記事ポイント
- 全国500人調査で88.2%が梅雨前の片付けを希望、最も整えたい場所1位はクローゼット(26.8%)
- 湿気やカビが原因で廃棄した経験があるものの1位は衣類(22.6%)、2位は布団・毛布(19.9%)
- 処分できない理由の半数超が手続き・費用・時間のハードルで、もったいない精神だけではない実態が明らかに
カビやダニが増える梅雨シーズンを前に、片付けや不用品整理を望む生活者が約9割に上ることが、粗大ゴミ回収隊の調査で明らかになります。
処分への意欲とは裏腹に、手続きの煩雑さや費用・時間の壁が実際の行動を阻んでいる構造的な実態も、複数の設問にわたって一貫して示されています。
粗大ゴミ回収隊「梅雨前の片付け・不用品整理に関する実態調査」

- 調査対象:全国成人男女500名
- 調査期間:2026年5月18日〜5月20日
- 調査方法:インターネット調査
- 実施:株式会社PRIME(粗大ゴミ回収隊)
PRIMEが運営する粗大ゴミ回収隊が、2026年5月18日〜20日の期間、全国の成人男女500名を対象に「梅雨入り前の片付け・不用品整理に関する実態調査」を実施しました。
近年、日本の気候の亜熱帯化傾向により、梅雨時期のカビ・ダニ発生は住環境と健康に対するリスクとして認識が高まっており、生活者の意欲と行動の間に存在する具体的な障壁が今回の調査で数値として示されます。
「梅雨入り前に自宅の片付けや不用品整理をしたいと思いますか」という問いに対し、「非常にそう思う」が26.4%、「ややそう思う」が61.8%と、全体の88.2%がジメジメとした時期を迎える前に家の中を整えたいという意向を持っています。
片付けたい場所の1位はクローゼット(26.8%)、2位は押し入れ(21.1%)で、この2か所だけで約半数を占めており、空気が通りにくく湿気が滞留しやすい密閉型収納スペースが最も警戒される場所として認識されています。
玄関・靴箱(11.9%)、物置・納戸(7.7%)、浴室・脱衣所(7.5%)がそれに続きます。
処分したい不用品——湿気を吸う素材が上位を占める

「梅雨前に処分したい不用品がある」と答えた割合は76.6%で、4人に3人が何らかの不要なものを抱えたまま梅雨を迎えようとしている状況が浮かび上がります。
処分したい不用品の上位は1位・衣類(29.8%)、2位・古い布団・毛布(14.4%)、3位・段ボール(10.4%)、4位・本・雑誌(9.3%)、5位・靴(9.3%)の順です。
上位にランクインしたアイテムはいずれも布や紙など湿気を吸収しやすい素材で占められています。
特に段ボールはネットショッピングの普及に伴い家庭内に蓄積されやすく、湿気を吸ってカビが生えやすいだけでなく、ダニやゴキブリの住処・産卵場所になりやすい素材として、梅雨前の処分が有効とされています。
カビ被害の実態——衣類・布団・靴が廃棄の犠牲に

「湿気やカビが原因で処分したことがある物は何ですか」という問いには、1位・衣類(22.6%)、2位・布団・毛布(19.9%)、3位・靴(14.5%)、4位・バッグ(13.4%)という結果が得られます。
クローゼットや押し入れの奥に保管していた衣類や布団が、取り出した時点でカビだらけになっており廃棄せざるを得なかった経験を持つ人が多いことが分かります。
大切に保管していたはずのものがカビの培養場所になってしまうというこの現実は、梅雨時期の収納における構造的な課題です。
カビが発生してから捨てるのではなく、発生前に不要なものを減らして収納スペースの風通しを確保するという予防的な処分の重要性が、調査結果から示されています。
捨てられない最大の壁と「5月中」に動けない現実

不用品を処分できない理由として最も多かったのは「まだ使えるから(22.5%)」というもったいない精神です。
次いで「費用がかかるから(16.4%)」「時間がないから(15.4%)」「粗大ごみの予約が面倒だから(14.2%)」が続き、「捨て方がわからないから(9.1%)」を含めると全体の半数以上が、手続きや作業の手間を理由に処分を先送りにしている実態が示されます。
自治体の粗大ごみ回収は費用を抑えられる一方、「事前の予約」「処理券の購入」「指定日時の朝に自力で指定場所まで運び出す」という複数の工程が求められます。
共働き世帯が多い現代において、この一連の手続きはタイムパフォーマンスが低く、不用品放置の一因となっています。
梅雨前の片付けを「5月中に始めたい」と答えた人は全体の約66%(5月上旬29.2%・中旬20.4%・下旬17.0%)に上りますが、自治体の粗大ごみ回収は春から初夏にかけて混み合い、予約から数週間待ちとなるケースもあります。
88.2%という高い割合で梅雨前の片付けを望みながら、手続き・費用・時間という物理的なハードルによって半数超が行動に移せていない今回の調査結果は、毎年繰り返される「不用品処分の負のループ」の実態を数値で裏付けています。
クローゼットや押し入れに蓄積されたカビ予備軍の不用品を梅雨入り前に整理することが、夏場の快適な住環境の確保に直結します。
粗大ゴミ回収隊「梅雨前の片付け・不用品整理に関する実態調査」の紹介でした。
よくある質問
Q. 梅雨前に処分を望まれている不用品の上位は何ですか?
A. 1位は衣類(29.8%)、2位は古い布団・毛布(14.4%)、3位は段ボール(10.4%)です。
布や紙など湿気を吸収しやすい素材が上位を占めており、梅雨のカビ発生リスクが特に高いアイテムとなっています。
Q. 粗大ゴミ回収隊のサービスは自治体回収の予約が間に合わない場合にも対応していますか?
A. 粗大ゴミ回収隊は電話またはWebからの依頼で最短即日、希望の日時に専門スタッフが自宅まで訪問するサービスです。
古い布団・段ボール・重い家具など、あらゆる不用品をそのままの状態で搬出・回収する対応が取られます。
詳細はサービスサイトに掲載されています。