ウェルネス総合投資アカデミー(旧 大阪FX教室)は、過去1年以内にSNSで投資関連の投稿を見た経験がある20~40代の男女を対象に、「SNS投資詐欺に関する意識と対策」に関する調査を実施しました。
SNSを通じた投資詐欺の被害が広がるなか、なぜ人は「怪しい」と感じながらも引き込まれてしまうのでしょうか。
調査結果から、約9割が怪しい投稿を目にした経験があり、約5人に1人が被害経験がある実態が明らかになりました。
ウェルネス総合投資アカデミー「SNS投資詐欺に関する意識と対策」調査

【「SNS投資詐欺に関する意識と対策」に関する調査 概要】
調査期間:2025年10月22日(水)~2025年10月23日(木)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,008人
調査対象:過去1年以内にSNSで投資関連の投稿を見た経験がある20~40代の男女
今回の調査は、SNS情報を前にしたときに必要となる「どのように見極める力を持つか」という情報リテラシーや、人々がどのような理由でSNSの投資情報を信じてしまうのかを明らかにするために実施されました。
約9割が怪しいSNSの投資を目にしたことがあると回答!

「SNSで『怪しい』『詐欺かも』と感じる投資に関する投稿を見たことがあるか」という質問では、約9割の方が『はい(86.5%)』と回答しました。
多くの方が日常的に目にする情報の中にリスクが潜んでいると感じていることがうかがえます。
怪しいと思った理由としては、『「絶対儲かる」など断定的な表現があった(64.1%)』が最も多く、次いで『有名人やインフルエンサーの名前を利用していた(50.3%)』『利益の数字が不自然に大きかった(44.8%)』と続きました。
また、「SNS上の投資情報が正しいかどうかを見極める自信があるか」については、約半数が『あまり自信がない(40.3%)』『全く自信がない(8.6%)』と回答し、情報の精査する力の必要性が示されました。
約5人に1人が詐欺被害の経験あり

「SNSの情報をきっかけに投資して詐欺被害にあった、または信じて損をした経験があるか」を尋ねたところ、2割以上の方が『はい(21.3%)』と回答しました。
5人に1人の割合で被害経験者が存在することは、SNSを通じた投資行動のリスクを示しています。
被害経験者の損失額については、『5万円以上~10万円未満(22.8%)』が最も多く、『1万円以上~5万円未満(22.3%)』『1万円未満(19.1%)』が続きました。
被害経験者が「何を見極めておけばよかったか」については、『利益の根拠や仕組み(45.1%)』『投稿者や紹介者の信頼性(43.7%)』『企業や運営者の実態(34.4%)』が上位に挙げられ、情報発信者や運営者の信頼性を見極める重要性が意識されているようです。
SNS発の投資情報をどう見抜く?身を守るカギは投資・金融リテラシー

「投資詐欺的なSNS投稿を信じてしまう要因」については、『投資や金融に関する知識が不足していたから(57.4%)』が最多でした。
次いで『投稿やサイトの見た目が本物らしく感じられたから(45.0%)』『利益や実績の数字が提示され、信頼できると思ったから(34.7%)』と続き、知識不足と視覚的印象の掛け合わせが詐欺の成功要因になっていると考えられます。
また、「SNSの投資情報を『怪しい』と判断する決め手」としては、『「必ず儲かる」「絶対損しない」といった断定的な言い回しがある(54.6%)』や、『「今だけ」「限定」など過度に急かす雰囲気がある(48.6%)』が上位に挙げられました。

「投資や金融の知識を身につけることで詐欺にあう可能性を下げられると思うか」という質問には、約9割の方が『とてもそう思う(34.0%)』『そう思う(54.2%)』と回答。
さらに、正しい情報の見極め方を学べるコンテンツへ関心があるか尋ねたところ、7割以上の方が『はい(72.4%)』と回答しました☆
SNS時代においては、個人が自ら学び、情報を選び取る力を養うことが求められています。
今回の調査で、SNSを通じた投資詐欺や誤情報の広がりが深刻化している実態が明らかになりました。
SNS上の情報は手軽で便利である反面、発信者の真偽や意図が見えにくいというリスクを常に伴います。
投資に関する情報を受け取る際には「誰が」「どんな根拠で」発信しているのかを確認する姿勢が欠かせません!
ウェルネス総合投資アカデミーによる「SNS投資詐欺に関する意識と対策」調査の紹介でした。