記事ポイント
- 2013年度から13年連続で全タイプ選定です。
- タイプ2は70点で全国トップ2の高水準です。
- 2025年度は499校申請中204校が選定されました。
芝浦工業大学が2025年度の「私立大学等改革総合支援事業」で全4タイプに選定されました。
2013年度の事業開始以来13年連続の全タイプ選定となり、継続してきた改革の積み重ねがあらためて評価されています。
なかでも研究力が問われるタイプ2では全国トップ2の高水準となり、教育・研究・社会貢献を横断する取り組みの厚みが伝わります。
芝浦工業大学「私立大学等改革総合支援事業」

- 対象年度:2025年度
- 選定タイプ:タイプ1・タイプ2・タイプ3・タイプ4
- 継続記録:2013年度から13年連続で全タイプ選定
- タイプ2得点:70点(84点満点、得点率83.3%)
私立大学等改革総合支援事業は、文部科学省が特色ある教育研究や産業界・他大学との連携を進める大学を重点的に支援する制度です。
2025年度は499校が申請し、204校が選定されており、全4タイプで選ばれたのは芝浦工業大学と金沢工業大学の2校のみです。
芝浦工業大学は東京都江東区に本部を置く理工系大学です。
豊洲と大宮にキャンパスを構え、約1万人の学生と約300人の専任教員が学びと研究を支えています。
今回の選定では、ICTを活用した教育や学修歴証明のデジタル化、博士課程学生向けのキャリア支援、自治体連携の研究活動、産業界との共同研究による社会実装まで、大学全体の取り組みが幅広く評価されました。
2027年の創立100周年に向けて掲げる中長期戦略「Centennial SIT Action」の歩みが、国の求める改革の方向と重なっている点も注目したいポイントです。

特にタイプ2「特色ある高度な研究の展開」で高い評価を得た点は、研究大学としての存在感を伝えます。
昨年は同タイプでトップとなっており、今回は少なくとも全国2位の水準を維持しました。
国際共同研究論文数の向上に加え、アカリクと連携した博士課程学生向けキャリアビジョンセミナーの開催も、研究環境を支える取り組みとして評価されています。
研究を深めるだけでなく、その先の進路まで視野に入れた支援が整っている点は、進学先を考える高校生や大学院志望者にもわかりやすい魅力です。

地域とのつながりを示すタイプ3でも、芝浦工業大学は46点を獲得しています。
愛知県蒲郡市や新潟県佐渡市で自治体と連携した研究活動を進めており、研究成果を地域課題の解決へ結び付けている点が評価につながりました。
タイプ4「社会実装の推進」でも46点を記録しており、産業界との多くの受託・共同研究を通じて、学内の知を社会へ届けています。
学びがキャンパスの中だけで完結せず、地域や企業と結び付きながら広がっていくところに、この大学らしさがありました。
山田純学長は、13年連続の全タイプ選定について、改革の取り組みが評価された結果だとコメントしています。
あわせて「改革の歩みを止めない」大学のイメージが定着してきたと語り、2027年以降も見据えた戦略のもとで教育・研究・社会貢献の使命を果たしていく考えを示しました。
教育の質保証や研究力強化、社会連携を一体で進める姿勢は、大学選びで実績を重視したい人にも伝わりやすい材料です。
研究と社会実装の両方に力を入れる理工系大学の現在地を知りたい人にとっても、今回の結果は注目しやすいニュースといえます。
13年連続で全タイプに選ばれた芝浦工業大学「私立大学等改革総合支援事業」の紹介でした。
よくある質問
Q. 芝浦工業大学は2025年度にどのタイプで選定されましたか?
タイプ1「『Society 5.0』の実現等に向けた特色ある教育の展開」、タイプ2「特色ある高度な研究の展開」、タイプ3「地域社会の発展への貢献」、タイプ4「社会実装の推進」の全4タイプです。
Q. 今回の選定で特に注目されるポイントは何ですか?
2013年度の事業開始以来13年連続で全タイプ選定となった点に加え、タイプ2で70点を獲得し、少なくとも全国トップ2の高水準となった点です。
Q. 私立大学等改革総合支援事業では何校が選定されましたか?
2025年度は499校が申請し、204校が選定されました。