記事ポイント
- 2026年2月5日に採択された調査事業です。
- メキシコのサルガッサム活用を探ります。
- 100%植物バイオマス由来製品も展開しています。
冨士色素は2026年2月5日、メキシコでサルガッサム由来の生分解性バイオプラスチック活用を探る調査事業の採択を発表しました。
海に漂着する海藻を新しい素材として見直し、日本の材料技術で産業活用につなげる取り組みです。
環境配慮型素材に関心のある読者にとって、海藻が日常の製品へつながる流れを知るきっかけになる話題です。
冨士色素「サルガッサム由来バイオプラスチック活用調査」

- 採択発表日:2026年2月5日
- 調査地域:メキシコ合衆国
- 主なテーマ:サルガッサム由来の生分解性バイオプラスチック活用
- 連携先:GSアライアンス、Carbonwave
冨士色素は兵庫県川西市に拠点を置く素材メーカーです。
今回の調査事業では、メキシコ沿岸で回収されるサルガッサムを、高付加価値の海洋バイオマス資源として活かす道筋を探ります。
生分解性プラスチックの原料としての適性に加え、アルギン酸やフコイダンといった成分の活用も視野に入っている点が見どころです。
現地でのサンプル採取や成分分析、前処理の比較、樹脂との混練や成形性の確認を通じて、素材としての可能性を丁寧に見極めていきます。
コーティング材料や塗料への複合化、有用成分の抽出適性まで含めて検証が進むため、活用先の広がりにも期待が高まりました。

調査では、制度や許認可の整理、事業スキームやビジネスモデルの構築、日メキシコの連携体制づくりも進められます。
素材開発だけでなく、事業化まで見据えた枠組みづくりが同時に進むため、研究段階にとどまらない実装型のプロジェクトとして楽しめました。
GSアライアンスは、メキシコでサルガッサム関連事業を手がけるCarbonwaveと協力体制を築いており、現地調査や原料供給の面でも連携が進んでいます。
代表取締役の森良平氏は、サルガッサムを宝の山と捉え、メキシコで確立したモデルをカリブ海諸国や米国フロリダ州、アフリカ沿岸、欧州ポルトガルへ広げたい考えを示していました。
今後は、技術適性と制度要件の確認を経て、メキシコ現地でのパイロットライン設置や商業化フェーズへの移行が視野に入ります。
冨士色素とGSアライアンスは、生分解性プラスチックに加え、高付加価値の抽出物も柱に据え、日本発の海藻系バイオ材料の存在感を広げていきます。
海の課題を新しい素材へ変える視点がわかりやすく、サステナブルなものづくりに興味のある読者におすすめです。
バイオプラスチックや機能性成分の活用が一つの流れで見えてくるため、素材開発の広がりも感じられます。
採択発表は2026年2月5日で、メキシコを舞台にした国際連携の動きとしても注目しやすい内容です。
冨士色素「サルガッサム由来バイオプラスチック活用調査」の紹介でした。
よくある質問
Q. この調査事業はいつ発表されましたか?
採択の発表日は2026年2月5日です。
Q. どのような素材活用を目指していますか?
サルガッサムを原料に、生分解性バイオプラスチックやコーティング材料、塗料、有用成分の抽出へつなげる活用が検討されています。
Q. 関連する製品にはどんなものがありますか?
サルガッサムを一部原料とした、100%植物バイオマス由来の生分解性プラスチック製品が紹介されています。