アイ・オクトーバーは、世界で唯一の光彫り作家ゆるかわふう氏の展示会を2025年12月15日~25日に開催します。
光と時間 その先に~ゆるかわふう京都展2025 in 妙心寺退蔵院~
期間:2025年12月15日(月)~12月25日(木)
時間:日没後~
場所:妙心寺退蔵院(京都府京都市右京区花園妙心寺町35)
アイ・オクトーバーは、世界で唯一の光彫り作家ゆるかわふう氏の展示会を2025年12月15日~25日に開催。
京都の妙心寺に眠る国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」に描かれた禅問答の謎解き、暗い会場の中で作品の青白い光に包まれていく没入感で、これまでになかったアート体験ができます。
【子供から大人までハマる体験型アート】
体験型アートが人気です。
香りや音などを使って五感で楽しむもの、自分で描いた絵が壁に投影されて動くデジタルアートなど。
実際に触れたり動かしたり空間自体を体験したり、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめる新しいアートの形として注目されています。
スマホで気軽に疑似体験できる時代において、実際に足を運ばないと味わえないのが体験型アートの人気の理由です。
【光に没入し、600年前の禅問答を謎解く】
2025年12月15日~25日に、臨済宗妙心寺派の大本山である京都の妙心寺退蔵院で体験型展示会を開催します。
妙心寺に眠る600年前の国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」に描かれた禅問答の問いに答えて、その答えが作品の一部となって描かれる体験型。
「瓢鮎図」とは、ぬるぬる動くナマズを瓢箪(ひょうたん)でどうやって捕まえるか?の問いが描かれた国宝。
(1415年/応永22年以前の作と言われる、室町幕府将軍足利義持の命により画僧・如拙によって制作された水墨画。
退蔵院に飾られている作品はレプリカで、現在は京都国立博物館に寄託。
)600年前に当時の禅僧によって出された答えが31個あることからイベントでも31個の答えを選び、妙心寺で展示される作品に新しく刻まれます。
問いに対する答えはクラウドファンディング(8月20日~10月10日)で募集します。
美術作品の制作者は、自身が考案した「光彫り(商標登録)」というオリジナル技法で作品を制作する美術家ゆるかわふう氏。
光彫りとは、建築物の壁の内側に使われる発泡断熱材のスタイロフォームと、それを背後から照らすLED照明を使って完成させる作品。
断熱材の表面を金属ブラシで削ったり、半田ごてで溶かして凹凸をつけ、その具合による光の陰影が作品となります。
光を使った作品のため暗い場所での展示となり、幻想的な青い光を放つ作品に吸い込まれそうな感覚となり没入感もあるのが特徴です。
600年前に描かれた国宝の禅問答「瓢鮎図」
光の没入体験 in 京都・妙心寺退蔵院
以前開催されたイベントの様子
作品を間近で見入る観覧者
【伝統のお寺と国宝×新しいアートのコラボレーション】
ゆるかわふう氏の「光彫り」作品は、これまでテレビや新聞、ラジオなどにも数多く紹介され注目されています。
2025年4月に開催された横浜のそごう美術館での展示会では約19,000人を動員しました。
今回のイベントでは光彫りを体験できるワークショップ、ゆるかわふう工房見学と光彫り制作体験などもクラウドファンディングのリターンで選ぶことができます。
<ゆるかわふう氏のコメント>
普段は日の目を見ない建築材料の断熱材が画材となり、それを掘って凹凸をつける技法の発見により光彫りは誕生しました。
絵の具ではできない透明感のある奥行きが表現されます。
歴史あるお寺と国宝のコラボレーションにワクワクしています。
<イベント主催者の株式会社アイ・オクトーバー代表岩瀬維則のコメント>
初めて光彫り作品を観た時に感動し、すぐにゆるかわさんを探してコンタクトを取りました。
光彫りを多くの方に観てほしいと、昨年イベントを開催しました。
光彫りは無機質な壁に飾るより空間を一緒に体感できる場所の方が良いと考え、今回も場所にこだわりました。
圧倒的な没入感と謎解きを楽しんでいただきたいです。
世界でただひとりの技法「光彫り」で作品を制作する ゆるかわふう氏
イベント主催/株式会社アイ・オクトーバー代表:岩瀬維則