デジタルで顧客接点を変革!オートバックスデジタルイニシアチブ × GienTech Japan 特別対談

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オートバックスデジタルイニシアチブ(ABDi)とGienTech Japanが、オートバックスグループのデジタル変革(DX)と今後の展望について語るトップ対談を公開。

2019年のショッピングサイト全面リニューアルから始まったパートナーシップの軌跡と、AI時代の新たな顧客体験(UX)、そして将来的なマーケットプレイス構想について、両社の代表が深く掘り下げています。

 

オートバックスデジタルイニシアチブ × GienTech Japan 特別対談

 

対談バナー

 

対談者:

・則末 修男 氏 (株式会社オートバックスデジタルイニシアチブ 代表取締役社長)

・小早川 泰彦 氏 (GienTech Japan株式会社 代表取締役社長)

テーマ:ECリニューアルの背景、ヘッドレスコマースの導入、モビリティ経済圏の創造

 

カー用品販売からモビリティライフ全体を支えるインフラへと進化を続けるオートバックス。

そのデジタル戦略をリードするABDiの則末修男氏と、開発パートナーであるGienTech Japanの小早川泰彦氏による対談記事が公開されました。

年間平均2.6回という限られた店舗での顧客接点を補完し、より深い顧客理解を実現するために推進されてきた「新たな顧客接点づくり」の裏側が明かされています。

 

「ハイブリッド型EC」構築とパートナーシップ

 

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2019年、オートバックスはショッピングサイトを全面リニューアルし、オンラインとリアル店舗をシームレスにつなぐ「ハイブリッド型EC」の基盤を構築しました。

「事前決済による店舗受取のスムーズ化」や「電子スタンプによるペーパーレス化」など、当時としては先進的な仕組みを短期間で実現。

パートナーとして選ばれたGienTech Japanは、中国市場でのEC運営経験やグローバルな知見を持ち、単なるシステム開発にとどまらない「共創」の関係を築いています。

 

AI時代のUXを実現する「ヘッドレスコマース」

 

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生成AIの普及により変化する顧客の検索行動に対応するため、UI/表示機能とバックエンド機能を分離する「ヘッドレスコマース」を採用。

これにより、車に詳しくない層には「体験」から導く自然な提案を、ハイリテラシー層には「スペック詳細」や「レビュー動画」を重視したプロ仕様の情報を提示するなど、顧客のリテラシーに応じた柔軟なUIの出し分けが可能になりました。

デザイン、メディア、マーケティングが一体となり、高速で改善サイクルを回す体制が整えられています。

 

モビリティ経済圏を創る「マーケットプレイス構想」

 

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オートバックスセブンは長期ビジョン「Beyond AUTOBACS Vision 2032」において、2032年度に連結売上高5,000億円を目指しています。

その実現に向け、単なる物販を超えた「マーケットプレイス構想」を推進。

自社商品だけでなく、モビリティ関連のサードパーティやサービスを組み合わせ、車に関することなら何でも解決できる巨大な経済圏の構築を図ります。

自動運転時代の到来も見据え、グローバルな知見を持つGienTechと共に、新たな事業機会の創出と体験プラットフォームのデザインに挑みます。

 

デジタル技術とパートナーシップを駆使し、モビリティライフのインフラとして進化を続けるオートバックスグループ。

次世代の顧客体験とビジネスモデルの変革に注目が集まります。

 

株式会社オートバックスデジタルイニシアチブ × GienTech Japan 特別対談の紹介でした。

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