「水道修理のセーフリー」は、トイレ修理において不当な高額請求の被害を受けた方に独自のインタビューを行い、同社サイトに2025年4月9日(水)に公開しました。
水道修理のセーフリー
「水道修理のセーフリー」は、トイレ修理において不当な高額請求の被害を受けた方に独自のインタビューを行い、同社サイトに2025年4月9日(水)に公開。
ぼったくり被害に直面した消費者へのインタビューを通じて、悪徳業者の特徴を調査しました。
さらに、優良な水道修理業者と比較を行い、見極めるポイント、そして被害に遭わないための対策を解説します。
■悪徳業者の巧妙な手口
- 過激な低価格の広告
- 作業前に見積もりを提示しない
- 修理道具を持ち込んでいない
- 振込先が個人名義になっている
「修理料金数百円~」など、低価格をうたう広告などで依頼を誘い、作業終了後に高額請求を行う手法が多く存在します。
人件費や交通費、修理費用などを考えると数百円で利益が出ることはありません。
あらかじめ、優良業者の適正料金を、事例などを参考に把握しておくことで、不自然に低価格であることに気づくことができます。
また、消費者の焦っている状況につけ込み、状況や修理方法の説明、見積もりの提示などなく勝手に作業を開始するのは、悪徳業者の特徴と言えます。
■優良な水道修理業者を見極めるポイント
- 料金体系が明確で分かりやすい
- 見積もりを無料提供してくれる
- 確実な実績がある
- 丁寧に説明してくれる
- 口コミや評判が良い
優良業者の対応事例として、「株式会社KANSUI」と「株式会社N-Vision」の2社のケースを取り上げます。
各作業に対する料金の詳細を明示しており、水道修理の依頼時には適正価格であるのか、判断材料として役立てることができます。
<トイレつまり修理の事例>
トイレの流れが悪く、トイレットペーパーなどが残ってしまうとのご依頼。
圧縮ポンプや薬品は効果がなかったため、便器を取り外しフランジ部を確認。
カメラで調査をすると固形化した油が見つかったため、高圧洗浄機で除去。
今後のトラブルを避けるため、他の配管も確認して洗浄。
同作業の総額は、60,800円でした。
便器の取り外しや、カメラで調査、今後のトラブルを避けるため、他の配管も高圧洗浄機を使用するなど、専門的な対応が必要になり、料金は妥当であると考えられます。
【トレイの脱着と、カメラ調査、高圧洗浄の様子】
トイレ施工
カメラ調査・高圧洗浄
【トレイの脱着と、カメラ調査、高圧洗浄 - 料金詳細】
料金詳細
<キッチンつまり修理の事例>
市販のパイプクリーナーで掃除したが直らないとのご依頼。
排水溝やシンク下の排水管を確認したところ、油汚れが蓄積したことにより、ジャバラホースでつまりを起こしていることが判明。
ジャバラホースを交換し、作業後に排水状況を点検して修理を完了。
【ジャバラホースの交換】
排水
【ジャバラホースの交換、ドレンクリーナ料金詳細】
料金表
■悪徳業者によるぼったくり被害インタビュー
不当な高額請求の被害にあったAさんへインタビューを実施しました。
Aさんは、旅行から帰ってきたら、家のトイレがつまっており、次の日は仕事ということもあり急いで修理業者を調べたところ、「24時間対応で280円」と書かれたホームページを見つけ、電話をかけ依頼。
トイレの様子を見て、依頼をしていないのに勝手に作業を開始。
「5万円を覚悟した方がいい」「20万円は必要」と値上がりしたため、「そんなにお金がない」と伝えると「11万円でいい」と言われたので振り込んだ後、足りないから、さらに9万円を振り込めと言われた。
見積書はなく、振込先が個人名義、名刺も渡されていないなど、後になって不審な点が多くあったと、Aさんは語っています。
■まとめ
悪徳業者は言葉巧みに、トイレ修理の相場を知らない消費者の不安や焦りを利用して、不当な高額請求を行います。
この問題に対処するため、「水道修理のセーフリー」は警戒を促すと共に、優良業者と協力し相場を明確にする活動を展開しており、悪徳業者の減少を目指しています。
さらに、「水道修理のセーフリー」では優良業者のみを掲載するWebサービスを通じて、ぼったくり被害を受ける消費者をゼロにすることを目標に活動を進めています。