BIGLOBEでは、「第16回 みんなで選ぶ 温泉大賞(R)」の発表にあわせ、温泉旅行に関する意識調査を実施、結果を公開しました。
BIGLOBE「温泉旅行に関する意識調査」
調査対象:全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人と
日本在住で20代~50代の外国籍の男女100人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月19日~2月21日
BIGLOBEでは、「第16回 みんなで選ぶ 温泉大賞(R)」の発表にあわせて温泉旅行に関する意識調査を実施。
この調査は、全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人と、日本在住で20代~50代の外国籍の男女100人の合計1,100人を対象にアンケート形式で実施しました。
調査日は2025年2月19日~2月21日、調査方法はインターネット調査です。
調査結果のトピックス
1. 温泉旅行で重視することは「料理」と「料金」、混雑していないことも5割が重視
2. 「温泉に連泊したい」と全体の8割以上が回答。
組み合わせは「金・土・日」が最多だが、「土・日・月」狙いも肉薄
3. 温泉宿の無料Wi-Fiは94.5%が使いたいと回答。
改善を希望することは回線の安定性向上と速度アップ。
動画視聴ニーズも5割超
4. 「オールインクルーシブ」の利用経験は3割弱。
利用して良かったことはドリンク・軽食の提供が最多
5. インバウンドによる混雑などオーバーツーリズムの影響を85.1%が感じると回答
6. 日本在住の外国人が思う温泉のよいところは「リラックスできる」。
苦手なところは「マナーがわかりづらい」
調査結果詳細
1. 温泉旅行で重視することは「料理」と「料金」、混雑していないことも5割が重視
全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人に「温泉地や宿を選ぶうえで、重要視すること」について複数回答で質問したところ、「料理」と回答した人が57.4%となった。
次に多かった回答は「料金」で51.4%となった。
また、「混雑していない」ことを重要視する回答が45.9%となっており、オーバーツーリズムとなっている旅先を回避したいというニーズが垣間見えた。
2022年12月に「温泉旅行で重視すること」を質問した際には(注1)、「値ごろ感」を選択した人の割合が34.5%であったことと比較すると、昨今の物価高が温泉を楽しむ上でも影響が出ていることがわかる。
<参考>2022年12月実施の意識調査(注1)
2. 「温泉に連泊したい」と全体の8割以上が回答。
組み合わせは「金・土・日」が最多だが、「土・日・月」狙いも肉薄
全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人に「週休3日になるなど休みがとりやすくなった場合、温泉に連泊をしてみたいか」と質問したところ、「ぜひ連泊をしてみたい」「連泊してみたい」と回答した人の割合はあわせて83.3%となった。
「ぜひ連泊をしてみたい」「連泊してみたい」と回答した833人に「連泊する場合、どの日程の組み合わせが最もよいか」を質問したところ、「金・土・日」の組み合わせが38.5%、「土・日・月」が32.9%と僅かながら「金・土・日」の方が多かった。
「平日だけ(を組み合わせる)」と回答した人は18.7%と少数派であった。
3. 温泉宿の無料Wi-Fiは94.5%が使いたいと回答。
改善を希望することは回線の安定性向上と速度アップ。
動画視聴ニーズも5割超
全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人に「温泉宿に無料のWi-Fiがあれば利用するか」と質問したところ、94.5%が「使いたい」と回答した。
温泉宿でも無料Wi-Fiへのニーズは非常に高く、ほとんどの人が利用を希望しているという結果となりました。
無料Wi-Fiを利用したいと回答した945人に「温泉宿で利用できる無料Wi-Fiでやりたいこと」を複数回答で質問したところ、一番多かった回答は「検索(周囲の見どころや旅行中の飲食店など)」で66.3%でした。
温泉宿でも無料Wi-Fiを使って観光情報や飲食店を調べたい旅行者が多いことがうかがえます。
また動画視聴と回答した人の割合は52.6%と半数を超えました。
また、全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人に温泉宿のWi-Fiで困ったことや改善して欲しいことを複数回答で質問したところ、「回線が不安定」44.5%、「Wi-Fiサービスがあっても遅い」(38.1%)という結果となっっています。
回線の安定性や速度に関する不満が多く、改善を希望する声が多くなっています。
温泉宿における高品質で高速のWi-Fiは、宿泊客満足度を左右する重要なサービスとなっているようです。
4. 「オールインクルーシブ」の利用経験は3割弱。
利用して良かったことはドリンク・軽食の提供が最多
全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人に旅行代金に食事や飲み物、アクティビティなどが含まれる宿泊プランの「オールインクルーシブ」という宿泊スタイルを知っているか、また利用したことがあるかを質問したところ、実際に利用した人の割合は28.4%と3割弱でした。
「オールインクルーシブ」を知らないと回答した人の割合は25.2%となっています。
「オールインクルーシブ」を利用したことがあると回答した284人に「オールインクルーシブを利用して良かったサービス・良かったこと」を複数回答で質問したところ、「ラウンジなどで提供されるドリンク、軽食」が59.9%、「食事と一緒に楽しめるドリンク・アルコール」が58.8%、「夕食後、フードの提供」が50.0%と飲食に関するサービスの評価が高いという結果となっています。
5. インバウンドによる混雑などオーバーツーリズムの影響を85.1%が感じると回答
全国の20代~50代で日本国籍の男女1,000人に、インバウンドによるオーバーツーリズムの影響(訪日外国人の増加による混雑などの悪影響)を感じたことがあるか質問したところ、「おおいに感じる」「やや感じる」をあわせた回答は85.1%と高い割合となりました。
日本人の大多数が、インバウンドによるマイナス面の影響も感じているようです。
6. 日本在住の外国人が思う温泉のよいところは「リラックスできる」。
苦手なところは「マナーがわかりづらい」
日本在住で20代~50代の外国籍の男女100人に「日本の温泉のいいところ」と「日本の温泉の苦手なところ」を複数回答で質問しました。
その結果、「日本の温泉のいいところ」では、「リラックスできる」54.0%、「日本ならではの文化を味わえる」41.0%、となりました。
また、「湯舟につかるのが新鮮」という回答も19.0%ありました。
温泉のリラックス効果や日本文化体験を高く評価する一方で、入浴習慣には新鮮さを感じる人もいることがわかりました。
「日本の温泉の苦手なところ」という質問では、「温泉に入る際のマナーがわかりづらい」が最多で23.0%という結果となりました。
「入浴の説明があっても言語が理解できない」という回答も11.0%あり、日本の温泉の文化に慣れていない外国人には、入浴のマナーがわかりづらいという結果となりました。
【外国人に質問】日本の温泉の苦手なところ
温泉地や宿の情報をどこから得ているかと質問したところ、「温泉地・宿公式サイト」が39.0%と最も多く、次いで「旅行サイト」が34.0%という結果に。
「SNS」や「動画」と回答した人の割合はいずれも24.0%にとどまり、公式サイトと旅行サイトが主要な情報源であることがうかがえます。
【外国人に質問】温泉地や宿の情報をどこから得ているか
※ この調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。
また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。
(注1)
記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。