ネットワークセキュリティの脅威に対抗して活動する国内業界団体JPAAWG(ジェイピーアーグ)が、第8回となる年次カンファレンス「JPAAWG General Meeting」を2025年11月4日(火)・5日(水)に開催します。
米Google本社の技術責任者が登壇する基調講演をはじめ、官公庁セッションや携帯キャリア4社合同のパネルセッションなど、貴重な講演が多数行われるイベントです。
第8回ネットワークセキュリティカンファレンス「JPAAWG General Meeting」
名称:JPAAWG 8th General Meeting
会期:2025年11月4日(火)・5日(水)
会場:高知市文化プラザかるぽーと (一部セッションはオンライン参加も可能なハイブリッド開催)
参加費:無料 (公式サイトから要事前登録)
主催:JPAAWG 運営事務局
「JPAAWG General Meeting」は、セキュリティ専門家や研究者、開発・運用の現場担当者が業界の垣根を越えて、情報やノウハウを交換できるのが特長のカンファレンス。
国内外の識者や先進ユーザーと直接対話できる貴重な機会として、過去7回の開催はすべて定員を大幅に超える申込みがある人気のイベントです。
8回目となる今回も、他では聞くことができない貴重なセッションが多数用意されています。
Google本社技術責任者による基調講演
日時:11月4日(火) 14:00~14:45 (同時通訳あり)
世界で18億人以上が利用するGmailのセキュリティポリシー強化について、米Google本社の技術責任者2名が基調講演に登壇します。
「大量のユーザーを対象とするサービスで、どのようなことに注意しないとスパム認定されてしまうのか」など、Gmailにメールが届かない問題に悩む技術者・マーケティング担当者必見のセッションです。
官公庁・4キャリアによる現地参加限定セッション
11月5日(水)には、オンライン配信なしの現地参加でのみ聴講できる貴重なセッションが開催されます。
午前中には、サイバー犯罪の国際情報をウォッチしている公安調査庁や、電気通信サービスの不適正利用対策に取り組む総務省による官公庁セッションを実施。
午後には、NTTドコモ、KDDI、楽天モバイル、ソフトバンクの携帯キャリア4社が一堂に会し、SMSフィッシング(スミッシング)対策と迷惑メール対策の最新情報をディスカッションする、JPAAWGならではのパネルセッションが行われます。
フィッシング対策の最前線を知るパネルディスカッション
日時:11月5日(水) 11:00~11:45
著名なフィッシングハンターたちが最新のフィッシング詐欺の動向や注意点などを語る、毎年恒例の人気パネルプログラムです。
にゃん★たくさん、KesagataMeさんといった、最前線でリサーチを行う専門家たちが登壇します。
ライトニングトーク
日時:11月4日(火)・5日(水) 13:00~13:45 (現地参加のみ)
一般公募による個人参加者も含め、ベテランと若手によるショートプレゼンテーションです。
メッセージングやインターネットセキュリティに関する技術、運用、法律、ビジネスなど、多岐にわたるトピックが発表されます。
「若手の回」では、将来を担う30歳未満の技術者に発表の場が提供されます。
技術者やマーケティング担当者など、日々の業務でセキュリティ課題に直面している方々にとって、国内外の専門家から直接最新動向を学べるまたとない機会です。
業界の垣根を越えた情報交換の場として、多くの学びと出会いが期待できます。
JPAAWGが開催する「第8回 General Meeting」の紹介でした。