エンカレッジ・テクノロジは、内外のセキュリティリスクからシステムを守る次世代型特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminONE(イーエスエス アドミンワン)」の最新バージョンV1.4を、2025年4月22日より販売開始します。
エンカレッジ・テクノロジ「ESS AdminONE」
エンカレッジ・テクノロジは、内外のセキュリティリスクからシステムを守る次世代型特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminONE(イーエスエス アドミンワン)」の最新バージョンV1.4を、2025年4月22日より販売開始。
■次世代型特権ID管理ソフトウェアESS AdminONEとは
ESS AdminONEは、コンピューターシステムに対してあらゆる権限を有する特権IDを適切に管理することで、内外のセキュリティ脅威からシステムを守り、システム運用の安全と安定稼働を実現する次世代型特権ID管理ソフトウェアです。
初版発売以降も機能拡張や管理対象システムの拡充を行っています。
■ESS AdminONE V1.4の強化点
最新のバージョンとなるESS AdminONE V1.4では、以下のような強化がされ、お客様の運用要件へより柔軟に対応できるようになりました。
【1】2つのシステム構成を組み合わせた多段構成で、さらに強固な特権アクセス制御を実現可能に
従来、ESS AdminONEのシステム構成は、ネットワーク構成や要件に応じて「ゲートウェイ構成」と「貸出ツール構成」の2種類から選択できましたが、最新バージョンではその2種類を組み合わせた多段的なシステム構成を実現できるようになりました。
図2. ESS AdminONEのゲートウェイ構成と貸出ツール構成
ESS AdminONEは、作業申請ワークフローまたは事前に定義したアクセスポリシーで承認されたユーザーのみにパスワードを開示しない状態で一時的にアクセスを許可する仕組みによりアクセス制御を行います。
ゲートウェイ構成はESS AdminONE自体をゲートウェイとして利用し、貸出ツール構成は操作端末または踏み台サーバーに導入した専用貸出ツール(Operation Authenticator)を用いてアクセス制御を行う構成です。
図3. ESS リモート運用における多段構成の例
今回のバージョンアップでは、これらを組み合わせた多段構成が可能になり、従来バージョンより強固なアクセス制御を実現することが可能です。
例えば、リモート運用において、社外から社内の踏み台システムに対してはゲートウェイを介してアクセスをし、その踏み台システムから重要システムなどの管理対象システムへのアクセスは貸出ツールを使用するよう制御することで、重要システムへの不正アクセスのリスクが低減され、システム運用の安全性の向上に貢献します。
【2】管理対象システムの拡充
さまざまなシステムを管理対象にできることはESS AdminONEの特長の一つです。
最新バージョンでは新たにMicrosoft Windows Server 2025を管理することが可能になりました。
【3】その他の拡張・改良点
以下の機能拡張を行い、運用性・使い勝手がさらに向上しました。
◇作業申請・ワークフローの使い易さ・運用性向上
◇ESS AdminONEを経由しない不正・不審なアクセスを検出する機能の運用性向上
■販売開始時期
ESS AdminONE V1.4は2025年4月22日より販売開始します。