東京都中小企業振興公社は、都内の中小企業者等を対象とした「令和7年度 シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路開拓助成事業」のエントリーを2025年10月6日より開始しました。
この事業は、展示会出展費用や印刷費などの販促経費の一部を助成し、シニア・福祉関連製品の販路開拓を支援するものです。
東京都中小企業振興公社「令和7年度 シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路開拓助成事業」
助成限度額:150万円
助成率:2/3以内
助成対象期間:令和8年2月1日から令和9年2月28日まで(1年1カ月以内)
エントリー期間:令和7年10月6日~11月28日
電子申請期間:令和7年11月10日~11月28日
助成事業は、シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路開拓を支援することを目的としています。
福祉用具をはじめ、アクティブシニア向けの製品・サービス、ユニバーサルデザイン製品、パラスポーツ製品などが対象です。
一度の申請で、上限150万円まで複数の展示会(海外・オンライン含む)の経費を申請できるのが大きな特徴です。
また、出展小間料だけでなく資材費や輸送費、サイト制作・改修費、印刷物制作費など、販路開拓に必要な経費が幅広く対象となります。
申請は電子申請システム「Jグランツ」で受け付けます。
助成事業の概要
本事業は、都内の中小企業者等がシニア・福祉関連の展示会へ出展する際などの経費の一部を助成するものです。
一度の申請で、助成額150万円を上限に、国内・海外・オンラインを問わず複数の展示会を申請できます。
助成対象経費
助成対象となる経費は以下の通りです。
展示会出展経費だけでなく、助成対象商品の販路開拓に必要な販促経費も対象となります。
(1)展示会等参加費(出展小間料、資材費、輸送費)
(2)EC出店初期登録料
(3)サイト制作・改修費
(4)販売促進費(印刷物制作費、動画制作費、広告掲載費)
※(1)~(3)のいずれか1つでも申請可能です。
※「販売促進費」のみの申請はできません。
申請要件
申請するには、令和7年10月31日時点で「商品化が完了し販売できる状態にある自社の製品」であることが必要です。
また、申請者は中小企業者(法人又は個人事業者)、中小企業団体、特定非営利活動法人など、所定の要件を満たす必要があります。
今後のスケジュール
エントリーから助成対象者の決定までのスケジュールは以下の通りです。
エントリー(公社HP) :令和7年10月6日~11月28日
電子申請(Jグランツ):令和7年11月10日~11月28日
書類審査:令和7年12月~令和8年1月
助成対象者の決定:令和8年1月末
シニア向けや福祉関連の優れた製品・サービスを持っていても、販路開拓にお悩みの都内事業者にとって大きなチャンスです。
展示会への出展からウェブサイトの改修、パンフレット作成まで幅広くサポートするこの助成事業を活用し、ビジネスをさらに飛躍させてみてはいかがでしょうか。
東京都中小企業振興公社の「令和7年度 シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路開拓助成事業」の紹介でした。