Centric PXM（旧Contentserv）が、日本唯一のPIM特化カンファレンス「Product Experience Summit Tokyo 2025」の開催レポートを公開。
あわせて、全セッションのオンデマンド配信を開始しました。
Centric PXM「Product Experience Summit Tokyo 2025」開催レポート＆配信
開催日：2025年11月7日
テーマ：The Next Frontier of Product Experience
オンデマンド視聴（無料）：視聴はこちら
「Product Experience Summit Tokyo 2025」は、企画(PLM)-販売(PXM)-市場分析(AI)を一気通貫でつなぐ「エンド・ツー・エンドの商品体験」を焦点に開催されたカンファレンス。
製造業・小売業・パートナー企業など多数が参加し、商品情報を企業の“戦略資産”として活用する取り組みが共有されました。
オープニングでは、Centric PXMアジア太平洋事業担当バイスプレジデントの渡辺信明が、PIMを「整えるシステム」から「体験価値を生み出す基盤」へ進化させるビジョンを語りました。
B2Cセッションハイライト
パナソニック：生活者起点のCX変革
森川真樹氏は、データドリブンなCX改革において「テクノロジーだけでなく“新しい器”と人材が必要」と述べ、組織変革の重要性を強調しました。
ロート製薬 × DNP：“情報の迷子”から“体験の設計者”へ
社内に散在する商品情報をPIMで統合し、業務効率化を実現した事例を紹介。
坂口真規氏は「DXで一番大切なのは“誰が幸せになるか”」と語り、DNPが導入から運用定着まで伴走したプロセスが共有されました。
B2Bセッションハイライト
パナソニック コネクト × 電通デジタル：グローバルPIMで世界共通の商品体験を実現
分散していた商品情報をグローバルPIMに統合。
Mihai Harca氏はPIMを「世界共通の商品体験の背骨」と位置づけ、電通デジタルの支援による短期プロトタイピングでの合意形成手法が紹介されました。
エクサ：AI×PIMで紙図面・PDFに埋もれた情報を自動抽出
製造業の現場課題に対し、AI-OCRと生成AI、PIMを組み合わせた解決策を提示。
伊藤智之氏は「現場負荷の大きい領域からAIを使うべき」と実効性を示しました。
Centric Insightsセッション
Centric Softwareが描く「エンド・ツー・エンドの商品体験の全体像」を提示。
PLMで上流情報を統合し、PXMでチャネル最適化を行い、Market Intelligenceで市場の反応をフィードバックする一連の流れが解説されました。
AIを活用した「学習する商品情報ハブ」としてのPXMの進化に注目が集まりました。
参加者アンケートでは9割以上が「満足」と回答した注目のサミット。
商品情報管理の見直しやDX推進のヒントが詰まった全セッションを、オンデマンドで視聴可能です。
Centric PXM「Product Experience Summit Tokyo 2025」レポート＆配信の紹介でした。