「建設WAO」の開発力・サポート体制を強化!チェプロ トラックスを100%子会社化

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チェプロは、販売管理・生産管理システムの開発・販売で30年以上の実績を持つトラックスの全株式を2025年10月23日付で取得しました。

この100%子会社化により、チェプロは建設業向け統合型ERP「建設WAO」の開発力・サポート体制を強化します。

建設業界におけるDX推進と顧客価値の最大化を目指します。

 

チェプロ トラックスを100%子会社化

 

株式会社チェプロ × 株式会社トラックス

 

今回の全株取得・100%子会社化は、チェプロのERP「建設WAO」における販売管理・生産管理分野の開発力を強化することが目的です。

あわせて、トラックスの優れた技術者との連携によって、開発・サポート両面の体制を拡充します。

これにより、チェプロは「開発体制」と「サポート体制」を兼ね備えたグループ体制を更に強化し、建設業界におけるDX推進と顧客価値の最大化を一層加速していきます。

 

建設業界の変化と両社の歩み

 

建設業界では、DX推進・人手不足・原価高騰など、構造的な課題が多く存在します。

チェプロは、建設業に特化した統合型ERP「建設WAO」により、見積・原価管理・工事管理など建設業の幅広い業務を一元管理し、業界のDXを支援してきました。

一方、トラックスは30年以上にわたり、生産管理・販売管理システム「BESTシリーズ」などを通じて、中堅・中小企業の業務効率化を支えてきた企業です。

 

両社の強みとシナジー

 

チェプロの「建設WAO」は、建設業特有の業務を一元管理できる点が特長です。

世界16カ国で特許取得のWebシステム技術「Visual WAO」により、高速レスポンスと高い操作性を実現しています。

トラックスの「BESTシリーズ」は、生産計画型・個別生産型のハイブリッド生産管理システムで、現場実績収集やリアルタイム進捗管理など、現場力を高める機能を備えています。

両社の連携により、建設業界と製造業界の現場ニーズに即したERP・販売管理・生産管理システムのさらなる強化と、サポート体制の拡充が推進されます。

 

トラックス 代表取締役 木原 光章氏のコメント

 

株式会社トラックス 代表取締役:木原 光章 氏

 

トラックス 代表取締役 木原 光章氏は、今回のチェプログループへの参加を通じ、これまで培ってきた販売管理・生産管理分野のノウハウをさらに発展させる環境が整ったとコメント。

「建設WAO」に同社の強みである製造・流通分野の技術を融合させることで、「建設×製造」という統合プラットフォームの強化に貢献できることを大変嬉しく思うと述べています。

また、グループの一員として、新しい価値を創造するDXソリューションを提供できるよう、社員一丸となって取り組むとしています。

 

チェプロ 代表取締役社長 福田 玲二氏のコメント

 

株式会社チェプロ 代表取締役社長:福田 玲二 氏

 

チェプロ 代表取締役社長 福田 玲二氏は、トラックスが30年にわたり培ってきた技術力と製品力は、チェプログループの事業計画を強力に加速させるものと確信しているとコメント。

今後、両社の強みと知恵による革新的なシナジーを生み出し、新たな価値とサービスを提供し、より幅広い業界のDXを推進していくとしています。

建設業向けERP「建設WAO」と、販売・生産管理システム「BESTシリーズ」のノウハウが融合。

両社の連携による、建設業界のDXを加速させる今後の展開に注目です。

チェプロによるトラックスの子会社化のニュース紹介でした。

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