新駅舎でアート作品を鑑賞!とうきょうスカイツリー駅「TO THE SKY」

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日本交通文化協会が、東武鉄道の依頼を受けて陶板レリーフ「TO THE SKY」を移設。とうきょうスカイツリー駅の新駅舎供用開始に伴い、2025年12月7日より一般公開されます。

東京スカイツリーのデザイン監修者でもある彫刻家・故 澄川喜一氏が手掛けた作品が、新東口改札内で再び人々を迎えます。

 

とうきょうスカイツリー駅 陶板レリーフ「TO THE SKY」

 

とうきょうスカイツリー駅陶板レリーフ「TO THE SKY」

 

公開日:2025年12月7日(日)

設置場所:東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 新東口改札内

サイズ:縦3.0m × 横4.0m × 2面

デザイン・監修:澄川 喜一氏

 

2012年の東京スカイツリー開業に合わせ、当時の駅1階コンコースに設置され親しまれてきた陶板レリーフが、新駅舎へと場所を移して登場。

本作は、世界一の高さを誇る電波塔として空へ伸びる東京スカイツリーのイメージと、業平の地に残る日本の伝統的なイメージを重ね合わせて表現した作品です。

駅付近の鉄道高架化に伴う駅舎移設に際し、このパブリックアートも新たな空間へと引き継がれました。

 

クレアーレ熱海ゆがわら工房による修復

 

クレアーレ熱海ゆがわら工房での修復の様子

 

移設にあたり、作品は陶板レリーフを製作した「クレアーレ熱海ゆがわら工房」によって慎重に取り外され、修復・保管の工程を経ています。

後世に残すべき重要な公共財産として、専門家の手によりメンテナンスされた状態で新駅舎へ再設置されました。

都市に彩りとにぎわいをもたらすパブリックアートとして、今後も駅を利用する人々の目を楽しませます。

 

新しくなった駅舎で、故・澄川喜一氏の想いが込められたアート作品の迫力を間近で体感可能。

駅という日常の空間で、文化芸術の価値に触れるひとときに注目です。

 

とうきょうスカイツリー駅 陶板レリーフ「TO THE SKY」の紹介でした。

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