災地での文化財救援のため!文化財防災センター/文化財活用センター「地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2025」

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国立文化財機構 文化財防災センターと文化財活用センター(東京都台東区)は、被災地での文化財救援活動のためのクラウドファンディング「地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2025」を、2025年3月11日(火)から6月9日(月)まで実施しました。

 

文化財防災センター/文化財活用センター「地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2025」

 

文化財防災・救援プロジェクト2025

 

国立文化財機構 文化財防災センターと文化財活用センター(東京都台東区)は、被災地での文化財救援活動のためのクラウドファンディング「地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2025」を、2025年3月11日(火)から6月9日(月)まで実施。

<クラウドファンディング実施の背景>

日本は、地震、台風、豪雨など、自然災害が多発する国です。

災害は人びとの尊い命や生活基盤を奪うだけでなく、地域の文化財にも深刻な被害をもたらします。

災害時には人命の救助やインフラ等の復旧が優先されますが、毎日拝んでいた仏像やみんなで担いだお神輿など、地域における人と人とのつながりの象徴であり、「地域のアイデンティティ」といえる文化財を救出することは、被災地の復興を推し進める上でも非常に重要です。

文化財防災センターはこれまでも、混乱する被災地で文化財救出の支援を行ってきました。

しかし、いつどこで起こるか予測できない災害に対して、迅速に緊急支援を行うための資金は決して十分とは言えません。

緊急時に国や地方自治体の予算措置を待たず、素早く文化財救援活動に着手するため、クラウドファンディングを通してご寄付を募ることとなりました。

<特別協賛企業の紹介>

このプロジェクトでは、株式会社東京美術倶楽部(東京都港区)様と株式会社葵文化(熊本県熊本市)様より特別協賛をいただきました。

ご支援に対する御礼として、文化財防災センターの職員が作業中に身に着けているヘルメットと作業着に、2社様の企業名およびロゴマークを掲出します。

ヘルメットと作業着での企業名掲出

ヘルメットと作業着での企業名掲出

<クラウドファンディング概要>

〇基本情報

名称    : 地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2025

寄付金の使途: 被災文化遺産の救援の初動対応費用

(文化財防災救援基金への繰り入れ)

募集期間  : 2025年3月11日(火)~2025年6月9日(月)

目標金額  : 5,000,000円

寄付募集方法: クラウドファンディングサービス READYFOR

〇寄付金受入結果

支援総額(件数):7,626,000円(327件)

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