リンスコネクトが、ドイツMETZ CONNECT社の鉄道車両向けイーサネットケーブル・コネクタを2025年11月26日から販売開始します。
最大の魅力は、高速通信を安定させる「ノイズに強い構造設計」です。
2025年11月26日から開催される「第9回 鉄道技術展」にて、国内で初めて披露されます。
リンスコネクト METZ CONNECT「鉄道車両向け M12イーサネットケーブル・コネクタ」

販売開始日:2025年11月26日(水)
国内初披露:第9回 鉄道技術展
開催期間:2025年11月26日(水)~29日(土) 10:00~17:00(最終日は16:00まで)
開催場所:幕張メッセ 4・5・6・7・8ホール
近年の鉄道車両には、カメラやLEDパネルなどに接続するセンシング技術が搭載され、その通信にはイーサネットが主流になっています。
METZ CONNECT社の製品は、高速通信に影響を及ぼすノイズに強い構造設計が最大の特長です。
公式サイトによると、コネクタ内部の信号線を物理的に分離する「階層構造設計」や、耐ノイズ性を高める「2重オーバーモールド工程」などを採用。
これにより、車両走行中などの厳しい環境下でもクロストーク(信号干渉)を低減し、安定したデータ伝送を実現します。
製品は、DIN EN 45545-1および-2(燃焼特性)やDIN EN 50155(機械的負荷)といった欧州の厳しい鉄道規格にも準拠しています。
M12Dコード/Xコード パッチコード

鉄道車両に搭載可能なM12DコードおよびXコードの、ストレートタイプとアングルタイプのパッチコードがラインナップされます。
M12パッチコードは2重オーバーモールド工程により、優れた耐ノイズ性を発揮します。
車両用以外でも、鉄道の駅やビル、バスなどで使用できるCAT6A、CAT7A、CAT8.1対応製品が提案されます。
組み立て式M12D/Xコード プラグ&ジャック

組み立て式のM12Dコード、Xコードのプラグおよびジャックも展開されます。
これらは専用工具を必要としないため、現場での施工が容易になる点も大きな魅力です。
厳しい規格に対応し、安定した高速通信を実現するケーブル&コネクタ。
「鉄道技術展」で実物をチェックできます☆
リンスコネクト METZ CONNECT「鉄道車両向け M12イーサネットケーブル・コネクタ」の紹介でした。