エクソルは、ENEOSリニューアブル・エナジーは、中部エリアにおいてバルクスキーム※での低圧太陽光発電所の開発について協業することを合意しました。
エクソル
エクソルは、ENEOSリニューアブル・エナジーは、中部エリアにおいてバルクスキーム※での低圧太陽光発電所の開発について協業することを合意。
※ 複数の発電所を同時並行的に開発・建設することで、大規模な発電容量を確保するスキーム
【再エネ電力需要が拡大、NonFIT型低圧太陽光発電所の建設が活発に】
2020年10月、日本政府が「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指す方針を表明したことを契機に、再生可能エネルギーへの関心が一段と高まりました。
これを受けて、太陽光発電などの再エネ電源を導入しようとする電力需要家は、企業や自治体を中心に年々増加しています。
再エネ導入に積極的な企業が増えたことで、「コーポレートPPA」の導入が広がっています。
なかでも、需要家の施設とは異なる場所に設置された太陽光発電所で発電された電力を、一般の送電網を通じて供給する「オフサイトコーポレートPPA」が、自社に設備を持たずに再エネを導入できる手段として注目されています。
そのため、FIT(固定価格買取制度)に頼らず、発電した電力を市場や需要家に直接供給する野立てのNonFIT型低圧太陽光発電所の建設が活発になっています。
【需要家への再エネ電源供給、第一弾として26年中に5MWの運転開始目指す】
このような状況で、エクソルには「オフサイトコーポレートPPA」に関する相談が多く寄せられています。
この事業では、低圧太陽光発電所については年間約1,200件、17MWの建設実績(屋根上含む)があるエクソルが、発電所開発に加え蓄電池活用やコーポレートPPAによる売電に強みを持つEREと協働することで、このような市場のニーズに応えることを目指します。
エクソルが開発・建設した太陽光発電所をEREに提供し、2026年までに50件・設備容量5MW規模の発電所を2025年から順次着工し、2026年中の運転開始を予定しています。