記事ポイント
- 車両本体盗難件数は直近5年間で最多の2,746件となり、年間支払保険金は約82億円に達しました。
- ランドクルーザーが5年連続で車両本体盗難のワースト1位を記録し、車上ねらいでも初めてワースト1位となりました。
- 都道府県別では愛知県が最多で、2位の埼玉県と比較して車両本体盗難の支払件数が約2倍を占めています。
日本損害保険協会が第27回「自動車盗難事故実態調査」の結果を2026年3月4日に公表しました。
車両本体盗難件数は直近5年間で最多となり、年間支払保険金は約82億円と前年から約10億円増加しています。
ランドクルーザーが車両本体盗難・車上ねらいの両部門でワースト1位に挙がり、特定車種への被害集中が続いています。
日本損害保険協会「自動車盗難事故実態調査」

- 調査名:第27回自動車盗難事故実態調査
- 発表日:2026年3月4日
- 発表機関:日本損害保険協会
- 調査対象:損害保険会社21社
- 調査期間:2023年1月1日〜2025年12月31日
- 車両本体盗難件数(2025年):2,746件(直近5年間で最多)
- 車上ねらい件数(2025年):672件
- 年間支払保険金総額:約82億円(前年比+約10億円)
日本損害保険協会は、自動車盗難防止対策の一環として2000年度から毎年実施している「自動車盗難事故実態調査」の第27回結果を公表しました。
損害保険会社21社が2023年1月1日から2025年12月31日の期間に保険金を支払った事案が調査対象となります。
車両本体盗難件数は2,746件と直近5年間で最多となり、年間支払保険金総額は約82億円で2024年より約10億円増加しました。
車両本体盗難1件あたりの平均支払保険金も車両価格の上昇に伴い年々増加傾向です。
警察庁の犯罪統計資料によると、自動車盗難の認知件数は2003年の年間64,223件をピークに長期的に減少し、2025年は年間6,386件まで低下しました。
しかし保険支払件数は増加しており、「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」が取り組みを継続します。
車名別の盗難状況—ランドクルーザーの被害が深刻化

車両本体盗難の車名別ワースト1位は、5年連続でランドクルーザーとなっています。

過去3年間(2023年〜2025年)の推移でも、ランドクルーザーへの被害集中が続いています。

車上ねらいでもワースト1位に挙がり、1車種への被害集中が突出した状態です。
都道府県別の被害集中—愛知県が2位の約2倍

車両本体盗難で支払件数が最多の都道府県は愛知県で、2位の埼玉県と比べ約2倍の件数を占めており、車上ねらいでも2年連続のワースト1となっています。
日本損害保険協会の第27回「自動車盗難事故実態調査」では、2025年の車両本体盗難件数が直近5年間で最多の2,746件に達し、年間支払保険金総額は約82億円となりました。
ランドクルーザーは車両本体盗難で5年連続ワースト1位を記録し、2025年は車上ねらいでも初めてワースト1位となりました。
都道府県別では愛知県が車両本体盗難・車上ねらいともに最多で、車両本体盗難の支払件数は2位の埼玉県の約2倍に上ります。
日本損害保険協会「自動車盗難事故実態調査」の紹介でした。
よくある質問
Q. 車両本体盗難件数は最新調査で何件でしたか。
2025年の車両本体盗難件数は2,746件で、直近5年間で最多となっています。
車上ねらいは672件、年間支払保険金総額は約82億円でした。
Q. 盗難被害が最も多い車種はどれですか。
ランドクルーザーが車両本体盗難で5年連続ワースト1位を記録し、車上ねらいでも初めてワースト1位となっています。
上位にはプリウスやアルファードなども名前が挙がっています。
Q. 盗難被害が最も多い都道府県はどこですか。
愛知県が最多で、車両本体盗難の支払件数は2位の埼玉県の約2倍です。
車上ねらいでも2年連続でワースト1位となっています。