企業経営コンサルティングを提供するサステナブル・イノベーションズ株式会社が、2025年10月15日に『人とAIが協働し協創して「新しい意味」を生み出すためのAI思想カテゴリ』として、「創造型AI “Poietic AI - The Meaning Creation AI”」を公開宣言しました。
生成AI(Generative AI)、自律型AI(Agentic AI)に続く、もう一つの潮流となるべき考え方として提唱されています。
サステナブル・イノベーションズ 創造型AI「Poietic AI」
宣言内容:AI思想カテゴリ『創造型AI “Poietic AI - The Meaning Creation AI”』の公開宣言
宣言日:2025年10月15日(水)
提唱企業:サステナブル・イノベーションズ株式会社
現在、世界中に生成AIが浸透し、自律型AIへと急速に進化する一方、AIは原理的に創造的思考はできないとされてきました。
しかし、創造的思考こそが人間の思考の本質であり、技術を発展させてきた原動力です。
今回公開宣言された「創造型AI」は、この課題に対し「人とAIが協働し協創して『新しい意味』を生み出す」というアプローチを提示する、新しいAIの思想カテゴリです。
「新しい意味」を生み出すAI思想カテゴリ
「Poietic」は古典ギリシア語の「poiesis(制作・創出)」に由来し、「世界に新しい意味やあり方を立ち上げる行為」として定義されています。
既存の知識から回答を生成するAIとは異なり、創造型AIは、まだ世にない「新しい意味」そのものを生み出すことを目的としています。
これは、生成AIや自律型AIの次に来る、もう一つの重要な潮流となるべきものだと考えられています。
人とAIの「協働と協創」という倫理観
創造型AIの考え方は、人間の創造的思考の全てをAIに自律的に行わせるものではありません。
AIの創造思考の過程に人間が関与し、AIが創造するものに人間が責任を負うべきという倫理的意識に基づいています。
あくまで人とAIが協力し、共に創り上げることを目指す思想です。
コンセプト創出を支援する「意味創造推論AI」
サステナブル・イノベーションズでは、この創造型AIの思想を具現化したシステムとして、独自に開発した「意味創造推論AI」を提供しています。
このAIは、「社会的価値を生み出す意味=秀逸のコンセプト」を創造することを目指すもの。
これまでに「空き家問題の解決」や「重厚長大型産業の経営変革」といったテーマで、新しい事業のコンセプトモデルを構想する検証が行われています。
AI技術が急速に進展する現代において、人間の創造性をどのように進化させていくか。
「創造型AI」は、AIを単なる効率化のツールとしてだけでなく、人間の創造的パートナーと捉える新しい未来像を提示しています。
サステナブル・イノベーションズが公開宣言した、創造型AI「Poietic AI」の紹介でした。