う移動時間を削減できるようになりました。
また、研修や会議においても、参加者が状況に応じて柔軟に参加できるようになり、業務の効率化につながっています。
現在は庁内会議や研修を中心に活用されているほか、今後は本庁と4支所をつないだ住民対応や、台風などの災害発生時における迅速な情報共有手段としての活用も期待されています。
利用者からも、「簡単に使用できた」、「便利なツールとして今後も活用したい」といった声が寄せられており、職員間のコミュニケーション基盤として活用が進んでいます。
デージーネットの導入支援サービス
デージーネットでは、自治体や医療機関など機密情報を扱う組織向けに、OSSを活用した閉域型コミュニケーション基盤の構築を提供しています。
システム構築に加え、導入後は「Open Smart Assistance」と呼ぶ運用サポートを提供しており、Q&A対応、セキュリティ情報提供、点検とチューニング、障害調査・回避、障害時オンサイト対応、障害時システム再構築、ソフトウェアのアップデートが含まれます。
自社でのインストールや構築に不安を持つ自治体向けにも、これらの支援サービスを通じて継続的な運用環境を整備できます。
クラウドに依存せず庁内ネットワーク内だけで機密情報を守りながら、ユーザー数・時間の制限なく本庁と支所をつないだWeb会議環境を職員が日常業務と災害対応の両面で活用できます。
デージーネット「Jitsi」磐田市役所Web会議システム導入事例の紹介でした。
よくある質問
Q. 『Jitsi』の利用にアカウント登録は必要ですか?
A. アカウント登録は不要です。
Webブラウザさえ使用できれば、専用アプリのインストールなしにいつでも自由にWeb会議を行えます。
Q. 磐田市役所では今後どのような用途への活用を想定していますか?
A. 現在の庁内会議や研修での活用に加え、本庁と4支所をつないだ住民対応や、台風などの災害発生時における迅速な情報共有手段としての活用が期待されています。