予防未病健康医師協会は、2025年3月より一般社団法人 予防医科学推進協会と地域連携を開始し、医科・歯科・セラピストによる「トライアングル連携」を推進。
予防未病健康医師協会「トライアングル連携」
予防未病健康医師協会は、2025年3月より一般社団法人 予防医科学推進協会と地域連携を開始し、医科・歯科・セラピストによる「トライアングル連携」を推進してきました。
開始から半年余りで、全国各地の医師・歯科医師・セラピスト30名以上が参画し、予防未病シートを活用したリスク評価件数は30件を超える成果をあげています。
(*) 同協会調べ
【医科・歯科・セラピストのトライアングル連携とは】
トライアングル連携は、医師による病気の診断・治療、歯科医師による口腔ケア、セラピストによる身体機能のサポートを一体化し、患者さんの疾病や痛みの予防に取り組む新しい医療の枠組みです。
地域の患者さんの慢性的な疾患リスクを低減し、健康寿命を延ばすことを目標としています。
【活動実績】
(1) 多職種連携の進展
これまで協業する機会が少なかった医師・歯科医師・セラピストが共同で症例検討を行い、疾病や慢性痛の予防に具体的な成果を示しました。
(2) 患者さんの行動変容
予防未病自己診断シート導入により、患者さん自身が生活習慣やリスクを自覚することで、受診・口腔ケア・運動習慣改善への参加意欲が高まりました。
(3) 地域での広がり
複数の市町村で連携拠点の設置が進み、住民健診と予防未病シートを組み合わせたモデル事業がスタートしています。
(4) 健康リテラシー教育の強化、共有と現状把握
一般社団法人 予防医科学推進協会が運営する全国予防未病セラピスト会では、患者さんの慢性痛(非特異性疼痛)の現在および将来のリスクを未病指標に則る科学的エビデンスを用いて計測し患者さんや医療機関と共有、その場で患者さんへの健康教育機会創出と現時点で国民の抱える健康リスクやお悩みを一次情報・統計的エビデンスとして取得しています。
ジャンルを超えたセラピストが集まり予防を学ぶ会
歩行の現状などを解析・取得し健康教育と統計取得を兼ねる