世界メシア教が、兵庫県西宮市の聖地に建設予定の「メシア聖堂」の建築家を決定しました。
設計を担うのは、東京を拠点に活動する能作文徳氏(43)と常山未央氏(42)です。
聖堂本体だけでなく周辺庭園まで一体で計画する点が今回のニュースで、建築と環境を同時に考えるプロジェクトとして注目を集めています!
世界メシア教「メシア聖堂・周辺庭園計画」

- 建築家決定:2026年2月
- 建設予定地:兵庫県西宮市甑岩町
- 設計対象:メシア聖堂・周辺庭園
- 担当建築家:能作文徳氏(43)・常山未央氏(42)
- 教団の起源:1935年立教の大日本観音会
世界メシア教は、1935年に立教された大日本観音会を起源とする宗教団体です。
1950年には宗教団体名を世界救世(メシア)教に改名し、現在の活動につながる方針を打ち出してきました。
今回の聖堂計画は、祈りの場としての機能に加え、周辺環境や生態系への配慮を設計段階から組み込む点が特徴です。
掲載写真では、晴れた空の下で関係者が笑顔を見せており、都市を望む高台の開放感とともに、計画の前向きなムードが伝わるカットです☆
建築家決定のポイントと計画の射程
- 建築家決定時期:2026年2月
- 計画対象範囲:聖堂本体・周辺庭園
- 計画地:兵庫県西宮市甑岩町
今回の決定では、建物単体のデザインだけでなく、敷地全体をどう育てるかまで視野に入れたチーム選定が行われました。
宗教建築は完成時の意匠だけで評価されがちですが、庭園を含む構想は日々の滞在体験を長期で支える設計につながります。
聖堂と庭園を同時に計画することで、屋内外の動線や季節ごとの景観変化を一体で設計しやすい構成です。
訪れる人にとっては、礼拝の瞬間だけでなく、到着から滞在、退出までの時間全体が体験価値になります!
能作文徳氏・常山未央氏の実績と設計スタンス
- 活動拠点:東京
- 主な受賞年:2016年・2022年
- 代表作品の展開地域:東京都・山梨県・富山県・神奈川県
能作文徳氏と常山未央氏は、現代都市と生態系の関係を主題に建築実践を続ける建築家ユニットです。
主な受賞歴には、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示特別表彰や、2022年第33回JIA新人賞などがあります。
経歴面では、日本国内の大学に加えてクロアチア、スイス、ドイツ、アメリカなど海外での研究・教育経験も重ねています。
単に新しい形をつくるだけではなく、素材調達から廃棄までを見通した設計思考を持つ点が、今回の計画と重なる部分です。
海外から20代前後のインターンが学びに来る環境があることも、次世代の建築教育に開かれた実践拠点であることを示しています。
ヴィーガン建築で目指す空間と素材の考え方
- 素材方針:動物性素材を極力使わない構想
- 環境配慮:太陽エネルギー・土壌再生・物質循環を重視
- 構法方針:日本古来の伝統構法の活用提案
今回掲げられた「ヴィーガン建築」は、食のヴィーガン思想を建築素材と施工方法へ拡張したようなアプローチです。
生分解性素材の検討や古材・廃材の再活用は、完成後の見た目だけでなく、建設前後の環境負荷まで視野に入れた設計判断になります。
薬品による刺激を抑える考え方も示されており、空気環境を含めて空間の快適性を整える意図が明確です。
宗教施設としての静けさに、素材由来のやわらかさや呼吸しやすい感覚が重なると、滞在体験の質は大きく変わります。
日本の伝統構法を取り込む提案が進めば、風土への適応と長寿命化を両立する設計にもつながる流れです。
周辺庭園まで含めた長期ビジョンと今後の注目点
- 空間計画:聖堂+庭園の一体設計
- 構想の時間軸:21世紀後半から22世紀を見据えた発想
- 教団方針:祈り・食・音楽を軸にした場づくり
今回の計画は、単発の建築プロジェクトではなく、長い時間軸で聖地の価値を育てるための基盤整備として位置づけられています。
庭園計画が並走することで、植栽の根づきや季節の表情、来訪者の導線が年月とともに成熟していく設計が可能になります。
完成時のインパクトだけで終わらせず、10年後、50年後の運用を想定する姿勢が、今回の計画のいちばん大きな読みどころです。
社会全体でサステナブル建築への関心が高まる中、宗教建築の領域でどこまで具体化できるかも注目ポイント。
環境循環と日本の伝統構法で描く新聖堂計画!
世界メシア教「ヴィーガン建築メシア聖堂・周辺庭園プロジェクト」の紹介でした。
よくある質問
Q. メシア聖堂の建築家は誰に決まりましたか?
能作文徳氏(43)と常山未央氏(42)の2名に決定しています。
Q. どこに建設予定ですか?
兵庫県西宮市甑岩町の聖地に建設予定です。
Q. どこまでを設計する計画ですか?
メシア聖堂本体に加え、周辺庭園まで含めた一体設計が予定されています。