記事ポイント
- 食品表示印刷にAIの自動整形とラベル自動生成を追加
- レシピから商品名や原材料名、アレルゲン候補を作成
- 修正候補と理由を見比べ、承認した内容だけ反映
リレーションデザイン研究所が「食品表示印刷」において、AIによるラベル作成支援機能を提供開始します。
入力済みの表示内容をAIが確認する「自動整形」と、レシピから食品表示案を作成する「ラベル自動生成」が、2026年7月1日(水)より利用できます。
リレーションデザイン研究所「食品表示印刷」

- 提供開始:2026年7月1日(水)
- 名称:食品表示印刷
- 料金:無料(有料プランあり)
- 対応:Web、iOS、Android
- 機能:自動整形、ラベル自動生成
- プロプラン:AI機能を月1,000回まで利用可能
「食品表示印刷」は、食品表示ラベルの作成、管理、印刷を支援するアプリケーションサービスです。
商品ごとの表示情報や原材料を管理し、対応するラベルプリンターから食品表示ラベルを印刷できます。
Web、iOS、Androidに対応し、食品表示に関する業務をスマートフォンやパソコンから行えます。
今回のアップデートでは、食品表示の作成開始時と入力後の見直しを支援する2つのAI機能が追加されます。
レシピから食品表示の初稿を作成する「ラベル自動生成」

- 入力:料理名、使用する材料、分量など
- 生成:商品名、名称、原材料名、アレルゲン候補
- 操作:レシピ欄に入力し、ラベル自動生成を選択
「ラベル自動生成」は、料理名、使用する材料、分量などをレシピ欄に入力すると、AIが内容を読み取り、食品表示の初稿となる案を作成する機能です。
事業者が普段使用しているレシピに近い形で情報を入力することで、食品表示の書き出しに使う初稿を作れます。
生成結果はプレビュー画面に表示され、利用者が内容を確認したうえで現在の入力内容へ反映できます。
AIが作成した表示案は、そのまま確定または印刷されることはありません。
空欄から一項目ずつ表示内容を考える作業は、初稿をもとに不足している情報や修正が必要な箇所を整える流れへ変わります。
修正候補と理由を比較できる「自動整形」

- 対象:入力済みの商品名、原材料名
- 確認:食品表示上の名称、原材料名
- 反映:提案ごとに承認または却下
「自動整形」は、入力済みの商品名や原材料名をもとに、食品表示上の「名称」と「原材料名」をAIが確認する機能です。
画面には、現在の入力内容とAIによる修正候補が並べて表示されます。
利用者は、変更箇所と提案理由を確認したうえで、提案ごとに「承認する」または「却下する」を選択できます。
承認した修正だけが反映されるため、AIが利用者の確認なしに食品表示を書き換えることはありません。
商品の内容に応じた食品表示上の「名称」、原材料名に使用されている表現や表記の揺れ、事業者が設定した方法に応じたアレルゲン表示などが修正候補になります。
単純な誤字脱字の検出だけではなく、名称の分類や原材料の表現など、利用者自身では気づきにくい箇所について確認のきっかけを示します。
修正候補がない場合も、その結果が画面上で通知されます。
複数のAIとルールベースの確認処理を組み合わせる仕組み
- 工程:複数のAIによる候補生成
- 工程:生成された候補の比較と判定
- 工程:ルールに基づく確認処理
両機能では、一つのAIによる回答をそのまま採用するのではなく、複数のAIが生成した候補を比較・判定する仕組みが使われています。
アレルゲン表示や入力情報の不足など、一定の条件をプログラムで確認するルールベースの処理も組み合わされています。
食品表示の初稿作成と入力内容の見直しは、複数の工程を通じて支援されます。
最終的な反映は利用者が提案内容を確認してから行うため、AIによる候補生成と人による確認を組み合わせた操作フローになっています。
食品編集画面から無料プランでも利用可能
- 利用画面:食品表示印刷の食品編集画面
- 無料プラン:所定の回数制限内で利用可能
- プロプラン:AI機能を月1,000回まで利用可能
新機能は、「食品表示印刷」の食品編集画面から利用できます。
「ラベル自動生成」では、レシピ欄に料理名、使用する材料、分量などを入力し、「ラベル自動生成」を選択します。
「自動整形」では、商品名と原材料名を入力し、事業者情報でアレルゲンの表示方法を設定したうえで、「自動整形」を選択します。
無料プランでは、所定の回数制限内でAI機能を利用できます。
プロプランでは、継続的に複数の商品を作成・管理する事業者にもAI機能を使える回数が用意されています。
最終的な表示内容は根拠資料との照合が必要
本機能は、食品表示の作成および確認作業を支援するものです。
AIが生成した表示案や修正候補は、正確性、完全性および法令への適合性を保証するものではありません。
入力されたレシピだけでは、複合原材料の詳細、食品添加物、原料原産地、製造工程中の混入、仕入先が管理するアレルゲン情報などを正確に判断できない場合があります。
原材料の規格書、仕入先から提供された情報、実際の製造工程、最新の法令や行政機関の案内などとの照合が、最終的な表示内容を支えます。
「食品表示印刷」のAI機能は、レシピから初稿を作り、入力後の名称や原材料名を見直す流れを食品編集画面で支援します。
修正候補と理由を見比べながら承認できるため、食品表示を手探りで作る作業を、表示案を整える作業へ進められます。
食品表示印刷のAI機能の紹介でした。
よくある質問
Q. 「食品表示印刷」に追加されるAI機能は何ですか?
A. 入力済みの表示内容をAIが確認する「自動整形」と、レシピから食品表示案を作成する「ラベル自動生成」が追加されます。
Q. 「ラベル自動生成」では何を作成できますか?
A. 料理名、使用する材料、分量などから、商品名、名称、原材料名、レシピから検出したアレルゲン候補を含む食品表示の初稿を作成できます。
Q. AIの修正候補は自動で反映されますか?
A. AIの提案は自動的に確定されず、利用者が現在の入力内容と比較し、承認した修正だけが反映されます。
Q. 新機能は無料プランでも使えますか?
A. 無料プランでは所定の回数制限内でAI機能を利用でき、プロプランではAI機能を月1,000回まで利用できます。