国宝「聖徳太子絵伝」をスマホやPCで!ぶんかつ「デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~」

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独立行政法人国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が、東京国立博物館が所蔵する国宝「聖徳太子絵伝」を題材にしたウェブ版コンテンツの公開を開始しました。

新たに公開された「デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~」は、2025年7月まで法隆寺宝物館で公開されていた「8Kで文化財」コンテンツをウェブ用に改修したものです。

超高精細画像を用いて、展示室では見ることのできない細部まで鑑賞できるデジタルツールとして、PCやスマートフォンから利用可能となりました。

 

ぶんかつ「デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~」

 

「デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~」トップ画面

 

公開開始時期:2026年1月より

利用料金:無料(通信料は利用者負担)

対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語

URL:https://edu-cpcp.nich.go.jp/eden/

 

本コンテンツは、これまで博物館に来館しなければ楽しめなかった高精細コンテンツを、オンラインで広く公開するものです。

従来の日本語、英語に加え、中国語、韓国語を加えた4か国語に対応し、国内外の多くの人々が楽しめる仕様へと進化しています。

 

国宝「聖徳太子絵伝」とは

 

国宝「聖徳太子絵伝」 秦致貞 筆/平安時代・延久元年(1069)/綾本着色/ 全10 面/東京国立博物館(N-1)

 

東京国立博物館が所蔵する国宝「聖徳太子絵伝」は、かつて奈良・法隆寺の絵殿(えでん)を飾っていた大画面の障子絵です。

平安時代・延久元年(1069)、絵師・秦致貞(はたのちてい)によって描かれました。

聖徳太子の生涯を絵画で表わした、いわゆる「聖徳太子絵伝」のなかでもっとも古く、初期やまと絵の代表作として知られています。

しかし、長い年月を経て画面のいたみが進んでおり、現在では肉眼でくわしく鑑賞することが難しい状態にあります。

そこで、作品保護と鑑賞の両立を目指し、デジタル技術を活用した鑑賞ツールが開発されました。

 

見どころ1:超高精細画像で細部まで鑑賞

 

本コンテンツ最大の特徴は、圧倒的な画質です。

1面あたり約縦1.9m×横1.5mの画面を28区画に分割して撮影し、1面約18億画素、2面で約36億画素という超高精細画像データを使用しています。

これにより、実物を展示室で見る以上に鮮明な画像で、作品の筆致や細部までじっくりと鑑賞することが可能です。

 

見どころ2:ユーザーフレンドリーな機能とデザイン

 

早わかり!超人伝説12選 トップ画面

 

トップページでは、作品画像のスライドショーや、聖徳太子の生涯における60のエピソードから厳選した「超人伝説12選」がイラストとともに表示されます。

PCやスマートフォンの画面からでも、興味のあるエピソードを直感的に見つけやすいデザインとなっています。

 

太子が「十七条憲法をつくる」場面(第6面)

 

例えば、太子33歳の「日本初の憲法制定」を選ぶと、有名な「十七条憲法をつくる」場面へ瞬時にズームインします。

該当場面を閲覧しながら、詳細な解説を読むことができます。

 

全ページが日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応

 

解説は日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応しており、言語を切り替えての学習や鑑賞も可能です。

 

見どころ3:クイズで楽しむ「隠れた太子」

 

超人的能力で空中浮遊する太子を拡大すると、そこには、ほほえむ聖徳太子が!(第1面)

 

鑑賞をより楽しめるよう、いくつかの場面にはクイズ機能が搭載されています。

例えば、超人的能力を発揮し「空中浮遊する太子」の場面。

クイズの正解箇所を拡大すると、肉眼では確認困難な「ほほえむ太子」のかわいらしい表情を発見できます。

デジタルならではの拡大機能により、新たな発見を楽しむことができます。

 

このほか、作品の来歴や聖徳太子に関連する年表など、作品理解を深める情報が豊富に収録されています。

世界中のどこからでもアクセスできるデジタルミュージアム体験。

ご自宅や学校で、国宝の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

 

文化財活用センター「デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~」の紹介でした。

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