カルチャーズジャパンは、壊れたスーツケースやブランド品以外のスーツケースも買い取る「スーツケース買取サービス」を展開。
サービス開始以来“月間100件”の買取を実施しています。
カルチャーズジャパン「スーツケース買取サービス」
カルチャーズジャパンは、壊れたスーツケースやブランド品以外のスーツケースも買い取る「スーツケース買取サービス」を展開。
サービス開始以来“月間100件”の買取を実施。
2025年の国内外旅行者数が3億人を超え、ECモールでのスーツケース市場が前年比230%超の成長を見せる一方で、処分に困るスーツケースの不法投棄が社会問題化している現状に対し、新たな解決策を提供します。
■急増するスーツケース処分問題と循環型社会への要請
日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2025年の訪日外国人旅行者数は前年を大きく上回るペースで推移しています。
また、JTBの「2025年(1月~12月)の旅行動向見通し」では、国内旅行人数が3億500万人(前年比102.7%)、海外旅行人数が1,410万人(同108.5%)と、旅行需要の本格回復が示されています。
この旅行需要の急回復に伴い、スーツケースの買い替え需要も急増。
ECモールでのスーツケース・キャリーバッグ市場は前年比230~280%という驚異的な成長を記録しています。
しかし、その裏で深刻化しているのが、特に、羽田空港や成田国際空港といった“日本の玄関口”では、旅行者によるスーツケースの無断放置が深刻化しており、空港関係者や自治体を悩ませています。
多くの自治体でスーツケースは粗大ごみ扱いとなり、処分には200円~1,000円の費用と事前予約が必要。
この煩雑さから、空港や駅での放置、不法投棄などが増加しています。
環境省が推進する「5R」(Refuse、Reduce、Repair、Reuse、Recycle)の観点からも、スーツケースの適切な処分と再利用は喫緊の課題となっています。
■業界初の取り組み:壊れていても買い取る理由
同社が運営する店舗「MY SUITCASE」は、スーツケース修理の専門店として培った技術とノウハウを活かし、他社では引き取らない壊れたスーツケースも積極的に買い取っています。
その理由は、修理事業で必要となる部品の確保と、循環型社会への貢献にあります。
「キャスターが壊れていても、ファスナーが動かなくても、私たちにとっては貴重な資源です」と同社は説明しています。
買い取ったスーツケースから使える部品を取り出し、修理用パーツとして再利用。
また、修理可能なものは整備して中古品として再販売することで、製品寿命の延長に貢献しています。
キャスター修理・交換
ボディ修理
■サービス概要:手間なく、費用なく、社会貢献
同社の買取サービスの特徴は以下の通りです。
1. どんな状態でも査定対象
●壊れたスーツケース(キャスター破損、ファスナー故障等)もOK
●ノーブランド品も買取可能
●汚れや傷があっても査定
2. 利用者の負担を最小限に
●送料無料(配送買取の場合)
●処分費用不要
●来店買取と配送買取から選択可能
3. 社会貢献の見える化
●買取後の活用方法を明示
●不法投棄防止への貢献
●循環型社会実現への参加