往診専門動物病院わんにゃん保健室院長・江本宏平氏が監修する飼い主向け実用書『猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り~』が、2025年10月22日に第4刷の発行を迎えます。
2022年の刊行以来、老猫の在宅ケアや終末期に寄り添う飼い主から大きな反響を集め、累計発行部数は7,500部となりました。
猫の本専門出版「ねこねっこ」から発行されている、実践的な介護方法と心の整え方をまとめた一冊です。
監修 江本宏平 実用書『猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り~』
『猫の介護ハンドブック』は、「猫にも介護の時間がある」という考え方を広め、多くの飼い主の支えとなってきました。
監修者である江本宏平氏によるSNSやYouTubeでの継続的な情報発信も、本書が広く読まれるきっかけとなり、在宅でのケアや看取りを考えることの重要性を社会に広げ続けています☆
今回の第4刷発行は、その反響の大きさを物語っています。
書籍について
「どうしたらいいか、わからない……」と悩みやすい猫の介護ケア。
本書は、そんな飼い主の気持ちに寄り添い、実践的な方法と心の整え方をわかりやすくまとめた一冊です。
老化や重い病気で体を動かせなくなった愛猫に、最後のその日まで寄り添うための具体的なヒントを、豊富な写真と図解でやさしく解説。
忙しい人でも手に取りやすいよう、全ページカラーで構成されています!
“治すこと”よりも“支えること”を大切にし、猫が最期の瞬間まで穏やかに過ごせること、そして飼い主が後悔ではなく“納得できる時間”を過ごせることを目指しています。
書誌情報
書名:猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り~
監修:江本宏平(獣医師/往診専門動物病院わんにゃん保健室 院長)
特集監修:入交眞巳(米国獣医行動学専門医)
構成:ねこねっこ
発行:ねこねっこ
ISBN:978-4-910212-06-7
価格:税込2,222円(本体2,020円+税10%)
仕様:オールカラー/四六判/176ページ
目次(抜粋)
序章 猫の介護
第1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート
第2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴
第3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話
第4章 様子を見てはいけない症状
第5章 緩和ケアと薬の飲ませ方
第6章 ターミナルケアと最期の日々
★特集 夜鳴き&排泄トラブルへの向き合い方(入交眞巳)
監修者 江本宏平氏 コメント
「この本は“治すこと”よりも、“支えること”を大切にしています。
猫が最期の瞬間まで穏やかに過ごせるよう、飼い主さんが後悔ではなく“納得できる時間”を過ごせるように――
現場で出会ってきた多くの猫たちとご家族の経験をもとにまとめました。
SNSを通じて、同じように悩む方々の“心のよりどころ”を増やしていけたらと思います。」
発行元 ねこねっこ コメント
「刊行以降、愛猫の介護や高齢猫の問題行動に悩む飼い主だけでなく、「まだ先のことだけれど備えておきたい」という方や、「うちの子には間に合わなかったけれど次の子には役立てたい」という方からも多くの反響をいただいています。
精神面と知識・技術の両面から支える1冊として、今後も介護・緩和ケアの情報を必要とする方にお届けしてまいります。」
(ねこねっこ編集担当・本木氏)
監修者プロフィール 江本宏平氏(獣医師)
往診専門動物病院わんにゃん保健室 院長。
犬猫の在宅緩和ケア・ターミナルケアに特化し、年間で250件以上の在宅緩和ケアをサポートしています。
SNS(Instagram・note)を通じて、ペットの介護や家族の心のケアに関する情報を積極的に発信中です。
愛猫との大切な時間を、穏やかに、そして納得して過ごすために。
実践的な知識と、飼い主の心に寄り添う温かさが詰まった『猫の介護ハンドブック』は、多くの愛猫家にとって心強い一冊となるでしょう☆
往診専門動物病院わんにゃん保健室院長・江本宏平氏監修の実用書『猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り~』第4刷発行の紹介でした。