TIアサヒは、モバイル型SLAMハンディスキャナ「HS-X1」の販売を9月中旬より開始します。
TIアサヒ「HS-X1」
TIアサヒは、モバイル型SLAMハンディスキャナ「HS-X1」の販売を9月中旬より開始。
「HS-X1」は、現場での迅速かつ高精度な三次元測量を可能にする、軽量・高性能なハンディタイプのLiDARスキャナです。
「HS-X1」使用例
「HS-X1」により取得した鮮明なカラー点群
●製品概要
「HS-X1」は、GNSS受信機、SLAM技術を搭載したハンディ型LiDARスキャナで、屋内外問わず高精度な点群データを取得可能です。
最大200,000点/秒のスキャン能力と、360°の水平視野角を持ち、狭所や障害物の多い現場でも効率的な測量を実現します。
●主な特長
・軽量・コンパクト設計:本体重量約700g、グリップ・バッテリ含めても約1.05kg
・絶対精度 ≦5cm
・相対精度 ≦1cm
・広範囲スキャン:最大70mの測定距離、水平360°、垂直-7°から52°の視野角
・取得したデータは付属のネットワーク型RTKまたは、GCPの位置を記録する事により、座標を決定することが可能です。
・高性能カメラ搭載:1インチ超広角カメラ×2台、1600万画素
・長時間稼働:最大2.5時間の連続使用が可能
・防塵・防滴性能:IP5X対応
・リアルタイム表示:専用アプリ「Capture」により、取得点群を即時確認可能
・多様な出力形式:LAS、PLY、PCD形式に対応
・専用ソフト:「PointClouds Studio」
「HS-X1」の構成
●用途例
・建築・土木現場での構造物測量
・災害現場での迅速な地形把握
・森林・植生エリアでの地表面抽出
・屋内施設の3Dモデリング
「HS-X1」により取得したカラー点群 1
「HS-X1」により取得したカラー点群 2
専用アプリ「Capture」
●専用アプリ「Capture」
「Capture」は、本体と連携するAndroid(TM)モバイルアプリです。
このアプリは、デバイスとの接続、スキャンデータの表示、ファームウェアのアップグレード等の機能を提供します。
リアルタイムで3Dカラー化点群をインタラクティブに確認でき、取得状況、ストレージ、電源、RTKステータス、ネットワークなどの情報を表示できます。
●専用ソフト「PointClouds Studio」
プロジェクトを作成しデータを取り込みます。
処理を開始したら、しばらく待ちます。
(ステータスに経過時間が表示されます)処理したデータは、プロジェクト・フォルダ内に保存されます。
主な機能
・各種表示設定
・GCP取込/編集
・測定機能
・点群機能比較 等
専用ソフト「PointClouds Studio」処理後の画面
●標準構成品
・LiDARスキャナ
・グリップ・バッテリ
・充電器
・ポジションプレート
・カードリーダー
・ワイプクロス
・データケーブル
・保証書
・Android(TM)端末
・端末用クリップ
●価格について
標準価格は、オープン価格のため、お問い合わせ下さい。