ソウルの製造技術が大阪に集結!Manufacturing World Osaka 2025

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2025年10月1日から3日までの3日間、インテックス大阪にて「Manufacturing World Osaka 2025(ものづくりワールド大阪)」が開催されました。

この展示会において、ソウル特別市に拠点を置く機械・金属分野の都市製造企業10社が出展し、現地バイヤーとの商談を約200件実施するという大きな成果を上げました。

 

ソウル製造産業が持つ高い技術力とグローバルな競争力を証明した、出展の様子と各社の技術を紹介します。

 

「Manufacturing World Osaka 2025」ソウル特別市共同館

 

Manufacturing World Osaka 2025 ソウル特別市共同館 現場の様子

 

開催期間:2025年10月1日(水)〜10月3日(金)

開催場所:インテックス大阪

出展内容:ソウル特別市共同館(機械・金属分野の都市製造企業10社)

 

今回の展示はソウル特別市共同館として運営され、各社が独自の技術と製品を披露しました。

日本国内のみならず海外市場への進出可能性を模索する重要な場となり、来場者や現地関係者からは「ソウル都市製造企業の技術力は日本市場の高品質基準を十分に満たしている」と高く評価されました。

以下に、注目を集めた出展企業の技術と成果を紹介します。

 

産業用制御・精密加工技術(機械・部品分野)

 

産業用ロボットや精密機器の分野では、以下の企業が高い関心を集めました。

 

ケイワン (K-One)

ロボット・自動化制御の中核となるモーションコントローラおよび小型検査装置を展示しました。

その精密駆動制御技術は、日本およびインドのバイヤーから「韓国都市製造企業による高精度制御技術」として高い評価を得ています。

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シールリンク (Sealink)

産業用シールユニットおよび気密部品を紹介し、半導体や機械装置関連企業から注目されました。

非接触シーリング技術や耐久性改善ソリューションについての詳細な商談が行われ、総額122万ドル(約1億8,670万8,800円)の契約が推進されています。

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統一総合A/Sセンター (Tongil A/S Center)

汎用円筒研削盤・汎用旋盤の「Grinding Human Touch」「Lathe Human Touch」システムを展示しました。

初心者でも2~3時間の研修を受ければ、Gコードやプログラミングなしで、寸法入力のみでCNCのような操作が可能になる画期的なシステムです。

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ミソインタック (Misointech)

自動シャッターモーターおよびブレーキ技術を基盤とした産業用モジュールを展示しました。

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マイクロウォーター (MicroWater)

車両用安全ベルト締結感知器などの自動車安全センサーを中心に展示を行いました。

日本の自動車部品メーカーとの間で多数の技術商談が実施されました。

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食品包装・ライフスタイル関連技術

 

食品加工やヘルスケア、環境技術の分野でも、具体的な契約に向けた動きが活発に見られました。

 

ウシンFA&T (Wooshin F&T)

医薬・食品・生活用品に対応する包装ライン自動化システムを披露しました。

特に薬局や病院向けの小型精密包装機が注目を集め、総額5,000ドル(約76万5,200円)の契約が進められています。

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巨山 (KS Precision)

食品加工自動化設備メーカーとして、栗皮むき機などを展示しました。

実演展示を行うことで製品の信頼性をアピールし、総額3万9,200ドル(約599万9,168円)の契約を推進しました。

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セブンレーザー (Seven Laser)

レーザー加工技術と空気清浄技術を融合させたスマート製造ソリューションを出展しました。

環境配慮型・精密加工というトレンドに合致し、総額58万2,000ドル(約8,906万9,280円)の契約を推進中です。

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スノーモンス スキーエイト (Snowmons)

スポーツ・ヘルスケア分野の製造技術を紹介しました。

スポーツ用ウェアラブル市場での協業に向けた議論が活発に行われ、総額9万ドル(約1,377万3,600円)の契約が推進されています。

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漢拏ビーズテック (Halla Biztech)

米粉加水機器を展示し、食品機械分野のバイヤーと交流を深めました。

(Email: [email protected]

 

各社は今後、日本全域および海外市場への進出を積極的に進める予定です。

新たなビジネスパートナーをお探しの企業の皆様は、ぜひ各社の技術力に注目してみてはいかがでしょうか。

 

「Manufacturing World Osaka 2025」ソウル特別市共同館の出展レポートでした。

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