記事ポイント
- 2025年の保育運営事業者の倒産件数が過去最多を更新し、業績悪化事業者が4割を超えている
- 給食・人材・DX・保護者支援・防災の5領域を担う6社が2026年7月14日・15日にオンラインセミナーを共催する
- 実際にサービスを導入した保育施設も登壇し、現場目線の運営改善事例が共有される
保育業界は、待機児童問題がひと段落した今、定員割れや人材不足という新局面に直面しています。
帝国データバンクの調査によると、2025年の保育運営事業者の倒産件数は過去最多を更新し、業績が悪化している事業者は4割を超えています。
こうした状況を受け、保育施設関係者を対象にした6社共催のオンラインセミナーが2026年7月に開催されます。
ニシハタシステム「保育支援事業者共催セミナー2026 園児減少 × 人材不足時代の園づくりヒント集」

- 名称:保育支援事業者共催セミナー2026 園児減少 × 人材不足時代の園づくりヒント集
- 開催日時:2026年7月14日(火)・15日(水)13:00〜16:00
- 開催形式:オンライン配信(Zoom ウェビナー)
- 共催:株式会社アスカ/オイシックス・ラ・大地株式会社/株式会社カタグルマ/GMOエンペイ株式会社/株式会社ニシハタシステム/BABY JOB株式会社(50音順)
保育施設向けにIP無線機や防災研修サービスを提供するニシハタシステムが主体となり、保育業界の多様な課題に独自のソリューションを持つ5社と共同で開催する第2回のオンラインセミナーです。
「園児不足」「人材不足」「資金不足」という3つの不足をテーマに、給食・食育、人材、DX、保護者支援、防災の各分野から実践ヒントが提供されます。
今年度から全国展開される「こども誰でも通園制度」により、これまで園を利用していなかった家庭との新たな接点が生まれ、保護者の体験価値や園選びの印象形成が一層重要になっています。
第1回の昨年開催時には全国の保育事業者など約300名が参加しており、「内容が濃く、知りたい情報がたくさんあった」「様々な方面から話を聞くことができ勉強になった」といった感想が寄せられます。
保育業界の転換点:「量」から「質」へ
少子化を背景に待機児童の解消が進んだ一方で、定員割れや園の閉鎖リスクという課題が顕在化しています。
帝国データバンクの「保育園」の倒産・休廃業解散動向(2025年)によると、2025年の倒産件数は過去最多を更新し、業績悪化事業者は全体の4割超に達しています。
受け皿確保を目的とした「量」重視のフェーズは終わり、保育業界は「質」で選ばれるフェーズへ移行しています。
保育士不足と現場の業務負担は依然として続いており、限られた人員で保育の質を維持・向上させるために業務効率化や外部サービスの活用が重要な課題となっています。
今回のセミナーはこうした背景のもと、令和8年度の業界動向と実践事例を2日間で学ぶ場として設計されています。
6社が登壇するセミナープログラム
共催6社はそれぞれ異なる専門領域で保育現場を支援しています。
アスカは保育専門の人材サービスで慢性的な人手不足の解決を担い、オイシックス・ラ・大地は保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」を通じて食材費高騰や調理業務の負担軽減に対応します。
カタグルマは職員の業務負担を軽減するSaaSで効率化を支援し、GMOエンペイは集金業務のキャッシュレス化・DXを担います。
BABY JOBはおむつの定額制サービスで保育現場と保護者双方の負担軽減に特化しています。
第2回となる今回は、実際にサービスを導入している利用園も登壇します。
各ソリューションの活用方法や運営改善につながった事例が現場の視点から共有されるため、サービス提供側の説明にとどまらない実践的な内容になっています。
主催・ニシハタシステムのIP無線機「伝シリーズ」
ニシハタシステムが2016年から展開するIP無線機「伝シリーズ」は、データ通信帯域を利用して通話するため、災害時の通話規制の影響を受けにくい設計になっています。
日常の職員間の業務連携から、緊急時の安否確認・連絡手段の確保まで安定して活用でき、2026年5月時点で全国2,500園以上の保育施設に導入されています。
日常業務の効率化と有事の安全対策を同時に支える点が保育施設から支持を集めており、本セミナーの防災セッションでも具体的な活用事例が紹介されます。
2026年7月14日・15日の2日間、Zoomウェビナーで開催される本セミナーは、給食・人材・DX・保護者支援・防災の5領域にわたる実践ヒントを学べる内容となっています。
実際にサービスを導入した利用園の声も盛り込まれ、倒産件数が過去最多を更新するなど課題が山積する保育業界において、園運営の質を高める具体的な知見が2日間に集まります。
ニシハタシステム「保育支援事業者共催セミナー2026 園児減少 × 人材不足時代の園づくりヒント集」の紹介でした。
よくある質問
Q. セミナーの参加費用はいくらですか?
A. プレスリリース上では参加費用の記載はなく、詳細は主催者の公式サイトに掲載されています。
Q. 第1回のセミナーには何名が参加しましたか?
A. 昨年開催の第1回には、全国の保育事業者など約300名が参加しています。
Q. 「伝シリーズ」は何種類の用途に対応していますか?
A. 日常業務での職員間の情報共有と、災害時の安否確認・緊急連絡という2つの用途に対応しており、データ通信帯域を利用するため通話規制の影響を受けにくい仕様になっています。